渋川市：ＳＵＮおのがみ

収益等の状況について

①収益的収支比率は、平均値より8.7ポイント上回り、100%を超えていることから、黒字経営となっている。②他会計補助金比率及び③宿泊者一人当たりの他会計補助金額については、0となっており一般会計に依存していない状況である。④定員稼働率は、平均値より20.3ポイント上回っており、比較的良好である。⑤人件費比率は、平均値を5ポイント上回っている。人件費の抑制を図る必要がある。⑥売上高ＧＯＰ比率は、平均値よりも18ポイント高くなっており、施設の営業に関する収益性が保たれている。⑦ＥＢＩＴＤＡは、平成25年度では数値がマイナスになったものの、平成26年度以降は公営企業として収益性が保たれている。

資産等の状況について

⑩設備投資見込額については、今後10年間で見込む建設改良費や修繕費などの額であるが、真空式温水機更新工事・大浴場手摺取付工事・自動火災報知器改修工事・チラーユニット改修工事を予定している。⑫企業債残高対料金収入比率は、0であるが、これは企業債残高が0であることによるものである。

利用の状況について

一時、県内の延宿泊者に占める割合が下がったが、市及び当該施設において回復傾向にある。

全体総括

指定管理制度を導入し運営しており、収益状況は比較的良好である。施設の開館から20年が経過しているため、計画的に設備の改修や修繕を実施していく必要がある。収益等の状況から見ても、収益性が保たれていることが分かるように、民間企業への施設譲渡についても現在検討している状況である。