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基準財政需要額が0.1%の増となったが、基準財政収入額も2.0%の増となり、平成28年度単年度における基準財政収入額/基準財政需要額の数値は0.44となった。
公債費等の減により分子が4億3千万円減少したものの、地方消費税交付金、利子割交付金等の減により分母が8億7千万円減少したことにより、前年度比0.3ポイント増となった。
人件費は人勧に基づき基本給が引き上げられたこと、退職者数が増加したことにより1.4%の増となった。また、物件費は中学校ICT機器拡充経費や予防接種経費等の増により4.9%の増となったことにより、人口1人あたりの金額は増加した。
平成24年度より実施された国家公務員の給与減額措置について措置期間(2年間)が満了したことに伴い、平成25年度はラスパイレス指数が低下し、国の給与水準に近づいたが、昇給査定が「極めて良好」及び「特に良好」の場合の昇給号給数が国よりも低いため、平成26度以降はラスパイレス指数が低い水準で推移しており、平成26年度と比べ平成27年度、平成28年度ともに僅かに上昇しているのは昇給による影響の差異によるものとみられる。
保育園の民営化や学校の調理・用務業務の委託化、学童クラブ運営業務の委託化などのアウトソーシングや区施設における指定管理者制度の積極活用など、公共サービスの民間開放を中心に、平成23年から平成28年までの5年間で46名(1.35%)の職員定数を削減した。一方、少子高齢化、子どもの貧困問題や児童虐待への対応、学校の改築・改修など、行政需要が拡大している。
計画的な起債発行に努めていることで地方債現在高は減少してきており、また、一部事務組合の起債の償還も進んできていることから組合等負担見込額も減少してきている。これらの要因により将来負担比率は生じていない。
人勧に基づき基本給が引き上げられたこと、退職者数が増加したことにより比率は0.5ポイント増となった。専門定型業務や行政内部管理部門への民間活力の活用を推進し、人的資源を時代の変化や行政ニーズを的確に反映させた事務事業へ効率的・効果的に配置しながら、職員定数の適正化に努める。
元金償還金の減により比率は2.5ポイント減となった。今後は、小・中学校を含めた公共施設の更新が本格化することから、地方債残高が増加することが確実だが、引き続き計画的な起債発行に努め、後年度負担の増大を抑制していく。
有形固定資産減価償却率は61.2%となっており、類似団体の平均値を上回っている。昭和40~50年代に公共施設を集中的に整備してきたことから築30年を超える施設が大半を占めているため、有形固定資産減価償却率が比較的高くなっている。
計画的な起債発行や一部事務組合負担見込額及び退職手当負担見込額が減少傾向にあるので、将来負担比率は低い水準で推移しているが、有形固定資産償却率が類似団体より高いことから、今後公共施設の更新需要が高まり、将来負担比率が高くなることが想定される。
計画的な起債発行に努めていることで、地方債現在高は減少する傾向にあることなどにより、実質公債費比率及び将来負担比率のいずれの指標においても低い水準で推移している。
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