一関市:公共下水道

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経営比較分析表(2017年度)

経営の健全性・効率性について

現在下水道整備中の一関・千厩地域は、普及の途中段階であり水洗化率が低いため、使用料収入のみでは投資にかかった企業債の償還を賄えていないため、一般会計から繰り入れている状況です。経費回収率・水洗化率・汚水処理原価は改善傾向にありますが、類似団体に比べると低水準にあり、広域化・共同化による維持管理費の削減や、普及促進による有収水量の増等により、更なる経営の効率化を図っていく必要があります。なお、施設利用率については、岩手県が管理する流域下水道の一関浄化センター分は含まれておりません。

老朽化の状況について

供用開始からH29年度末で28年が経過しており、今後、管渠の老朽化が進むことが想定されることから、平成28年度に策定した一関市下水道ストックマネジメント計画に基づき、計画的に管渠の点検・調査・改築を行うなど、予防保全型の取組を進めていきます。

全体総括

持続的で健全な汚水処理事業の経営のため、中長期的な財政見通しを基に、効率的で安定した汚水処理事業の経営に向け、下記の取組を進めます。①効率的で安定した経営を目指すため、平成28年度に策定した経営戦略を踏まえ、平成32年度から地方公営企業会計へ移行②将来的な経営を見通した施設の統廃合、組織体制や使用料の見直し③整備区域における地域ニーズや周辺環境への影響を踏まえた効率的な整備手法の検討

類似団体【Bd2】

登別市 北斗市 宮古市 花巻市 一関市 奥州市 東松島市 富谷市 横手市 大館市 米沢市 須賀川市 笠間市 日立・高萩広域下水道組合 君津富津広域下水道組合 新発田市 小千谷市 村上市 かほく市 野々市市 津幡町 南アルプス市 甲斐市 笛吹市 須坂市 伊那市 千曲市 安曇野市 美濃加茂市 可児市 磐田市 掛川市 碧南市 犬山市 伊勢市 松阪市 彦根市 長浜市 甲賀市 湖南市 東近江市 精華町 泉佐野市 三木市 橋本市 出雲市 津山市 三原市 中間市 小郡市 宇美町 鳥栖市 菊陽町 霧島市