地方財政ダッシュボード

長崎県の財政状況(2021年度)

収録データの年度

2024年度2023年度2022年度2021年度2020年度2019年度2018年度2017年度2016年度2015年度2014年度2013年度2012年度2011年度2010年度

共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2021年度)

目的別歳出

総額8,098億円

性質別歳出

総額8,098億円

歳入の内訳

総額8,350億円

財政比較分析表(2021年度)

財政力

・本県は、自主財源の割合が歳入の30.6%と低く、特に地方税については、県民一人当たりの決算額が全国でも最下位近くにあることから、都道府県平均と比較して厳しい状況で推移している。・指数は全国的な傾向と同様に横ばいであるものの、依然として低い水準にとどまっている。・引き続き、より一層の事業の選択と集中を図るとともに、歳入確保対策に努める。

財政力指数

財政構造の弾力性

・本県は、歳出のうち社会保障関係費などの義務的経費が占める割合が高い一方、歳入では地方税や地方交付税などの一般財源収入の割合が低い状況。・令和3年度は地方税、地方譲与税、地方交付税等の増により経常一般財源が増となり、歳出面では公債費、人件費、補助費等の経常経費充当一般財源が減となったことにより、経常収支比率は前年度から7.4ポイント下落し、89.2となった。・今後も「長崎県行財政運営プラン2025(令和3~7年度)」等の着実な実施により、持続可能な財政運営に努める。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

・人件費について、本県は離島や半島が多く、行政サービスに対して他県よりコストがかかるため、都道府県平均より高い状況が続いているが、継続的に行財政改革に取り組み、業務の集約化や外部化による組織・人員の見直し、職員給与の適正化等を進めてきたところ。今後も、時代の変化とともに多様化する行政ニーズに対応しつつ、適正な職員配置等に努めていく。・物件費については、さらなる業務効率化を図るため、行政のデジタル化にかかる取組等を実施していく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

・これまでの給与制度の見直しや管理職員の給与カット(2~3%)の実施により、グループ内平均値を下回る状況が続いており、引き続き適正な運用に努める。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

・令和3年度(3か年平均)の減の主な要因としては、元利償還金の額が平成30年度と比べて減少していることなどが挙げられる。・今後の実質的な公債費は、近年の大型事業である県立図書館整備、長崎警察署建替等の償還が本格化することもあり、上昇傾向で推移する見込みとなっている。・このため、財政運営の健全性とのバランスを考慮し、投資事業の重点化・効率化を図りながら、引き続き公債費や県債残高の適正管理に取り組んでいく。

実質公債費比率

将来負担の状況

・本県の将来負担比率は、近年ほぼ横ばいであったが、令和3度決算では減少となっている。・令和3年度の減の主な要因としては、地方債残高は約117億円増加したが、退職手当負担見込額の減、交付税精算措置等に備えて積み立てた充当可能基金の増等により分子が減となったこと、分母については、交付税の再算定等に伴う標準財政規模が増となったことが挙げられる。・令和3年度は、特殊要因により当該比率が改善しているが、今後も引き続き将来の公債費負担抑制に努めていく。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)

人件費

・本県は、離島や半島が多く、行政サービスに対して他県よりコストがかかるため、都道府県平均より高い水準にあり、経常収支比率は、近年はほぼ横ばいで推移している。・令和3年度は、職員数や退職手当支給対象者の減に伴う給与費の減や、分母となる経常一般財源等の総額が普通交付税の増などで増加したことにより経常収支比率は減少している。

経常収支比率(人件費)

物件費

・物件費にかかる経常収支比率は、電子決裁システムの利用促進等によるペーパーレス化の推進や旅費の見直しをはじめ、内部管理経費の適正化に取り組んできたことから、都道府県平均やグループ内平均値と比較しても低い水準となっている。・今後もAIやRPA等の有効活用による行政のデジタル改革など、さらなる見直しに取り組んでいく。

経常収支比率(物件費)

扶助費

・本県の扶助費は、原爆被爆者援護関係費用などで都道府県平均よりも高い状況が続いており、令和3年度も横ばいとなっている。・扶助費の多くは法令等により支出が義務付けられており、縮減が容易でない経費となっているため、今後も動向を注視していく。

