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2013年度
指定団体等の指定状況
財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
人口の推移
産業構造
財政比較分析表(2021年度)
財政力
財政力指数の分析欄
平成29年度決算以降、23区平均を上回ったまま、横ばいとなっている。令和3年度決算は、前年度と同じ0.67となった。引き続き、限られた財源の重点的、効果的な配分に努めるとともに、財源の的確な捕そくによる一層の歳入確保を推進していく。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
令和3年度決算は、前年度と比較して3.5ポイント減の80.5%となった。これは、物件費や扶助費などの増により経常的経費充当一般財源等が3.0%増となったものの、特別区財調交付金などの増により経常一般財源等総額が7.5%増となったためである。依然として適正水準である70%~80%を超えているため、行政評価や決算実績に基づくPDCAサイクルによる事務事業の見直し、内部管理経費の精査など、徹底した経費削減に努めていく。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
令和3年度決算は、前年度と比較して25,717円の増となった。これは、退職金の増により人件費が増となったほか、新型コロナウイルス感染症対策の実施などにより物件費が増となったためである。依然として23区平均を上回っているため、定員適正化による人件費の削減や、事務事業の見直しなどによる物件費の縮減に努めていく。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
令和3年度決算は、3年連続で98.3となった。平成29年度以降、23区平均を下回っているため、今後とも、給与水準の適正化が図られるよう努めていく。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
令和3年度決算は、前年度と比較して0.09ポイント増の7.76人となった。平成29年度以降、23区平均を上回っているため、今後とも、行政課題に的確に対応する一方で、事務事業の見直しや業務委託化の推進等により職員数の増加を抑制し、定員適正化に取り組んでいく。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
令和3年度決算は、前年度と比較して0.3ポイント増の-3.2%となった。引き続き、実質公債費比率の急激な変化を抑え、健全な財政運営に努めていく。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
平成29年度以降、算定比率が負の値となっているため、将来負担比率は算出されていない。今後も、地方債償還額の急激な変化を抑えつつ、公債費負担の適正化に努めるなどの対応を継続していく。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2021年度)
人件費
人件費の分析欄
令和3年度決算は、前年度と比較して1.6ポイント減の25.0%となり、平成29年度以降、23区平均を上回っている。今後とも、行政課題に的確に対応する一方で、事務事業の見直しや業務委託化の推進等により職員数の増加を抑制し、定員適正化に取り組んでいく。
物件費
物件費の分析欄
令和3年度決算は、前年度と比較して0.3ポイント減の21.5%となった。今後とも、委託料などの更なる適正化に取り組み、物件費の縮減に努めていく。
扶助費
扶助費の分析欄
令和3年度決算は、前年度と比較して0.8ポイント減の17.9%となり、平成29年度以降、23区平均を下回っている。今後も、障害者への自立支援給付費や委託保育費などの社会保障関係費の増が見込まれるため、将来的な財政収支見通しの中で、扶助費を含む義務的経費全体の動向を注視する。
その他
その他の分析欄
令和3年度決算は、前年度と比較して0.6ポイント減の9.3%となり、平成29年度以降、23区平均を下回っている。繰出金はほぼ横ばいとなっているが、今後とも、保険料の徴収強化などにより、普通会計の負担を減らしていくよう努める。
補助費等
補助費等の分析欄
令和3年度決算は、前年度と比較して0.4ポイント減の4.1%となった。平成29年度以降、23区平均を下回っている。今後とも、外郭団体等への補助金の更なる適正化に取り組み、補助費等の縮減に努めていく。
公債費
公債費の分析欄
下落合図書館建設の起債の満期一括償還などにより、前年度と比較して0.2ポイント増の2.7%となり、3年連続で23区平均を上回っている。今後の起債発行においても、世代間の公平な負担を図るとともに、地方債償還額の急激な変化を抑えつつ、公債費負担の適正化に努めていく。
公債費以外
公債費以外の分析欄
令和3年度決算は、前年度と比較して3.7ポイント減の77.8%となり、平成29年度以降、23区平均を上回っている。今後とも行財政改革への取組を通じ、経常的経費の縮減に努めていく。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)
目的別歳出の分析欄
総務費は住民一人当たり58,840円で、特別定額給付金給付事業の終了などにより、前年度と比較し96,472円の減となった。民生費は住民一人当たり261,337円で、住民税非課税世帯や子育て世帯等への給付金給付事業の実施などにより、前年度と比較して23,739円の増となった。衛生費は住民一人当たり65,790円で、新型コロナウイルス感染症対策の実施などにより、前年度と比較して20,519円の増となった。商工費は住民一人当たり12,206円で、地域商業活性化推進事業の実施などにより、前年度と比較して3,899千円の増となった。土木費は住民一人当たり30,832円で、防災街区整備事業助成や鉄道駅のバリアフリー整備助成などにより、前年度と比較して1,779円の増となった。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2021年度)
性質別歳出の分析欄
