収益等の状況について
収益的収支比率について、平成26年度より上昇し、以降で続けて類似施設平均を上回っている。また、定員稼働率についても年々上昇しており、類似施設平均を上回ってる。これは、サービスの向上などにより経営が改善されているためであると考えられる。
資産等の状況について
設備の更新については、耐用年数が経過したもののうち安全面や衛生面に支障が出るおそれがあるものから優先的に更新している。平成23年度には、全国からのシニア層や外国人旅行者の宿泊増加を目指してリニューアル改修を実施した。
利用の状況について
施設と周辺地域の宿泊客数動向については、減少が続いていた中、平成29年には少しながら増加となっている。今後も宿泊者数の増加を目指して、観光客の誘致や外国人観光客の受け入れなどに積極的に取り組んでいく。
全体総括
平成23年に施設の大規模改修による大幅なリニューアルを実施し、また、平成27年から外部人材を受け入れるなど経営改善に向けた取り組みを進めている。今後も宿泊客に喜んで頂けるようにサービスの向上を図るとともに運営の効率化を進め健全な経営に努める。