経営の健全性・効率性について
・①経常収支比率(100.76)、⑤経費回収率(113.18)がともに100%を超え、水洗化率(95.67)も類似団体や全国平均よりも高い。・③流動比率(19.35)は、類似団体や全国平均と比べて低いが、財政健全化法の資金不足比率の計算方法に基づき流動負債から企業債を差し引くと104.51%となる。・⑦施設利用率(49.35)は、汚水のみの比率であり、雨水を含む本市下水道施設全体の最大稼働率は173.73%であり、一概に低いとは言えない。
老朽化の状況について
・①有形固定資産減価償却率(3.30)は、今年度(H26)法適用したばかりであり、低くなっている。・②管渠老朽化率(5.64)が類似団体や全国平均より高く、③管渠改善率(0.01)も低い。管渠更新の取り組みが急がれる。
全体総括
・経常収支比率や経費回収率が高く、概ね良好な経営と言えるが、流動比率が低く、支払能力を高めるための経営改善を図っていく必要がある。・管渠の老朽化が進んでおり、管渠更新に取り組む必要がある。