経営の健全性・効率性について
施設利用率、水洗化率が共に100%に達しており、無駄のない効率的な施設運用が行われている。しかし、使用料収入が汚水処理経費の半分程度しかなく、収益的収支比率も経常的に100%を下回っており、受益者の負担のみでは会計の維持が困難な状況にある。
老朽化の状況について
事業開始から15年程度しか経過していないため、老朽化については問題がない。
全体総括
個別排水処理事業は全国的に見ても経費回収率が低く、税財源に依存した事業運営が行なわれているが、健全な会計を維持するためにも、有利子負債の圧縮と経費回収率の向上を図っていく必要がある。