経常収支比率(扶助費)

その他

・維持補修費などのその他の経常経費については、都道府県平均とほぼ同水準となっている。

経常収支比率(その他)

補助費等

・補助費にかかる経常収支比率は、平成30年度以降、社会保障関係費の増はあるものの、同水準で推移しており、令和3年度は、分母となる経常一般財源等の総額が普通交付税の増などで増加したこと等により減少している。・今後も社会保障関係費の増加が見込まれることから、引き続き、「長崎県行財政運営プラン2025(令和3~7年度)」等に基づき、健全な財政運営に努める。

経常収支比率(補助費等)

公債費

・公債費の平準化の取組や、過去の大型事業の償還が順次終了していること等により、近年公債費は減少傾向で推移している。・令和3年度は公債費の減に加え、分母となる経常一般財源等の総額が普通交付税の増などで増加したことにより経常収支比率は減少している。・今後は、公債費の増加を見込んでいることから、引き続き公債費の平準化や、投資事業の重点化・効率化を図りながら、公債費や県債残高の適正管理に取り組んでいく。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

・公債費以外の経常収支比率は、近年横ばいで推移してきたが、令和3年度は人件費、補助費の減や、分母となる経常一般財源等の総額が普通交付税の増などで増加したこと等により減少している。・引き続き、「長崎県行財政運営プラン2025(令和3~7年度)」等に基づき、健全な財政運営に努める。

経常収支比率(公債費以外)

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

目的別歳出の分析欄

・総務費は、住民一人当たり46,061円となっている。令和3年度は、財政調整基金に後年度の普通交付税の精算に備え、120億円積立を実施していることから増加している。・民生費は、住民一人当たり89,004円となっている。令和3年度は前年度に引き続き福祉関係の新型コロナウイルス感染症対策事業により決算額が大きく増加したままとなっている。・土木費は、住民一人当たり82,739円となっている。離島や半島が多い本県の地形上の特徴から、他県と比較すると高くなっている。・警察費は、住民一人当たり27,863円、また、教育費は112,757円となっている。本県は、離島や半島が多く、施設や人員の効率的な配置が難しいため、行政サービスに対して他県よりコストがかかり、他県と比較して高い水準で推移している。・公債費は、住民一人当たり72,085円となっている。公債費の平準化の取組などを実施してきたものの、依然として高水準で推移しており、今後も、大型事業の償還が本格化することから公債費の増加傾向は続く見込みとなっている。・衛生費、労働費、農林水産業費、商工費については、新型コロナウイルス感染症対策事業により決算額が大幅増となった令和2年度とほぼ同水準で推移している。

議会費

グループ内順位12位/ 13団体

労働費

グループ内順位4位/ 13団体

消防費
諸支出金

グループ内順位1位/ 13団体

総務費

グループ内順位9位/ 13団体

農林水産業費

グループ内順位8位/ 13団体

教育費

グループ内順位7位/ 13団体

前年度繰上充用金

グループ内順位1位/ 13団体

民生費

グループ内順位7位/ 13団体

商工費

グループ内順位11位/ 13団体

災害復旧費

グループ内順位7位/ 13団体

衛生費

グループ内順位7位/ 13団体

土木費

グループ内順位8位/ 13団体

公債費

グループ内順位11位/ 13団体

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)

性質別歳出の分析欄

・人件費は、住民一人当たり137,138円となっている。本県は、離島や半島が多く、行政サービスに対して他県よりコストがかかるため、都道府県平均より高い状況が続いている。こうした中、数次にわたる行財政改革で、職員数の削減や給与見直しの取組を続けているが、近年は横ばいとなっている。・物件費は、住民一人当たり17,735円となっている。数次にわたる行財政改革等により内部管理経費の適正化に取り組んでおり、他県と比較して低い水準となっている。さらなる業務効率化を図るため、行政のデジタル化にかかる取組の促進を図っていく。・扶助費は、住民一人当たり18,015円となっている。原爆被爆者援護関係費用などの影響により、他県と比較して高い水準となっている。・補助費等は、住民一人当たり176,889円となっている。令和3年度は前年度に引き続き新型コロナウイス感染症への各種対策(医療関係、事業者支援等)により金額が大きく増加したままとなっている。・普通建設事業費は、住民一人当たり125,365円となっている。新幹線整備事業負担金や防災・減災対策の取組推進により、他県と比較してコストが高くなる傾向となっている。・公債費は、住民一人当たり71,962円となっている。公債費の平準化の取組などを実施してきたものの、依然として高水準で推移しており、今後も、大型事業の償還が本格化することから公債費の増加傾向は続く見込みとなっている。・積立金は、住民一人当たり23,602円となっている。令和3年度の主な増理由は、財政調整基金及び減債基金への積立金の増によるものである。

