越谷市:公共下水道

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経営比較分析表(2021年度)

経営の健全性・効率性について

①経常収支比率100%を超えており、また類似団体平均水準であることから適正な数値であると考える。将来的な人口減少や施設維持管理費の増加が見込まれており、下水道事業経営戦略に基づき健全な経営に努める。③流動比率令和3年11月検針分から使用料改定が反映されたことによる収入増加や、支払利息の減少等により指標が改善した。④企業債残高対事業規模比率企業債の償還が進んだことにより指標が改善した。類似団体平均値以下の水準となっており、今後も計画的な更新投資を行い、適正な水準となるよう努める。⑤経費回収率100%を超えており、適正な数値であると考える。今後増加する改築・更新費用を考慮し、下水道事業経営戦略に基づき健全な経営に努める。⑥汚水処理原価113.37円であり、類似団体平均同水準となっており、適正な数値であると考える。計画的な更新投資など費用の平準化を図り、適正水準の維持に努める。⑧水洗化率96.47%となっており、類似団体平均と同水準となっている。今後も継続して水洗化普及活動を実施し、水洗化率の向上に努める。

老朽化の状況について

①有形固定資産減価償却率類似団体平均、全国平均値と比較して低い値となっている。これは地方公営企業法の適用の際の資産評価にあたっては、新規取得の扱いとなり、法適用以前の減価償却相当額が減価償却累計額に計上されていないことが要因である。②管渠老朽化率現時点で耐用年数を迎えた資産は少なく、類似団体平均、全国平均値と比較して低い水準に留まっている。今後耐用年数を迎える管渠が増加し、指標は増加傾向にある。③管渠改善率ストックマネジメント計画に基づき、下水道施設の計画的な更新・改築に取組んでいる。

全体総括

指標について全体的に改善傾向にあり、概ね健全な経営状況と考えられる。令和3年度に実施した料金改定において、基本水量や水量区分の変更を行ったが、料金収入の想定値を下回る結果となり、流動比率に影響が出た。流動比率の改善については、本市における人口は減少に転じており、それに伴う使用料収入の減少や、施設の維持管理費の増加などがあるなかで、下水道使用料の改定や、水洗化率の向上などにより収益性を高め、また、計画的な更新投資や業務の効率化によって費用を抑制することで、指標改善に取組んでいく。下水道施設の老朽化対策については、今後耐用年数を超過する資産が増加していくため、引続きストックマネジメント計画に基づく、計画的な更新・改築に取組んでいく。

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