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地方財政ダッシュボード

熊本県宇土市の財政状況(2022年度)

熊本県宇土市の財政状況について、2022年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

宇土市水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業漁業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2022年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2022年度)

財政力指数の分析欄

財政力指数については、前年度比で0.01ポイント減少した。類似団体との比較では、類似団体平均値を上回る状態が続いており、全国平均値、熊本県平均値と比較しても高くなっている。しかし、自主財源全体の割合は38.8%と高くなく、地方交付税等に依存した脆弱な財政基盤といえる。今後も、引き続き、地方税等の収納率向上に努めるとともに、新たな収入源の確保に努め、財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率については、前年度比で6.2ポイント%悪化に転じた。要因としては、平成28年熊本地震で借り入れた起債の元金償還の開始による公債費の増加、宇城広域連合の大型事業による負担金の増加、臨時財政対策債の減少等が挙げられる。なお、令和3年度は、普通交付税の追加交付や地方消費税交付金の増加による一時的な改善であったため、令和4年度は令和2年度と近似値となった。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口一人当たり人件費・物件費等決算額は、前年度比で421円増加した。人件費については、定年退職者の増加により退職手当が増加した。段階的な定年延長により、数年間は退職手当の減少が見込まれるが、会計年度任用職員の昇給等により一人あたりの単価が上昇することから大幅な減少は見込まれない。また、物件費については、物価高騰の影響により光熱水費をはじめとする経常的な費用が全体的に増加した。類似団体との比較では、平成30年度以降類似団体平均値を下回る状態が続いてる。

ラスパイレス指数の分析欄

給与水準を示すラスパイレス指数は、全国平均を下回るものの、前年度比で0.1ポイント上昇とし、類似団体とほぼ同水準となった。ラスパイレス指数の上昇要因としては、職員採用や退職等により職員構成が変動したことが考えられる。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

これまで、早期退職など組織の活性化への取組みを継続しながら、計画的な採用と優秀な人材確保に努めてきた。しかし、定年退職者以外の普通退職者が増加するなど、計画している職員数を確保できず、人口1,000人当たりの職員数は、前年度から微増しているものの、類似団体と比べると極めて少ない水準にある。令和5年4月に策定した第7次定員適正化計画においては、育児休業者や休職者を除く実稼働職員数を指標とし、職員数の増加に取組んでいる。今後についても、引き続き計画的な採用を実施するとともに、最少の経費で最大の効果が出せるよう適切な人員配置を行う。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率については、前年度比で0.5ポイント増加した。これは、熊本地震からの復旧事業に係る地方債の償還等により元金償還金が本格化したことが影響しており、今後も償還が続いていくため、引き続き実質公債費比率が増加することが見込まれる。類似団体との比較では、類似団体平均値を上回る状態が続いており、全国平均値、熊本県平均値と比較しても高くなっている。そのため、地方債を活用する事業の実施にあたっては、事業実施時期の平準化や事業規模の適正化などにより、実質公債費比率を悪化させないよう努めている。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率については、前年度同様、該当なしとなった。主な要因としては、熊本地震からの復旧事業等に係る災害復旧事業債の償還が本格化したことに伴い、交付税措置率が85.5%となり、基準財政需要額算入見込額が前年度比で1,785百万円増加したことが挙げられる。熊本地震からの復旧事業については多額の地方債の借入れを行っているが、当面は基準財政需要額算入見込額が高い水準で推移することが見込まれ、それに伴い将来負担比率も大きく悪化することはないと見込まれる。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)

人件費の分析欄

人件費については、前年度比で0.4ポイント増加した。分子において定年退職者数や、会計年度任用職員の単価が増加したことが影響している。類似団体との比較では、類似団体平均を下回る状態が続いており、全国平均値、熊本県平均値と比較しても低くなっている。今後は、定員適正化計画により職員の増加が見込まれている。

物件費の分析欄

物件費ついては、前年度比で0.8ポイント増加した。分子において物価高騰の影響により、光熱水費をはじめとする経常的な費用が全体的に増加したことが影響している。類似団体との比較では、類似団体平均を下回る状態が続いており、全国平均値、熊本県平均値と比較しても低くなっている。令和5年度に新庁舎が共用開始となり、施設の集約、備品等の更新を行っているため、今後の経費の抑制を期待している。

扶助費の分析欄

扶助費については、前年度比で0.5ポイント増加した。分子において、障害児施設給付サービス等の福祉サービス費用が増加したことが影響している。類似団体との比較では、類似団体平均値を大きく上回る状態が続いており、全国平均値、熊本平均値も大きく上回っている。今後も、福祉サービス関連の利用者が増加することから、扶助費は増加する見込みである。

その他の分析欄

その他ついては、前年度と同じく13.0%となった。維持補修費については、前年度比で0.5ポイント減少したが、公共施設の老朽化が進んでいる状況であるため、今後は増加が見込まれているため施設の適正管理及び費用の平準化に努める。繰出金については、前年度比で0.5ポイント増加した。後期高齢者医療広域連合への繰出金が増加したことが影響している。