人件費

グループ内順位9位/ 13団体

補助費等

グループ内順位2位/ 13団体

災害復旧事業費

グループ内順位7位/ 13団体

投資及び出資金

グループ内順位3位/ 13団体

物件費

グループ内順位13位/ 13団体

普通建設事業費

グループ内順位8位/ 13団体

失業対策事業費

グループ内順位1位/ 13団体

貸付金

グループ内順位12位/ 13団体

維持補修費

グループ内順位9位/ 13団体

普通建設事業費(うち新規整備)

グループ内順位2位/ 13団体

公債費

グループ内順位11位/ 13団体

繰出金

グループ内順位2位/ 13団体

普通建設事業費(うち更新整備)

グループ内順位13位/ 13団体

積立金

グループ内順位11位/ 13団体

前年度繰上充用金

グループ内順位1位/ 13団体

実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)

分析欄

・実質単年度収支は前年度比でプラスとなった。実質収支額は継続的に黒字を確保しており、今後とも健全な財政運営に努める。・財政調整基金については、最低水準の取崩しに努めており、令和3年度は取り崩しを実施しなかった一方で、普通交付税の精算に備えて120億円の積み立てを実施したこと等により、約125億円の増となった。・引き続き「長崎県行財政運営プラン2025(令和3~7年度)」等の着実な実施により、財政健全化の取組を前進していく。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)

分析欄

・一般会計および各特別会計について、連結実質赤字額は発生していない。・今後も「長崎県行財政運営プラン2025(令和3~7年度)」等の着実な実施により、徹底した経費の節減と効率的な事業執行に努め、健全な財政運営を進めていく。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

・元利償還金等(A)については、公債費の平準化の取組や、過去の大型事業の償還が順次終了していること等により、前年度から減少した。・算入公債費等(B)についても減となっており、実質公債費比率の分子は減となっている。・今後の実質的な公債費は、近年の大型事業である県立図書館整備、長崎警察署建替等の償還が本格化することもあり、上昇傾向で推移する見込みとなっている。・このため、財政運営の健全性とのバランスを考慮し、投資事業の重点化・効率化を図りながら、引き続き公債費や県債残高の適正管理に取り組んでいく。

実質公債費比率,公債費等

減債基金の分析欄

・減債基金積立相当額の積立ルールどおり積み立てており不足額は生じていない。

将来負担比率(分子)の構造(2021年度)

分析欄

・職員数の減等により、退職手当負担見込額が減少したものの、国の防災・減災、国土強靭化のための3か年緊急対策の取組等により、一般会計等に係る地方債現在高は増となっており、将来負担額(A)は増となった。・普通交付税の精算に備えて財政調整基金に120億円の積み立てを実施したこと等により、充当可能財源等(B)は増となった。・将来負担額(A)及び充当可能財源等(B)ともに前年度比で増となっているが、充当可能財源等(B)の伸びが上回ったため、将来負担比率(分子)は減となっている。・引き続き、財政運営の健全性とのバランスを考慮し、事業の選択と集中を図りながら、将来負担額の抑制に努める。

将来負担比率

基金残高に係る経年分析(2021年度)

