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地方公共団体

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収集されたデータの年度

2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度

人口の推移

財政比較分析表(2019年度)

財政力

財政力指数の分析欄

東京都を除いた道府県の中で最も上位のグループ(財政力指数が0.5以上1.0未満)に分類されており、全国では高い方から8番目となっている。近年は企業収益の回復などに伴い、7年連続で改善している(平成30:0.64818→令和1:0.65525)。

グループ内順位:7/21

財政構造の弾力性

経常収支比率の分析欄

臨時財政対策債が減少したことから、分母である経常一般財源が減少した一方、分子である経常経費充当一般財源において、補助費等(主に社会保障関係経費)の増加が大きかったため、昨年度と比較して2.7ポイント増加となった。他の都道府県との比較では、全国的には低い方から30番目となっている。今後とも、課税の適正化や県有財産の有効活用などによる自主財源確保に努めるとともに、職員の適正配置や事務事業の見直しなどを行うことで財政の弾力性確保に努めていく。

グループ内順位:11/21

人件費・物件費等の状況

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

令和元年度は、廃止となった県有施設の解体に伴う物件費などの増により、昨年度と比較して1,740円増加している。グループ内の平均を上回っており、全国では低い方から17番目となっている。今後とも、職員の適正な定数管理や職員給与等の適正化に努めるとともに、公共施設等の効率的・計画的な維持管理に努めていく。

グループ内順位:15/21

給与水準(国との比較)

ラスパイレス指数の分析欄

特定職員、一般職員ともに、「特に良好」、「極めて良好」の昇給号給数が国よりも低いこと、また、一般職員については、それらを適用する職員の割合が少ないことから、ラスパイレス指数は緩やかに低下している。他の都道府県との比較では、都道府県の平均を上回っていることから、引き続き、国や他団体の状況、民間給与の状況等を踏まえながら、職員給与の適正化を図っていく。

グループ内順位:11/21

定員管理の状況

人口10万人当たり職員数の分析欄

人口10万人当たりの職員数については、総人口ベースでは全国で少ない方から16番目、政令市を除く人口ベースでは少ない方から4番目となっている。今後とも、時代のニーズに柔軟かつ的確に対応できるよう、職員が新たな発想で積極的に挑戦できる体制、スピード感のある事務執行体制、「選択と集中」によるメリハリのある体制の3つの柱を基本とした、組織体制づくりと適正な人員配置を行っていく。

グループ内順位:13/21

公債費負担の状況

実質公債費比率の分析欄

昨年度に続きグループの平均を下回っており、全国で低い方から12番目となっている。平成11年度以降、公共投資の重点化に努めてきたことにより比率は改善傾向にある。高利の既発債の償還により利子が減少したことなどから、令和元年度は前年度と比較し0.2ポイント改善した。財政健全化目標として当該指標の全国中位以下の維持を掲げており、公共投資に充てる県債の発行額については引き続き適切にコントロールしていく。

グループ内順位:4/21

将来負担の状況

将来負担比率の分析欄

将来負担額から充当可能財源等を差し引いた分子の減(-152億円)等により、前年度と比較し、2.8ポイントの減となっている。分子の減については、一般会計等地方債現在高の減や退職手当支給予定額の減等によるものである。他の都道府県との比較では、昨年度と同様グループ内及び全国の平均を上回っており、全国でも高い方から18番目となっている。引き続き、保有土地等に係る将来負担額の計画的な解消に取り組み、財政の健全化を推進していく。

グループ内順位:14/21

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)

人件費

人件費の分析欄

分子である人件費について、近年はほぼ横ばいとなっているが、臨時財政対策債の減少により分母が減少したため、昨年度と比較して0.6ポイント増加している。グループ内の平均を上回っており、全国では高い方から3番目となっている。引き続き、「茨城県総合計画」に基づき職員数の適正化に取り組むとともに、国や他団体の状況等を踏まえた職員給与等の適正な管理を進めていく。

グループ内順位:20/21

物件費

物件費の分析欄

グループ内の平均を上回っており、昨年度と比較して0.2ポイント増加していることから、事務事業のスクラップアンドビルドなどにより内部管理経費の節減に継続して取り組み、経常的な経費の節減に努めていく。

