収益等の状況について
収益の改善により収益的収支比率が27年度より94%を超えており今後も経営改善に向けた取り組みを進めることにより、100%越えを目指す。30年度から経営健全化計画の策定に着手する。
資産等の状況について
施設は昭和52年築、平成11年一部改修で老朽化が進んでいる。金債残高対料金収入比率は類似施設平均を上回っているが順調に償還が進んでいることから改善の方向にある。
利用の状況について
当該施設における宿泊需要が一定の高さを保っていることは明らかであるが、民間譲渡、売却等は、施設の老朽化、耐震化工事の必要性があることから難しいと考えられる。
全体総括
収益性は経営努力によって改善傾向にあるが、施設の老朽化の問題があり将来的には廃止を視野に検討していく必要がある。