公共下水道 簡易水道事業(法適用) 新潟市民病院 特定地域排水処理施設 農業集落排水施設 特定環境保全公共下水道 個別排水処理施設
2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度
長引く景気低迷による個人・法人関係の減収などから前年度と比較して0.01悪化し,類似団体と比較しても0.18下回っている。今後も「新潟市行政改革プラン2010」に基づく歳入の確保や歳出の削減に努めるとともに,雇用の確保,拠点性の強化,交流人口に拡大などによる税収基盤の強化に取り組んでいく。
歳入においては,前年度と比較すると市税が0.8%,軽油・自動車取得税交付金が3.9%,普通地方交付税が3.1%と減となったものの,臨時財政対策債が141.6%増となったため,総額で4.5%の伸びとなった。一方,歳出では企業会計に対する繰出金の減少に伴う補助費等が2.8%減はあったものの,生活保護費や医療費助成など扶助費が16.5%の増,退職手当債を発行しなかった影響による人件費の4.1%増となり総額で2.9%の伸びとなった。類似団体平均を下回っており,また前年と比較して1.4%良化したものの,引続き積極的な行財政改革に努める。
職員数の削減など人件費が減少したことにより,前年度より減少した。しかし,依然として類似団体平均を上回っていることから,今後更なる行財政改革への取り組みを強化し,事務事業の見直しを図るなど経費節減に努める。
近隣13市町村との合併に伴い,区役所等の出先機関や農業部門に多くの職員を配置していることや公立保育園が多くことなどから,類似団体平均を上回る状況となっている。定員適正化計画の実施により,平成21年度までは普通会計で116人の職員数削減を行った。平成17年度から平成21年度の計画全体では普通計画の数値目標が500人の削減であったが,実績では505人の削減となった。平成22年度からは新定員配置計画に基づき,平成24年度までの3年間で300人の削減を目標に,一層の人員適正化に努めていく。
公営企業に要する経費の財源とする地方債の償還の財源に充てらと認められる繰入金が前年度に引き続き減少したことに伴い,比率は前年度よりも良化しており,類似団体平均を下回っている。ただし,合併建設計画に伴う合併特例債の発行増加により,元利償還金が増加することが見込まれることから,今後は新規発行額を抑制し,実質公債費率の上昇を抑えるよう努める。
職員数の削減に伴う退職手当負担見込額の減少や企業会計などの公債費に対する繰出金が減少する見込みとなったこと,福祉施設などの建設補助に対する債務負担行為が減少したことにより,一般会計等の公債費が増加したものの,前年度と比較して11.9ポイント良化し,類似団体と比較しても低い水準となっている。今後,社会福祉関係経費や合併建設計画をはじめとする社会資本整備の推進など多くの税制需要が見込まれるが,指標の動向を注視しながら,引き続き適正な財政運営に努める。
職員数の削減に努めているが,定年退職者の増などにより前年度比較するとほぼ横ばいの傾向にある。類似団体と比較すると下回っているが,今後も人員の適正化,民間委託の推進等により人件費の抑制に努める。
類似団体平均を上回っている要因としては,介護保険事業会計,市場事業会計などへの繰出金の増加が要因である。各会計の収支状態を的確に把握し引き続き健全な運営に努め,普通会計の負担額を減らしていくよう努める。
企業会計に対する繰出金が減少したことにより比率は減少傾向にあるが,類似団体と比較すると以前平均値を上回っている。引き続き各会計の経営状態を的確に把握し健全な運営に努める。また,各団体に対する補助金等についても適正な執行に努める。
類似団体と比較し,公債費にかかる経常収支比率は前年度同様下回り,前年度に比べ0.9ポイント良化している。今後,合併建設計画に伴う合併特例債の発行増加により,公債費は増加する見込みであるが,その他の普通建設事業費を縮小するなど,新規発行額を抑制し,公債費の上昇を抑えるよう努める。
類似団体と比較すると平均値を下回っているものの,今後の社会保障費の増加を見込むと比率の悪化が懸念されることから,行政サービスの水準を保ちながら事務事業の見直しにも着手し,経費節減に努めていく。
札幌市 仙台市 さいたま市 千葉市 横浜市 川崎市 相模原市 新潟市 静岡市 浜松市 名古屋市 京都市 大阪市 堺市 神戸市 岡山市 広島市 北九州市 福岡市