グループ内順位:13/21

扶助費

扶助費の分析欄

割合はほぼ横ばいとなっている。グループ内の平均を下回っており、全国では、低い方から23番目となっている。引き続き、扶助費の適切な執行に努めていく。

グループ内順位:14/21

その他

その他の分析欄

その他の主な内容は、道路や学校等に係る維持補修費となっており、昨年度と比較して0.2ポイント増加している。グループ内の平均を上回っており、全国では、高い方から13番目となっている。引き続き、効率的・計画的な維持管理・更新等を推進していく。

グループ内順位:14/21

補助費等

補助費等の分析欄

令和元年度については、介護給費負担金や後期高齢者医療給付費負担金など、法令に基づく社会保障関係の補助費が増となったことから、前年度と比較して1.3ポイント増加している。グループ内の平均は下回っているが、引き続き、補助対象や補助率などの見直しを行うなど補助金の適正化を推進していく。

グループ内順位:8/21

公債費

公債費の分析欄

分子である公債費は減少したが、臨時財政対策債の減少により分母も減少したため、昨年度と比較して0.3ポイント増加している。グループ内の平均を下回っており、全国では、低い方から7番目となっている。公共投資に充てる県債の発行額等については、引き続き適切にコントロールし、公債費負担の抑制に努めていく。

グループ内順位:5/21

公債費以外

公債費以外の分析欄

社会保障関係経費の増加などにより、公債費以外の経費が増加し、臨時財政対策債の減少により分母も減少したことから、昨年度と比較して2.4ポイント増加している。グループ内の平均を上回っており、全国では、高い方から7番目となっている。引き続き、「茨城県総合計画」に基づき、定員の適正化や事務事業の見直しによるコスト削減や事業の効率化に努めていく。

グループ内順位:16/21

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

議会費

労働費

消防費

諸支出金

総務費

農林水産業費

教育費

前年度繰上充用金

民生費

商工費

災害復旧費

衛生費

土木費

公債費

目的別歳出の分析欄

商工費について、令和元年度はグループの平均を下回っており、中小企業融資資金貸付金(東日本大震災復興緊急融資分)の減等により、昨年度と比較して3,690円減少している。土木費について、グループの平均を上回って推移しており、令和元年度は、国の3か年緊急対策の実施に伴う地方道路整備の増等により、昨年度と比較して4,005円増加している。民生費について、グループの平均を上回って推移しており、令和元年度は、介護給付費負担金や後期高齢者医療給付費負担金など、法令に基づく社会保障関係の増により、昨年度と比較して4,692円増加している。公債費については、グループの平均を上回って推移しており、令和元年度は、臨時財政対策債に係る償還額の減等により、昨年度と比較して1,537円減少している。

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)

人件費

補助費等

災害復旧事業費

投資及び出資金

物件費

普通建設事業費

失業対策事業費

貸付金

維持補修費

普通建設事業費(うち新規整備)

公債費

繰出金

普通建設事業費(うち更新整備)

積立金

前年度繰上充用金

性質別歳出の分析欄

補助費等について、令和元年度の住民一人当たりのコストは88,199円となっており、介護給付費負担金や後期高齢者医療給付費負担金など、法令に基づく社会保障関係の増等により、昨年度と比較して4,418円増加している。公債費について、令和元年度の住民一人当たりのコストは49,559円となっており、臨時財政対策債に係る償還額の減等により、昨年度と比較して1,521円減少している。災害復旧事業費について、令和元年度の住民一人当たりのコストは1,173円となっており、令和元年東日本台風の影響に伴う災害復旧事業の増等により、昨年度と比較して1,017円増加している。

実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)

分析欄

○現状令和元年度については、茨城県国民体育大会・障害者スポーツ大会開催基金の終了に伴う年度末残金の取崩し等により、実質収支は増加しており、0.03ポイント増の1.11%となっている。一方、実質単年度収支は、分母である標準財政規模が増加したため、1.07ポイント減の0.33%となっている。なお、財政調整基金残高は、適切な財源の確保と歳出の精査により、前年度とほぼ同額を維持している。○今後の対応引き続き、課税の適正化や県有財産の有効活用などにより自主財源確保に努めていくとともに、職員数の適正化による人件費総額の抑制し、公共投資の重点化・効率化などにより、県債残高をさらに縮小させていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)

