高知市:公共下水道

地方公共団体

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地方公営企業の一覧


収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2015年度)

経営の健全性・効率性について

平成26年度に地方公営企業法を適用し,損益計算書や貸借対照表などの財務諸表に基づく経営分析を進めている。法適用後は,減価償却費の計上等から損益計算においては損失が発生し,早急な経営改善が必要となっている。経費回収率や汚水処理原価は,類似団体の平均となっているが,経常収支比率や流動比率,水洗化率が低く,累積欠損金比率が高いことから,早期の収益確保が必要となっている。また,施設利用率は,類似団体平均より高く,効率的な施設の利用ができているが,企業債残高対事業規模比率が高いことから,合理化を前提とした投資計画のもと,企業債残高の抑制とともに,水洗化人口一人当たりの企業債残高の抑制も検討していく。

老朽化の状況について

類似団体との比較では,管渠老朽化率は高く,管渠改善率は低くなっている。普及率(平成27年度末)が58.1%と全国平均(77.8%)より低く,未普及地域の早期解消に向けて,積極的な汚水整備に取り組んでおり,老朽管の計画的な更新には至っていない状況となっている。今後は,経営戦略やアセットマネジメント計画の策定及び推進により,計画的かつ効果的に老朽管の更新を進めていく。

全体総括

現在,上下水道事業の今後の経営のあり方について,学識経験者や市民代表で構成する経営審議会で審議をいただいており,年度末に答申をいただく予定である。平成29年度には,答申を参考に今後,経営戦略を策定する予定である。下水道経営においては,脆弱な財政基盤の強化が喫緊の課題であり,普及率や水洗化率の向上,使用料の適正化等による収益の確保とともに,投資や経営の合理化が必要である。長期的に安定した持続可能なサービスの提供に向け,経営戦略に基づく経営改善に取り組んでいく。

類似団体【Ac1】

函館市 青森市 盛岡市 秋田市 郡山市 宇都宮市 久喜市 佐倉市 市原市 八王子市 青梅市 多摩市 横須賀市 平塚市 鎌倉市 小田原市 秦野市 厚木市 金沢市 甲府市 沼津市 豊橋市 岡崎市 一宮市 春日井市 四日市市 大津市 草津市 岸和田市 富田林市 加古川市 奈良市 和歌山市 呉市 高松市 松山市 高知市 久留米市 長崎市 大分市 鹿児島市 浦添市 沖縄市