物件費は住民一人当たり113,850円で、新型コロナウイルスの予防接種の実施などにより、前年度と比較して24,662円の増となった。扶助費は住民一人当たり175,083円で、住民税非課税世帯や子育て世帯等への給付金給付事業の実施などにより、前年度と比較して24,260円の増となった。補助費等は住民一人当たり33,675円で、特別定額給付金給付事業の終了などにより、前年度と比較して97,419円の大幅減となった。普通建設事業費は住民一人当たり26,428円で、防災街区整備事業助成や牛込保健センター解体工事などにより、前年度と比較して2,018円の増となった。引き続き、障害者への自立支援給付費や委託保育費など社会保障関係費の増加が見込まれるため、将来的な財政収支見通しの中で、定員適正化計画の推進や、行政評価に基づくPDCAサイクルによる事務事業の見直しにより、義務的経費の抑制に努めるとともに、財政の持続性を確保していく。
実質収支比率等に係る経年分析(2021年度)
分析欄実質単年度収支は9年連続で黒字となった。また、標準財政規模に占める財政調整基金残高の割合は、平成29年度以降増加している。引き続き、将来にわたり持続可能な財政運営に努めていく。
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連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2021年度)
分析欄標準財政規模に対する一般会計及び特別会計を連結した実質赤字の割合を示す連結実質赤字比率は、連結実質収支が黒字となったため、算出されていない。
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実質公債費比率(分子)の構造(2021年度)
分析欄実質公債費比率の分子は、債務負担行為に基づく支出額が169百万円の増となったことなどにより、前年度と比較して248百万円の増となった。
分析欄:減債基金満期一括償還に備えて必要額を積立てており、起債残高及び減債基金の現在高推移により、適切に対応している。
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将来負担比率(分子)の構造(2021年度)
分析欄充当可能基金の残高が増加したことと合わせ、地方債現在高の減少などにより、将来負担比率の分子が減少している。
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基金残高に係る経年分析(2021年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)財政調整基金は、税収等の一般財源が見込みを上回ったため、取崩しを行わなかったことにより、残高は前年度と比較して2,102百万円の増となった。また、特定目的基金は、施設整備に充当する社会資本等整備基金及び義務教育施設整備等次世代育成環境整備基金の取崩しを行わなかったことにより、残高は前年度と比較して2,155百万円の増となった。(今後の方針)新型コロナウイルス感染症は収束せず、周期的に拡大を繰り返すなか、原油価格・原材料価格の高騰、ウクライナ情勢の長期化など、依然として社会経済情勢は不透明であり予断を許さない状況である。こうしたなかにあっても、引き続き感染状況に応じた機動的な対策を講じるとともに、区民生活を支え、必要な施策を着実に展開していくためには、安定した財政基盤を確保することが必要である。世代間の公平性や後年度負担にも十分配慮しながら、区債を効果的に活用するとともに、財政調整基金のほか、その他特定目的基金も可能な限り活用する。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)税収等の一般財源が見込みを上回ったため、取崩しを行わなかったことにより、残高は前年度と比較して2,102百万円の増となった。(今後の方針)新型コロナウイルス感染症は収束せず、周期的に拡大を繰り返すなか、原油価格・原材料価格の高騰、ウクライナ情勢の長期化など、依然として社会経済情勢は不透明であり予断を許さない状況である。こうしたなかにあっても、引き続き感染状況に応じた機動的な対策を講じるとともに、区民生活を支え、必要な施策を着実に展開していくためには、安定した財政基盤を確保することが必要であり、財政調整基金を効果的に活用する。
減債基金
減債基金
(増減理由)税収等の一般財源が見込みを上回ったため、取崩しを行わなかったことにより、残高は前年度と比較して104百万円の増となった。(今後の方針)満期一括償還に備えて必要額を積立てており、起債残高及び減債基金の現在高推移により、適切に対応していく。
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)特定目的基金の大半を占める社会資本等整備基金は庁舎の整備や修繕などに充当し、義務教育施設整備等次世代育成環境整備基金は小・中学校の整備や修繕などに充当している。(増減理由)税収等の一般財源が見込みを上回ったため、施設整備に充当する社会資本等整備基金及び義務教育施設整備等次世代育成環境整備基金は取崩しを行わなかったことにより、残高は前年度と比較して2,155百万円の増となった。(今後の方針)新型コロナウイルス感染症は収束せず、周期的に拡大を繰り返すなか、原油価格・原材料価格の高騰、ウクライナ情勢の長期化など、依然として社会経済情勢は不透明であり予断を許さない状況である。こうしたなかにあっても、引き続き感染状況に応じた機動的な対策を講じるとともに、区民生活を支え、必要な施策を着実に展開していくためには、安定した財政基盤を確保することが必要であり、その他特定目的基金も可能な限り活用する。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2021年度)
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
3年度は68.5%と前年度から1.2ポイント上昇した。29年度からみると老朽化が進んでいるが、中長期修繕計画等により計画的に修繕しているため、使用上の問題はない。なお、28年度に公共施設等総合管理計画を策定し、区有施設全体の延床面積を22%削減する目標を掲げている。引き続き、民間への移管、施設の統廃合・複合化等について検討する。