分析欄

○現状一般会計及び全ての特別会計で赤字が生じていない。○今後の対応引き続き、各会計で適正な財政運営、企業経営を行っていく。

実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

○現状平成11年度以降、公共投資の重点化に務めてきた結果、公共投資等に充てた県債に係る公債費は減少傾向にあるが、臨時財政対策債に係る元利償還金は、平成27年度以降増加傾向にある。一方で、減債基金不足率が改善したことにより、実質公債費比率の分子(A-B)は前年度から減少している。○今後の対応引き続き公共投資の重点化・効率化に努め、県債の新規発行を適切にコントロールすることにより、実質公債費比率の改善を図る。

分析欄:減債基金

本県償還ルール(3年据置後,1/27償還)で積み立てているため、減債基金積立相当額との差が生じている。

将来負担比率(分子)の構造(2019年度)

分析欄

○現状・一般会計等に係る地方債現在高地方交付税の代替財源とされる臨時財政対策債の残高は増加したものの、通常県債の残高が減少しており、全体でも減少している。・公営企業債等繰入見込額貸付金償還金の活用により、企業債残高が減少している。・退職手当負担見込額新陳代謝により、見込額が減少している。○今後の対応公共投資の重点化・効率化により、県債の新規発行を適切にコントロールするとともに、職員数の適正化、保有土地等に係る将来負担額の計画的な解消を進め、比率の更なる改善を図っていく。

基金残高に係る経年分析(2019年度)

基金残高合計

基金全体

増減理由)国民体育大会・障害者スポーツ大会基金の大会終了に伴う廃止等により、特定目的基金が約75億円減少し、基金全体も減少している。(今後の方針)積立の規模については、今後の収支見通し等を踏まえ、安定的に事業を実施し、県民生活をしっかり支えていけるよう残高を確保していく。そのため、行財政改革、経費節減等の取組みを進めることにより、財源を確保していく。また、国費関連の基金は、必要額の確保に向け国へ要望を行っていく。増減の見込について、中長期では、公共施設等の老朽化への対応のため、公共施設長寿命化等推進基金などを確保していく必要がある。

財政調整基金

財政調整基金

(増減理由)令和元年度中に取崩を行ったことにより、減少している。(今後の方針)積立の規模については、今後の収支見通し等を踏まえ、安定的に事業を実施し、県民生活をしっかり支えていけるよう残高を確保していく。そのため、行財政改革、経費節減等の取組みを進めることにより、財源を確保していく。増減の見込については、令和7年度までの収支見通しにおいて約100億円の財源不足が見込まれていることから、毎年度の予算編成で必要な場合には取崩しを行っていく。

減債基金

減債基金

(増減理由)令和元年度中の運用益の積立を行ったことにより、増加している。(今後の方針)積立の規模については、今後の収支見通し等を踏まえ、県債の計画的な償還に備え残高を確保していく。そのため、行財政改革、経費節減等の取組みを進めることにより、財源を確保していく。増減の見込については、令和7年度までの収支見通しにおいて約100億円の財源不足が見込まれていることから、毎年度の予算編成で必要な場合には取崩しを行っていく。

その他特定目的基金

その他特定目的基金

(基金の使途)災害対応、社会保障関係施策、教育・文化振興、環境保全、産業振興や公共施設等の老朽化対策など使途に応じた基金を設置している。(増減理由)国民体育大会・障害者スポーツ大会基金の大会終了に伴う廃止等により、特定目的基金が約75億円減少し、基金全体も減少している。(今後の方針)積立の規模については、各基金の目的に沿って、関連する事業が安定的に実施できるよう、事業計画を踏まえながら管理・運営していく。そのため、行財政改革、経費節減等の取組みを進めることにより、財源を確保していく。また、国の施策に基づく基金については、本県の必要額を確保できるよう国へ要望していく。増減の見込について、中長期では、公共施設等の老朽化への対応のため,公共施設長寿命化等推進基金などを確保していく必要がある。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)