基金残高合計

(増減理由)・令和3年度は、基金全体としては約231億円の増となった。主な要因は、普通交付税の精算に備えて財政調整基金に120億円の積み立てを実施したことや、今後の地方債償還に備えて減債基金に約113億円の積み立てを実施したことによるもの。(今後の方針)・長期化する物価高騰や、新型コロナウイルス感染症による影響等を十分に注視しながら、引き続き歳入歳出両面から収支改善に力を注ぐとともに、より一層の事業の重点化を図るなど、効果的・効率的な事業執行と経費の節減に努めることにより、基金規模の確保に努めていく。・また、特定目的基金については、基金の適正規模や他県の保有状況等を勘案し、取崩しや統合を促進することとしている。

基金残高合計

財政調整基金

(増減理由)・令和3年度は基金を取り崩さない財政運営を実施するとともに、後年度の普通交付税の精算に備えて120億円の積み立てたこと等により、約125億円の増となった。(今後の方針)・財政調整基金については、歳入・歳出両面からの収支改善の取組により取崩額の圧縮に努め、令和3年度は取り崩しを実施しなかった。・社会保障関係費や公債費の増加に加え、長期化する物価高騰や新型コロナウイルス感染症の影響への対応など、本県財政を取り巻く環境は厳しさを増しており、そうした中、感染症対応や自然災害に備え、一定水準の基金残高を確保しながら、健全な財政運営に努めていく必要がある。・そのため、今後の財政運営に当たっては、新型コロナウイルス感染症による影響等を十分に注視しながら、引き続き収支の改善に力を注ぐとともに、より一層の事業の重点化を図るなど、効果的・効率的な事業執行と経費の節減に努めることにより、基金規模の確保に努めていく。

財政調整基金

減債基金

(増減理由)・今後増加が見込まれる地方債償還に備えて積み立てを実施したことにより、約113億円の増となった。(今後の方針)・今後、中長期的には地方債償還額は増加することが見込まれるため、計画的な基金執行が求められる。・「長崎県行財政運営プラン2025(令和3~7年度)」に基づき、歳入・歳出両面からの収支改善を進めることにより、基金規模の確保に努めていく。

減債基金

その他特定目的基金

(基金の使途)・産業文化振興基金:産業文化の振興を図り、その発展に資するための取組を推進・退職基金:退職手当に要する経費の財源に充当・地域医療介護総合確保基金:地域における医療及び介護の総合的な確保の促進に関する法律(平成元年法律第64号)第4条第1項の規定に基づく地域における医療および介護の総合的な確保のための事業を推進・地域福祉基金:地域における福祉保健の向上を図るための各種事業の推進・災害基金:災害の復旧、災害復旧債の償還の推進(増減理由)・地域医療介護総合確保基金:病床の機能分化・連携を推進するための基盤整備事業等への充当減により約5.9億円の増となっている。・地域福祉基金:国庫返還金に係る基金積立て額の減、佐世保こども・女性・障害者支援センター充当額の減により約9.9億円の減となっている。(今後の方針)・その他特定目的基金全体:「長崎県行財政運営プラン2025(令和3~7年度)」に基づき、特定目的基金については、基金の適正規模や他県の保有状況等を勘案し、取崩しや統合を促進することとしている。

その他特定目的基金

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)

有形固定資産減価償却率

・本県の有形固定資産減価償却率は、都道府県平均と比較してやや低い水準にあるものの、上昇傾向にある。・「長崎県公共施設等総合管理基本方針」に基づく施設類型ごとの個別施設計画等を踏まえつつ、改修等による長寿命化対策などを実施していく。

有形固定資産減価償却率

グループ内順位8位/ 13団体

(参考)債務償還比率

・本県においては、経常収支比率が都道府県平均と比較し高い水準にあることから、債務償還費率についても高めの数値となっている。・施策の重点化・業務の効率化による分母の改善とあわせて、将来負担額の抑制等に取り組み、健全な財政運営を維持していく。

(参考)債務償還比率

グループ内順位12位/ 13団体

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

・本県の将来負担比率は、令和3年度決算では退職手当負担見込額の減、充当可能基金の増、標準財政規模の増等により減少している。・有形固定資産減価償却率については、施設の老朽化に伴い上昇傾向にあるため、財政運営の健全性とのバランスを考慮し、事業の選択と集中を図りながら、将来負担を抑制しつつ、施設の適切な維持管理・修繕等を進めていく必要がある。

