つくば市:公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2018年度)

経営の健全性・効率性について

公共下水道の収益的収支比率は103.6%と黒字だが、敷設後40年以上経過し老朽化が進む管渠やポンプ場施設の修繕費は今後さらに増加すると見込まれるため、経営改善に向けた努力が必要である。企業債残高対事業規模比率は前年度と比較して小さくなっているが、今後老朽化施設更新等のための企業債の増加が見込まれる。経費回収率も100%を下回っていることから、引き続き水洗化率の向上に取り組むとともに、適切な使用料水準の検討が必要となる可能性がある。汚水処理原価は昨年度より改善されたものの依然類似自治体比較して高い水準にある。主な要因は維持管理費が大きいことと考えられるので、引き続き接続率の向上に取り組むとともに、施設管理の包括委託等で効率的な維持管理を行う必要がある。また、長期的な視点に立って維持管理費を縮小するため、各取組を計画的に進めていく必要がある。

老朽化の状況について

つくば市の公共下水道エリアは、研究学園都市建設時に敷設された管渠が多く、敷設後40年を経過して老朽化が進んでいる。策定中のストックマネジメント計画に従い計画的な管渠の更新を行っていく必要がある。

全体総括

収益的収支比率は100%を超えているものの、今後は施設の老朽化に伴う維持管理費及び更新費用が増大することが見込まれる。策定中のストックマネジメント計画に従って計画的に更新を進め、長期的な視点に立って維持管理費・更新費を抑制するとともに、水洗化率のさらなる向上等による適正な下水道使用料の確保が必要である。

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