有形固定資産減価償却率

有形固定資産減価償却率の分析欄

本県では、平成26年度に策定した茨城県公共施設等総合管理計画における基本方針において、「施設の長寿命化」、「資産総量の適正化」及び「資産の有効活用」を掲げている。有形固定資産減価償却率は類似団体より低い水準にあるが、主な要因としては、事業用資産のうち建物及びインフラ資産のうち漁港港湾施設の減価償却率が低いことが挙げられる。引き続き、公共施設等総合計画等に基づき、老朽化対策に積極的に取り組んでいく。

グループ内順位:6/20

(参考)債務償還比率

債務償還比率の分析欄

債務償還比率はこれまで減少傾向にあったが、今回増加に転じグループ内平均値を上回った。主な要因としては、臨時財政対策債発行可能額減少による経常一般財源等の減等が挙げられる。一方で、一般会計等の地方債残高や退職手当支給予定額は減少を維持できていることから、引き続き公共投資の重点化・効率化に努め、県債の新規発行を適切にコントロールするなど、将来負担額等の縮減に取り組んでいく。

グループ内順位:

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

将来負担比率は減少傾向にあるが、類似団体と比較して高い水準にある一方、有形固定資産減価償却率は低い状況となっている。将来負担比率については、標準財政規模から算入公債費等を差し引いた分母に対する充当可能基金の割合が、類似団体の平均に比べ低いことなどが主な要因として考えられる。また、有形固定資産減価率については、事業用資産のうち建物及びインフラ資産のうち漁港港湾施設の減価償却率が低いことが主な要因として考えられる。引き続き、公共施設等総合計画等に基づき、老朽化対策に積極的に取り組んでいく。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

将来負担比率は減少傾向にあるが類似団体と比較して高いものの、実質公債費率は低い状況となっている。将来負担比率については、標準財政規模から算入公債費等を差し引いた分母に対する充当可能基金の割合が、類似団体の平均に比べて低いことなどが主な要因として考えられる。また、実質公債費比率については、公共投資の重点化に努めてきたことが主な要因として考えられる。引き続き適切な県債発行に努め、将来負担額や公債費の縮減に取り組んでいく。

施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)

道路

橋りょう・トンネル

公営住宅

港湾・漁港

空港

学校施設

図書館

博物館

施設情報の分析欄

ここに入力

施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)

体育館・プール

陸上競技場・野球場

県民会館

保健所

試験研究機関

警察施設

庁舎

消防施設

施設情報の分析欄

ここに入力

財務書類に関する情報①(2019年度)

資産合計

負債合計

1.資産・負債の状況

資産総額が前年度末から191億円の減少となった。資産の内訳は、事業用資産6,732億円、インフラ資産1兆4,315億円、投資その他の資産3,971億円、流動資産1,984億円等となった。主な増減要因は、減価償却による有形固定資産の減少や償還計画に基づく長期貸付金の減少のためである。・負債総額が前年度末から188億円の減少となった。負債の内訳は、固定負債2兆1,785億円、流動負債3,125億円となっており、その内、県債残高は2兆2,096億円となった。主な増減要因は、地方債償還による残高の減少のためである。【全体会計】資産の内訳は、事業用資産(物品含む)8,524億円、インフラ資産1兆9,320億円、投資その他の資産3,070億円、流動資産3,956億円等となった。・負債の内訳は、固定負債2兆6,361億円、流動負債3,994億円となっており、その内、県債残高は2兆4,678億円となった。【連結会計】資産の内訳は、事業用資産(物品含む)9,114億円、インフラ資産1兆9,320億円、投資その他の資産3,038億円、流動資産4,235億円等となった。・負債の内訳は、固定負債2兆6,570億円、流動負債4,095億円となっており、その内、県債残高は2兆4,714億円となった。

純経常行政コスト

純行政コスト

2.行政コストの状況

【一般会計等】経常費用は8,462億円となり、前年度比224億円の増加となった。これは、国体関連経費や災害対応に伴う治水直轄事業負担金等が増加したためである。【全体会計】・経常費用が1兆1,603億円、経常収益が1,289億円、差引である純経常行政コストが1兆314億円となった。経常費用の内訳は、業務費用が6,089億円、移転費用が5,513億円、経常収益は、使用料及び手数料が873億円、その他が416億円となった。【連結会計】・経常費用が1兆1,867億円、経常収益が1,592億円、差引である純経常行政コストが1兆276億円となった。・経常費用の内訳は、業務費用が6,391億円、移転費用が5,476億円、経常収益は、使用料及び手数料が874億円、その他が717億円となった。

