収益等の状況について
駐車場がないことから個人客を取らず、団体客のみの運営となっている。予約の入り状況がうまくはまると売上げが伸びるケースがあるが、空いてしまうこともある。人数も大事だが、期間中は維持経費がかかることから、途切れることなく予約が入っていることの方が売り上げが伸びる。夏場の合宿や冬の降雪状況により収益が左右される。H27に収益が落ち込んだが、誘致活動により回復、増加傾向にある。
資産等の状況について
施設は村で所有しており、指定管理者制度を導入している。管理運営を指定管理者に委託し、施設の修繕について重大なものについては村で行っている。施設が老朽化しており、改修費等が膨らむことが見込まれるが、企業債などの財源確保に努め、計画に沿って行いたい。
利用の状況について
夏期(7~9月)及び冬期(12~3月)のみの営業形態としている。また、予約団体のみの対応となり、例年ご利用いただいている団体及び新規の団体で、夏はテニスコートの利用や各種体験と併せたもの。冬はスキー場、クロスカントリーコースの利用を絡めたものとなっている。周辺に住宅や他の施設がないことから、音楽系、演劇系のサークルや団体などの利用もある。予約が重なるとどちらかの団体しか取れず、売上が伸びない要因ともなる。
全体総括
夏場はテニスコートの予約との一体が必須であり、伴わないと予約が入らない。冬場に関して稼働率は前年並みであるが、29年度から目の前のスキー場が営業していない。降雪状況にもよるが、冬場の予約が減少する可能性がある。より一層の団体誘致を進める必要がある。