鳥取市：気高町遊漁センター

収益等の状況について

・気高町遊漁センターは、H26.8月で施設老朽化により休館。再びH28.4月より開館している。・収益的収支比率：H26～H27は休館。H28は収支比率では80％となっているが、再開に向けた初期費用の投入により総費用が上がったものである。・他会計補助金比率：H28は事業再開にあたり、大規模な施設改修費用の一部に繰入金を充当している。・売上高人件費比率：事業を再開したところであり、今後人件費の適正化、売上高の向上に努めていく。・売上高GOP比率：類似施設平均値より低いが、経費節減を図り、今後更なる営業収支の改善に努めていく。・EBITDA：H28は事業再開に係る初期費用投入による収益的収支減であり、H29以降は徐々に上向きになる見込みである。

資産等の状況について

事業の再開にあたり大規模改修を行い資産価値を高めているが、老朽化により今後も施設修繕は必要とみられる。

利用の状況について

宿泊できる施設ではあるが、施設老朽化により宿泊は受け入れていなかった。H28の施設改修により宿泊も可能となり、H29より受け入れを開始している。飲食営業のみ運営しており、利用実績は以下のとおり。・利用者数の推移（年間利用者数）H249,573人H2510,237人H264,074人※8月末で休館H27休館H2833,186人

全体総括

施設老朽化による大規模改修を行い、H28より新しい指定管理者による運営が開始されている。施設修繕箇所はまだ残るものの、民間のノウハウが活かされ利用者拡大につながっている。今後の方向性（民間譲渡等）については、施設状況及び経営状況の動向を確認し、地域内での施設のあり方、必要性を考慮しながら検討していく。