将来負担比率と減価償却率の組合せ分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

・本県は、県税収入等の自主財源が少ない中、交付税措置率の高い県債の活用や公債費の平準化の取組などにより、実質公債費比率は減少傾向にあるが、今後の公債費の増加が見込まれることから、引き続き適正化に取り組んでいく必要がある。・将来負担比率については、類似団体よりも高い状況にあり、地方債残高等の推移を注視し引き続き事業の選択と集中を図りながら、将来負担額の抑制に努める。

将来負担比率と実質公債費比率の組合せ分析

施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)

施設情報の分析欄

・厳しい財政状況の中、特に老朽化が進む公共施設について「長崎県公共施設等総合管理基本方針」に基づく施設類型ごとの個別施設計画等を踏まえつつ、改修等による長寿命化対策などを実施していく必要がある。・とりわけ老朽化が進んでいた【図書館】については、令和元年度に新県立図書館が開館した。・なお、【港湾・漁港】について、本県は海岸線の延長が北海道に次ぐ全国二位の長さを誇り、多くの港湾・漁港施設を保有していることから、一人当たり有形固定資産(償却資産)額が都道府県平均に比べて非常に高くなっている。

道路

グループ内順位2位/ 12団体

橋りょう・トンネル

グループ内順位5位/ 12団体

公営住宅

グループ内順位7位/ 12団体

港湾・漁港

グループ内順位6位/ 11団体

認定こども園・幼稚園・保育所
学校施設

グループ内順位10位/ 12団体

児童館
公民館

施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)

施設情報の分析欄

・厳しい財政状況の中、特に老朽化が進む公共施設について「長崎県公共施設等総合管理基本方針」に基づく施設類型ごとの個別施設計画等を踏まえつつ、改修等による長寿命化対策などを実施していく必要がある。・【警察施設】や【庁舎】については、特に老朽化が進んでいたが、平成29年に新県庁舎(行政棟、議会棟、警察本部庁舎棟)が完成し、減価償却率は大きく下がっている。・【陸上競技場・野球場・球技場】については平成25年に長崎県立総合運動公園陸上競技場を改修したことから、【県民会館】については平成13年に県民文化ホール「アルカス佐世保」が開館したことから、減価償却率は都道府県平均よりも低いが、【体育館・プール】や【保健所】の減価償却率が高くなってきており、人口減少を踏まえた施設保有のあり方等を含めて、改修の時期や内容等を検討していく必要がある。(【体育館・プール】の有形固定資産減価償却率については、再精査の結果34.1%→62.1%となり例年並みの比率となった。)

図書館
体育館・プール

グループ内順位3位/ 12団体

福祉施設
市民会館
一般廃棄物処理施設
保健センター・保健所
消防施設
庁舎

グループ内順位1位/ 12団体

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2021年度)

資金収支計算書

財務書類に関する情報①(2021年度)

1.資産・負債の状況

・一般会計等においては、資産総額は前年度と比べ59億円の増となっており、主な要因は資金収支計算書上の現金預金の増等によるものである。・負債は前年度と比べ119億円の増となっており、主な要因は地方債の新規発行に伴う固定負債の増等によるものである。・交通事業や港湾整備事業等を加えた全体では、資産が前年度と比べ5億円の減となっており、主な要因は減価償却費累計額の増である。負債は109億円の増となっており、主な要因は地方債の増などである。・地方公社や、第三セクター等を加えた連結では、資産が前年度と比べ126億円の増となっており、主な要因は資金収支計算書上の現金預金の増である。負債は135億円の増となっており主な要因は地方債の増などである。

貸借対照表ツリーマップ
資産合計
負債合計

2.行政コストの状況

・一般会計等においては、業務費用が3,431億円、移転費用が2,948億円となり、業務費用の方が多かった。人件費は1,830億円、物件費等は1,397億円となっており、物件費等のうち減価償却費が1,213億円を占めている。・全体においては、一般会計等に比べ交通事業収入を使用料及び手数料に計上しているため、経常収益が1,059億円多くなっている一方、国民健康保険の給付費等を補助金等に計上しているため、移転費用が1,544億円多くなり、純行政コストが532億円多くなっている・連結においては、一般会計等に比べ連結対象企業等の事業収益を計上し、経常収益が1,486億円多くなっている一方、移転費が1,475億円多くなっているなど経常費用が2,034億円多くなり、純行政コストは526億円多くなっている。

