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平成24年度以降ほぼ横ばいで推移しており、類似団体内順位も同様である。都区財政調整における基準財政収入額と基準財政需要額に大きな変動は見られないことから、今後も横ばいで推移するものと考えられる。
平成20年度秋以降の世界的な景気悪化により、経常一般財源歳入が大きく落ち込み、その後も低迷が続いていたが、平成24年度は経常一般財源歳入に回復の兆しがみられたことや公債費の減少などにより経常収支比率が6年ぶりに改善し、類似団体平均を下回った。平成28年度はそれまでの改善傾向から転じ、地方消費税交付金の減などにより経常一般財源が落ち込み、扶助費等の歳出の増を上回ったため、指標が若干悪化した。景気の影響を受けやすい特別区の特性を鑑み、今後も全事業の総点検や行財政改革を行い、スリムで効率的な行財政運営を目指す。
前年度対比1.3%減となり、類似団体平均との差も縮まったが、いまだに平均を下回っている。類似団体の人口が6万~90万と幅が大きく、その中で人口規模の小さな本区では人口一人当たり人件費・物件費等について順位を上げることは難しいと考えられる。しかしながら、全事業の不断の点検を行い、職員の定員管理や委託料等の見直しを行い、効率的な行財政運営を目指す。
依然として国と比較して給与水準は比較的低い状況が続いている。指数の主な変動要因としては平均年齢低下にみられるように職員構成の変動が挙げられる。今後も、給料表の構造の見直しや業績に連動する昇給制度の厳格な運用を進め、給与の適正化に努める。
平成5年4月のピーク時の職員数3,098人から28年4月には1,979人と1,119人(36.1%)を削減してきたものの、人口1,000人当たり職員数は類似団体平均を上回っている。類似団体の人口が6万~90万と幅が大きく、その中で人口規模の小さな本区では人口千人当たり職員数の順位を上げることは難しいが、今後は職員の年齢構成バランス等を留意しながら計画的に採用を行うとともに、民間委託等による事務の外部化や事務の効率化をさらに進める。
極力新規の起債発行を抑制し、地方債の償還を計画的に進めてきたことから、実質公債費比率の改善が続いており、類似団体平均を上回った。今後は学校改築をはじめ、老朽化施設の改築など投資的経費の増加が予想されることから、実質公債費比率は増加すると考えられる。身の丈に合った財政運営を行っていくために、内部ルールを順守しながら予算編成を行っていく。
極力新規の起債発行を抑制しつつ、地方債の償還を計画通り進めており、平成20年度から引き続き将来負担比率は0.0となっている。今後も後世への負担を残さないよう、財政健全化を図っていく。
職員削減等の努力を続けているが、経常収支比率(うち人件費)は27年度と同値となり、引き続き類似団体平均を上回っている。類似団体の人口が6万~90万と幅が大きく、その中で人口規模の小さな本区では相対的に高くなることは仕方ないが、人口同程度の団体間でも低いわけではない。今後も定数管理計画の実施に加え、業務の民間委託など、人件費全体について抑制を図っていく。
類似団体平均を3.3ポイント下回っている。人口同規模の団体間でも低い方である。この要因としては、15歳未満人口の少なさが挙げられる(住基人口に対する比率23区中22位)。平成28年度は生活保護費は引き続き高い水準で推移しており、今後も景気変動とともに注視する必要がある。また、待機児童対策として私立保育所の増設を予定しており、これらの要因から経常収支比率(うち扶助費)は増加の一途をたどると考えられる。
その他の経費に係る割合は、類似団体平均の動向と同様にほぼ横ばいである。この主な要因としては、その他の大宗を占める繰出金が横ばいであることが考えれる。30年度以降は国保制度改革により繰出金は減少傾向に変わると考えれる。
前年度比0.2ポイント上昇、類似団体平均と同値となっている。上昇の要因は庁舎等建設基金の廃止・清算による庁舎等建設基金運用金償還金の減があったものの、消費税交付金歳入の減などにより分母が大きく減少したためと考えられる。
計画的な償還を行っているため、24年度以降一貫して指標の改善がみられる。しかしながら、今後は学校改築などの施設建設や老朽化した施設の大規模改修が多く見込まれることから、公債費及び公債費に準ずる費用が増加していくと考えられる。
ここに入力
極力新規の起債発行を抑制し、地方債の償還を計画通りに進めてきたことから、起債残高が減少を続けていたが、27年度は旧庁舎跡地(定期借地契約に係る)一括前払い地代の積立により、財政調整基金残高が増加し、あわせて分母となる充当可能財源等が増加した。これにより、将来負担比率及び実質公債費比率も良化している。しかしながら、高齢化の進展や保育園の待機児童対策に伴う扶助費や繰出金の増加、老朽化した公共施設の改築など多くの課題を抱えており、今後も財政健全化の手綱を緩めることなく、引き続き将来を見通した計画的で健全な財政運営に努めていく必要がある。
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