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秋田県大仙市:大曲病院の経営状況(2022年度)

🏠大仙市

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収録データの年度

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経営比較分析表(2022年度)

地域において担っている役割

当院は、大仙・美郷を主な圏域とする全国でも稀な精神科単科の市立病院である。当地域では、高齢化に伴い認知症への医療需要が増加しており、当院では精神疾患を持つ患者の地域生活やその家族を支える医療を確保するため、医療機関相互の連携を行っている。また、医療を必要とする人と医療を結び付けるための医療・福祉・行政のネットワーク形成に積極的に関与し、専門病院としての立場から地域医療の基盤を支えている。

経常収支比率

医業収支比率

修正医業収支比率

累積欠損金比率

病床利用率

入院患者1人1日当たり収益

外来患者1人1日当たり収益

職員給与費対医業収益比率

材料費対医業収益比率

経営の健全性・効率性について

一般会計から普通交付税及び特別交付税の基準内繰入を受け、経常収支はかろうじて黒字を維持しているが医業収支は赤字であり、医業収益に対する職員給与費が89.4%と平均を上回り経営を圧迫している状態である。病床利用率は平均値を超えているが、地域の人口減少等により、入院患者数及び外来患者数は減少傾向にある。また、入院患者及び外来患者1人1日当たりの収益が類似病院の6割程度と極端に低くなっており、収益性の向上が課題となっている。

有形固定資産減価償却率

器械備品減価償却率

1床当たり有形固定資産

老朽化の状況について

平成8年12月の設置から25年以上経過し、有形固定資産減価償却費率や器械備品減価償却率など平均を大きく上回り施設の老朽化が顕著となっている。そのため、令和3年度から4年度の2か年計画で空調設備改修工事を完了し、令和5年度以降も火災報知設備の更新及び屋上の防水シート張替え工事を予定している。大規模改修工事が続くため、これまで以上に財源の確保が重要となるが、今後も計画的に施設設備の更新を行い、施設設備の維持を図っていく。

全体総括

定期的に市内の福祉施設と認知症関連の勉強会を開催するなど、各関係機関との連携に努めており、平成30年度からは大仙市の福祉事業である認知症初期集中支援推進事業に参画している。また、地域の総合病院への診療応援や、訪問看護などのアウトリーチ事業などにも力を入れている。公立病院経営強化プランでは医業収益の増加を目標とし、新規患者診療枠の拡大による診療待機日数の削減や可能な施設基準の取得に取り組みながら、退院支援により在院日数の短縮などによる効率のよい収益構造を目指し、持続可能な精神医療提供体制を整え、公立病院として地域住民の皆様のこころの健康と福祉に貢献し、地域生活の基盤を支える、地域になくてはならない病院を目指していく。

出典: 経営比較分析表,

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