収益等の状況について
当施設は、指定管理委託料をもとに運営を行っている。稼働率は15%前後で推移し、気候・天気の要素よりは、休日の並びによる利用者の増減の影響が大きい。収益の大きな変動はないが、施設利用者の獲得を目指し、周知PRが必要
資産等の状況について
施設は村で所有しており、指定管理者制度を導入している。管理運営を指定管理者に委託し、施設の修繕について重大なものについては村で行っている。施設は老朽化しているが、今後大きな修繕は計画していない。
利用の状況について
簡易宿泊施設であり、風呂は施設内に無く近くの馬曲温泉の利用(有料)を案内している。また、食事についても馬曲温泉内の食堂若しくは自炊となっており、利用する部屋には調理機器、器具などを揃えている。特に5月の連休、8月のお盆、10月の紅葉、スキーシーズンでの利用は多い。1部屋の貸切料金であるため、シェアする人数が多ければ一人あたりの料金が下がる。団体での施設貸切はないが、仲間内や家族での利用ケースが多い。
全体総括
当施設は、通年で営業している。現地は温泉街でなく、民宿もないため唯一の宿泊施設である。素泊まり施設であるが、サービスが不要な利用者にとっての需要はある。収益の大きな増加は難しいが現状を下回らないよう、利用者からの意見・要望なども集約し、営業の参考にしていきたい。