純経常行政コスト
純行政コスト

3.純資産変動の状況

・一般会計等においては、税収等の財源(6,083億円)が純行政コスト(6,178億円)を下回ったことにより、純資産残高は61億円の減少となった。主な要因は、港湾や漁港等のインフラ施設の有形固定資産の減価償却が進んだことによるものである。・全体では国民健康保険特別会計の負担金が国庫等補助金等に含まれることから、一般会計等に比べて国県等補助金が511億円多くなっていおり、本年度差額は▲122億円となり、純資産残高は115億円の減少となった。・連結では国民健康保険特別会計の負担金が国県等補助金等が財源に含まれることから、一般会計等と比べて財源が583億円多くなっており、本年度差額は16億円となり、純資産残高は1億円の減少となった。

本年度差額
本年度末純資産残高
本年度純資産変動額

4.資金収支の状況

・一般会計等においては、業務活動収支は762億円であったが、投資活動収支は▲651億円となっている。財務活動収支は、地方債の発行が地方債償還支出を上回ったことから160億円となった。その結果本年度資金収支額は271億円となり、本年度末資金残高は456億円となった。・全体においては、一般会計等と比較して補助金収入及びその他の収入が増加したことにより業務活動収支が17億円プラスとなった一方で、公共施設等整備費支出や地方債償還支出が増加したことにより、投資活動収支が52億円マイナス、財務活動収支が5億円マイナスとなった。全体の本年度資金収支は231億円となり、本年度末資金残高は523億円となった。・連結においては、一般会計等と比較して補助金収入及びその他の収入が増加したことにより業務活動収支が113億円プラスとなった一方で、公共施設等整備費支出や地方債等償還支出が増加したことにより、投資活動収支が66億円マイナス、財務活動収支が7億円マイナスとなった。その結果、連結の本年度資金収支は311億円となり、本年度資金残高は817億円となった。

業務活動収支
投資活動収支
財務活動収支

財務書類に関する情報②(2021年度)

1.資産の状況

海岸延長が長く、多くの有人離島を有する本県は、港湾・漁港等のインフラ資産を多く有しており、全資産に占めるインフラ資産の割合は81%となる。インフラ資産は換価性が低く、維持管理経費も大きいことから、公共施設全体でさらなる効率的かつ

①住民一人当たり資産額(万円)
②歳入額対資産比率(年)
③有形固定資産減価償却率(%)

2.資産と負債の比率

本県はインフラ資産を主とする資産額が大きいことから、純資産比率は類似団体平均と比べて大きく、社会資本等形成に係る将来世代の負担の程度を示す将来世代比率は小さい。一方で資産に占める有形固定資産の割合が高い(91.9%)ことから、公共施設等総合管理計画に基づき、老朽化した施設の適正管理に努める。

④純資産比率(%)
⑤将来世代負担比率(%)

3.行政コストの状況

住民一人当たりの行政コストは類似団体と同程度であるが、財源調整基金を取崩しながらの非常に厳しい財政運営であり、「行財政改革推進プラン」等の着実な実施等により、財政健全化の取組を前進させる。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

4.負債の状況

住民一人当たりの負債額は類似団体平均と比べて同程度である。基礎的財政収支は新県庁舎建設事業の完了等により4,801百万円となり、プラスに転じているが、新県立図書館の整備等大型事業が続いており、類似団体平均を下回っている。引き続き収支の均衡を図りながら持続可能な財政運営に取り組んでいく。

⑦住民一人当たり負債額(万円)
⑧基礎的財政収支(百万円)
⑧業務・投資活動収支(百万円)

5.受益者負担の状況

受益者負担比率は類似団体平均と同程度であるが、経常費用を削減するための取組を進めるとともに、税負担の公平性・公正性や透明性の確保に努めていく。

⑨受益者負担比率(%)

よくある質問

このページで何が分かりますか?

長崎県の2021年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。