収益等の状況について
収益的収支比率は、引き続き100を上回っており、経営は安定している。他の会計からの繰入金や補助金もない。近年の傾向から周辺宿泊施設が高級化し、ビジネス利用が増えたこともあり、定員稼働率が下がっており、需要の掘り起こしに努めていきます。
資産等の状況について
施設建設から20年以上が経過しており、平成30年度から約2億円ほどの費用をかけて補修を行うこととしており、基金の取り崩しを予定している。
利用の状況について
年間約17000人の宿泊者と10万人以上の温泉利用者がいる。町民や観光客の利用のみならず、ビジネス利用も多く、地域経済の安定にも大きく貢献している。
全体総括
当施設は、町民の保養や交流人口の促進を主たる目的としており、地域の方々に愛される施設として、長年運営されてきました。安易に民間委託や事業の縮小をすることなく、行政が責任を持って経営していくことを町民も望んでおり、引き続き安定した経営に傾注していきたい。