伊方町:特定環境保全公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2018年度)

経営の健全性・効率性について

収益的収支比率においては使用料収入のみでの経営が困難であるため一般会計からの繰入等により、施設の維持管理費、起債償還金及び利息等を賄っている状況である。平成27年度に、公共下水道整備事業が完了し、整備区域全域が供用開始したため、施設使用率については使用率が30%も満たない状態となっているが今後接続率が上昇することで施設使用率の上昇が見込まれる。汚水処理原価については機械設備の更新等が供用開始から年数を経ていることから修繕・更新を行っているため類似団体と比較して高くなっている。したがって処理機器類の経年劣化及び、処理区域内の人口は年々減少しており節水意識の向上及び節水機器の普及により処理水量が減少することが予測され維持管理費に係る経費は増額していき経費回収率は低下していくと考えられる。

老朽化の状況について

③管渠改善率については整備年度が新しいため法定耐用年数を超える管渠がなく更新等を行っていないが、不明水等が流入しておりポンプ等の機器類に負荷をかけているため、流入箇所の特定を行い、対処していく予定である。また、下水浄化センターの施設、処理機器類に関しては設置当初から機器等の更新を行わず経年劣化による故障等が見受けられることから、機器類の長寿命化計画等を策定しており、順次長寿命化を行っていく予定である。

全体総括

使用料収入のみでの事業会計が賄われないため、一般会計からの繰入等の収益で賄っているが、平成28年度に整備区域全域の供用が完了しており、今後新たな設備投資を行う予定はない。そのため今後、企業債残高は減少していく傾向であること、接続率の上昇が見込まれること及び料金改定を行ったため使用料収入増が見込まれる。管渠の老朽化については、整備年度が新しいため、施設及び管渠等の更新を行なっていないが、下水浄化センター等の処理施設及び機器類の老朽化に対応していくためにストックマネジメントを実施していき計画的な設備の更新を順次行うことにより、健全な経営を目指していきたい。

類似団体【D3】

函館市 美唄市 森町 留寿都村 共和町 新十津川町 苫前町 遠軽町 標茶町 弟子屈町 外ヶ浜町 大間町 佐井村 二戸市 八幡平市 田野畑村 軽米町 長井市 二本松市 二本松市 金山町 会津美里町 浅川町 常陸太田市 八千代町 鹿沼市 長野原町 横瀬町 神川町 上里町 芝山町 檜原村 新島村 阿賀野市 珠洲市 大月市 上野原市 瑞穂市 輪之内町 揖斐川町 伊東市 菊川市 多気町 大台町 茨木市 市川町 福崎町 安堵町 高取町 吉野町 御坊市 大田市 江津市 西ノ島町 笠岡市 井原市 総社市 新庄村 鏡野町 奈義町 久米南町 竹原市 大崎上島町 世羅町 山口市 徳島市 吉野川市 板野町 つるぎ町 伊方町 土佐町 梼原町 久留米市 太宰府市 宮若市 那珂川市 久山町 築上町 みやき町 玄海町 白石町 西海市 南島原市 小値賀町 宇城市 和水町 南小国町 益城町 豊後高田市 小林市 大宜味村