収益等の状況について
一般会計からの繰入金への依存度が高い状態が続いている。平成27年度からは、単年度収支が赤字となっており、早急かつ実効性のある改善に取り組む必要がある。
資産等の状況について
各施設の老朽化が進んでおり今後の設備投資については、施設運営の将来計画を踏まえて適切に行っていく必要がある。
利用の状況について
スキー場、キャンプ場等の利用者については、天候の影響により大きく変動するため、安定した利用が見込める教育旅行や体験ツアーの宿泊者の増加に積極的に取り組む。閑散期の宿泊者の取り込みが課題である。
全体総括
市が取り組んでいる、地域振興事業になくてはならない施設であり、周辺の施設、団体と連携することで、地域に愛される存在となっている。また、恵まれた自然環境や地域の魅力を感じてもらうことを前面に出した経営を行うことで、教育旅行だけでなく一般観光客に対しての魅力度向上を進めていく。施設の多くで老朽化による劣化がみられるが、計画的かつ効率的な改修を行っていく。