収益等の状況について
地域観光の奥裾花自然園への林道災害復旧のため一時休園に伴う観光客や平成28年5月の大浴場焼失により利用客が大幅に減少したことから、経営環境は厳しさを増しており、経費削減に努めています。収益的収支比率は△30%台で単年度収支は赤字が続き、他会計補助金比率が高くなっています。定員稼働率は類似施設平均値に比べ良好なものの21%に低下しています。
資産等の状況について
平成28年5月に大浴場が焼失により利用客が減少している。利用客を回復させるため平成29年11月の竣工を目指している。・本館、浴室棟、コテージ等の資産価値は4億6千万円、施設建設から約10年が経過し今後の施設修繕等に1,000万円を見込んでいます。
利用の状況について
奥裾花自然園では春や秋の観光シーズンに観光客を迎えていたが、平成26年林道災害による奥裾花自然園休園や平成28年浴室棟焼失により地域への宿泊需要が低下し、宿泊需要客の減少となっています。
全体総括
林道災害により平成26年から奥裾花自然園一時休園や平成28年浴室棟焼失等により施設利用者の低迷が続いていることから平成29年浴室棟を再建し日帰り温泉や宿泊など利用者の回復を図ります。また、売上人件費比率が高く、売上GOP比率から経営改善が必要となっています。