本年度差額

本年度末純資産残高

本年度純資産変動額

3.純資産変動の状況

【一般会計等】・純資産は2,260億円で、期首の2,263億円から3億円の減となった。・変動を項目別にみると、純行政コストは△8,090億円、税収等は6,717億円、国県等補助金は1,370億円となった。【全体会計】・純資産は5,624億円で、期首の5,294億円から330億円の増となった。・変動を項目別にみると、純行政コストは△1兆346億円、税収等は8,421億円、国県等補助金は2,191億円、その他の変動が64億円となった。【連結会計】純資産は6,152億円で、期首の5,841億円から311億円の増となった。・変動を項目別にみると、純行政コストは△1兆305億円、税収等は8,426億円、国県等補助金は2,167億円、その他の変動が23億円となった。

業務活動収支

投資活動収支

財務活動収支

4.資金収支の状況

【一般会計等】令和元年度末の資金残高は361億円となり、期首に比べ57億円の増となった。資金収支の内訳をみると、業務活動収支が243億円、投資活動収支が△62億円、財務活動収支が△125億円となった。【全体会計】・令和元年度末の資金残高は1,073億円となり、期首に比べ54億円の増となった。・資金収支の内訳をみると、業務活動収支が663億円、投資活動収支が△275億円、財務活動収支が△334億円となった。【連結会計】・令和元年度末の資金残高は1,230億円となり、期首に比べ67億円の増となった。資金収支の内訳をみると、業務活動収支が725億円、投資活動収支が△310億円、財務活動収支が△348億円となった。

財務書類に関する情報②(2019年度)

①住民一人当たり資産額(万円)

②歳入額対資産比率(年)

③有形固定資産減価償却率(%)

1.資産の状況

・住民一人当たり資産額及び歳入額対資産比率については、類似団体平均値と同程度となり、有形固定資産減価償却率については、類似団体平均値を下回る結果となった。・有形固定資産減価償却率が類似団体より低い要因としては、事業用資産のうち建物(県庁舎等)及びインフラ資産のうち漁港港湾施設の減価償却率が低いことが挙げられる。今後、経年比較等により分析を行い、施設の長寿命化や財政負担の最適化を図るなど公共施設等の適正管理に努める。

④純資産比率(%)

⑤将来世代負担比率(%)

2.資産と負債の比率

・純資産比率については、類似団体平均値を大きく下回っているが、これは本来地方交付税として交付されるべき額の一部を肩代わりして発行する臨時財政対策債など、国の制度による特例的な地方債の額が大きいためである。・一方で、特例的な地方債の残高を除いた将来負担比率については、類似団体平均値と同程度となっている。・今後も、公共投資に充てる地方債の発行額等については引き続き適切にコントロールし、更なる負担の抑制に努めていく。

⑥住民一人当たり行政コスト(万円)

3.行政コストの状況

住民一人当たり行政コストについては、類似団体平均値を上回っている。これは、主に国体関連経費や災害対応に伴う治水直轄事業負担金等の増加があるためである。今後も社会保障関係経費の増加等が見込まれるものの、職員の適正配置や職員給与等の適正な管理による人件費の抑制や、事業のスクラップ・アンド・ビルドに継続して取り組むことで、経常的な経費の削減を図っていく。

⑦住民一人当たり負債額(万円)

⑧基礎的財政収支(百万円)

4.負債の状況

・住民一人当たりの負債額については、類似団体平均値を上回っているが、これは本来地方交付税として交付されるべき額の一部を肩代わりして発行する臨時財政対策債など、国の制度による特例的な地方債の額が大きいためである。・基礎的財政収支については、類似団体平均値を大きく上回っており、引き続き税収等の歳入の確保及びスクラップ・アンド・ビルドの取組みによる内部コストの縮減等を推進していく。

⑨受益者負担比率(%)

5.受益者負担の状況

・受益者負担比率は、類似団体平均値と同程度となった。・今後も、公共サービスに対する適正な受益者負担に努めていく。

類似団体【B】

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