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
将来負担額よりも充当可能基金残高が大きいため、算出されていない。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率はないが、有形固定資産減価償却率は類似団体よりも高く、供用開始後30年を経過している施設が多いことから、修繕及び建替費用の増加が見込まれる。引き続き、公共施設等総合管理計画に基づき、財政負担の平準化と軽減に取り組んでいく。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率はなく、実質公債費比率は類似団体と比較して低い水準にあるため、引き続き低水準の維持に努める。
施設類型別ストック情報分析表①(2021年度)
施設情報の分析欄
有形固定資産減価償却率が上昇している施設が多く、老朽化が進んでいる。区有施設の整備については、28年度に策定した公共施設等総合管理計画を踏まえ、必要性・緊急性・優先度・経済性などの観点から検討し、引き続き、中長期的な視点で計画的に実施する。
施設類型別ストック情報分析表②(2021年度)
施設情報の分析欄
有形固定資産減価償却率が上昇している施設が多く、老朽化が進んでいる。区有施設の整備については、28年度に策定した公共施設等総合管理計画を踏まえ、必要性・緊急性・優先度・経済性などの観点から検討し、引き続き、中長期的な視点で計画的に実施する。
財務書類に関する情報①(2021年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産総額が前年度末から2,497百万円の増加(+0.3%)となった。固定資産は、前年度末から2,215百万円の減(▲0.3%)となったが、これは、減価償却累計額の増加などによるものである。流動資産については、前年度と比べ、4,712百万円の増(+7.6%)となっており、これは、財政調整基金の基金残高が増加したことなどによるものである。有形固定資産については、将来の(維持管理・更新等の)支出を伴うものであることから、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の集約化・複合化を進めるなど公共施設等の適正管理に努める。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、経常費用は220,410百万円となり、前年度比12,910百万円の減(▲5.5%)となった。そのうち、人件費等の業務費用は86,625百万円、補助金や社会保障給付等の移転費用は133,786百万円となった。このうち、移転費用は前年度比23,586百万円(▲15.0%)減であるが、これは、特別定額給付金給付事業の終了などによるものである。経常費用のうち、最も金額が大きいのは社会保障給付(102,856百万円、前年度比+10,044百万円)、次いで物件費(43,639百万円、前年度比+9,741百万円)であり、66.5%を占めている。今後も社会保障関連経費や施設の老朽化対応経費などの増が見込まれるため、限られた財源を戦略的・重点的に配分し、財政調整基金をはじめとする各種基金や区債の効果的活用も考慮し、将来にわたり持続可能な行財政運営に努める。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、純資産残高は、869,094百万円、前年度に比べ5,104百万円の増となった。財源となる、国県等補助金が17,028百万円の減となったものの、純行政コストが給付金給付事業の終了などにより12,877百万円の減となったためである。
4.資金収支の状況
一般会計等における業務活動収支は、業務支出及び業務収入ともに、新型コロナウイルスワクチン接種のほか、住民税非課税世帯等臨時特別給付金給付事業の実施があったものの、特別定額給付金給付事業の終了などにより、業務支出は14,590百万円、業務収入は8,131百万円の減となった。その結果、業務活動収支は15,207百万円の黒字となり、黒字幅は6,460百万円の増となった。投資活動収支については、9,328百万円の赤字となり、赤字幅は886百万円の増となった。これは、財政調整基金を取り崩さなかったことにより、基金取崩収入が1,300百万円の減となったことなどによるものである。
財務書類に関する情報②(2021年度)
1.資産の状況
2.資産と負債の比率
資産総額が912,638百万円となった。資産総額のうち有形固定資産の割合が88.1%となっており、これらの資産は将来の(維持管理・更新等の)支出を伴うものであることから、公共施設等総合管理計画に基づき、区有施設の維持管理・更新・統廃合・長寿命化などを総合的かつ計画的に行い、区有施設のマネジメント強化に向けて取り組む。
3.行政コストの状況
経常費用は220,410百万円となった。そのうち、人件費等の業務費用は86,625百万円、補助金や社会保障給付等の移転費用は133,786百万円であり、移転費用の方が業務費用よりも多い。最も金額が大きいのは社会保障給付で、経常費用の46.7%を占めている。今後も少子高齢化の進展などにより、社会保障関係費の増加が見込まれるため、区民に対し、安定的な行政サービスを継続するため、取り組まなければならない課題に予算を重点的に配分していく。
4.負債の状況
住民一人当たり負債額は類似団体平均を上回っている。負債については、地方債の減などにより、前年度と比べて2,607百万円の減となった。区債については、世代間の公平性や後年度負担に十分配慮しながら、効果的に活用していく。
5.受益者負担の状況
受益者負担については、施設維持管理経費の調査を実施し、調査結果を踏まえて施設使用料等の設定や見直しを検討することとしている。今後も施設維持管理経費の調査結果と併せ、人件費・物件費の変動や公共施設等総合管理計画に基づく区有施設マネジメントの取組等と合わせて、受益者負担の適正化を図っていく。
類似団体【特別区】
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