経営の健全性・効率性について
経費回収率は、平均値と大差はなく64.76%となっているが、使用料のみでは経営は成り立っていない状況となっている。このため、一般会計繰入金に依存している現状であり、企業会計へ移行後も使用料のみでの経営は困難を要すると推測される。今後は、施設の老朽化に伴う負担増も見込まれるため、修繕等計画的に実施していく必要がある。
老朽化の状況について
南部浄化センターの併用開始が平成18年度、北部浄化センターの併用開始が平成22年度となっており、近年修繕箇所が度々発生してきている。このため、大規模な故障を未然に防止するためにも、計画的に修繕を実施していく。
全体総括
計画区域内の管渠布設等が完了し、現在老朽化対策を講じる時期に差し掛かっている。このため、経営戦略等による将来的な試算及び適正な施設規模など随時分析を行い、将来にわたって安定的なサービスの提供が行えるよう経営の健全化を図り、効率的かつ適正な事業運営を目指す。