収益等の状況について
スポーツ公園宿泊施設の補完施設として活用しているため、収益を見込む施設になっていない。今後は、素泊まり対応の宿泊施設として積極的にPRを行い、宿泊ゴルフパック等の利用者を受け入れる考えである。ゴルフ場については、維持管理費用が嵩むため収益を見込むには厳しい状況である。尚、平成27年度に収支比率が上昇したのは、ゴルフ場維持管理料を増額し一般会計より繰り入れた関係である。また、人件費削減のため一部業務委託を行うなど経営の見直しを進めたため、平成25年度より売上高人件費率が下がっている。
資産等の状況について
池の平ハウスは、昭和30年代に池原ダム建設時の宿泊施設として建設された施設である。これまでから施設改修等を行っており、平成30年度には屋根修繕工事を計画している。
利用の状況について
池の平ハウスは、夏季シーズンにスポーツ公園で宿泊できない合宿チームを受け入れる程度である。今後は、素泊まり対応の宿泊施設として積極的にPRを行い、宿泊ゴルフパック等の利用者を受け入れる考えである。ゴルフ場については、地理的条件もあり利用者の増加を期待するのは厳しい状況であるが、維持管理の徹底を図ることにより、リピート客が増えつつある。
全体総括
ゴルフ場施設を含む池の平ハウスでは、現在、施設運営費としての管理料を投入していますが、収益を見込む状況ではありません。しかしながら、池の平ゴルフ場は、村民にとって福祉的要素の強い重要な娯楽施設であることから、今後も収支のバランスを考えながら人員確保及び人員配置を行い、より効率的な維持管理運営に努めます。ハウス宿泊施設は、素泊まり対応の宿泊施設として積極的な誘客活動を行ってまいります。