補助費等の分析欄

補助費等ついては、前年度比で1.4ポイント増加した。分子において環境衛生に係る広域連合負担金が増加したことが影響している。類似団体との比較では、類似団体平均を上回る状態が続いており、全国平均値、熊本県平均値と比較しても高くなっている。今後も、宇城クリーンセンター(廃棄物処理施設)の建設等に係る宇城広域連合負担金の増加が見込まれており、補助費等の比率は上昇する見込みである。

公債費の分析欄

公債費については、前年度比で3.1ポイント増加した。類似団体との比較では、類似団体平均値を上回り、全国平均値、熊本県平均値と比較しても高くなっている。熊本地震からの復旧事業に係る災害復旧事業債等の償還が本格化しており、今後も多額の地方債の借入の償還が続くため、公債費の比率は増加すると見込まれる。

公債費以外の分析欄

公債費以外については、前年度比で3.1ポイント増加した。主な要因として、人件費、物件費、扶助費、補助費等の各指標の増加が挙げられる。類似団体平均値と同じ値だが、全国平均値、熊本県平均値を下回っている。今後は、引き続き、人事評価制度の活用等による給与の適正化や、民間委託等による業務の効率化を検討し、行政サービスに対する受益者負担も視野に入れながら、財政健全化を図っていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)

分析欄

財政調整基金残高は標準財政規模比46.21で、前年度比で6.24ポイント増加した。要因としては令和3年度決算剰余金を600百万円積み増したことが挙げられる。実質収支額は標準財政規模比13.72%で、前年度比で1.7ポイント増加した。要因としては、地方税や普通交付税の増額等が挙げられる。実質単年度収支は前年度比で3.59ポイント減少している。要因として、単年度収支が前年度と比べ減少したことが挙げられる。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)

分析欄

全会計赤字はなく、良好な運営を行っている。【一般会計】歳入においては、市税の徴収強化や自主財源の確保に努めるとともに、歳出予算の抑制を行うことで、健全な財政運営に努めている。【公共下水道事業会計】公営企業会計に移行しているため、独立採算を行っているが、公債費に対する部分の一部に一般会計からの補助を支出している。【水道事業会計】公営企業会計に移行しており、独立採算を行っている。簡易水道事業特別会計を統合したことに伴い、旧簡易水道事業の公債費の一部に一般会計から繰出金を支出しているが、良好な運営を行っている。【介護保険事業】高齢者人口の増加により、給付費等が増加している状況であるため、収支は黒字だが厳しい財政状況である。【国民健康保険特別会計】赤字補てんを目的とした一般会計からの基準外繰出金の支出は、令和2年度以降支出していない。【漁業集落排水施設整備事業特別会計】使用料収入では運営が難しいため、一般会計からの繰出金により収支を保っており、運営は厳しい状況となっている。【後期高齢者医療特別会計】広域連合に対する負担金等に対し一般会計からの繰出金を支出しているが、健全な運営を行っている。

実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

元利償還金等のうち、元利償還金については、熊本地震からの復旧事業に係る災害対策債や公共施設等の復旧に係る災害復旧事業債の償還が開始されたことに伴い増加傾向にある。元金償還が始まっているため、引き続き実質公債費比率が上昇すると見込まれる。算入公債費等については、災害復旧費等に係る基準財政需要額が増加したことで、前年度から209百万円増加した。今後は、起債事業の見直しや有利な地方債の活用をより一層推し進め、実質公債費比率を悪化させないよう努めることとしている。

将来負担比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

将来負担額のうち、地方債現在高については、庁舎建設事業等の熊本地震からの復旧事業実施に伴い、災害復旧事業債が増加している。組合等負担見込額について令和2年度から大幅に増加している。令和2年度及び令和3年度は、宇城広域連合の消防本部・北消防署建設事業に係る地方債借入の影響によるものである。令和4年度については、宇城広域連合の宇城クリーンセンター(廃棄物処理施設)建設事業に係る地方債借入の影響であり、当該2件の大型事業の実施によるものである。充当可能財源のうち、基金については、決算剰余金処分により財政調整基金の積み増しを行ったことで前年度から増加となった。また、基準財政需要額算入見込額については、標準財政収入額に占める地方債残高の割合が高くなったことで交付税算入率が高くなり、前年度より増加している。熊本地震からの復旧事業(災害復旧費)については、交付税算入率が高いため、将来負担比率が急激に悪化することはないが、長期的に見た場合、数値への影響が懸念される。

基金残高に係る経年分析(2022年度)

基金全体

(増減理由)・基金全体としては、前年度から353百万円増加した。主な要因として、令和3年度の決算剰余金として600百万円を財政調整基金に積立を行ったことが挙げられる。特定目的基金では、老朽化した市有施設の更新・整備の財源に充てるため、市有施設整備基金から117百万円取崩を行ったことなどにより、特定目的基金全体では256百万円の減少となった。(今後の方針)・今後は、熊本地震の復旧事業として発行した起債の償還が始まることや扶助費、補助費の伸びが見込まれ、財政調整基金や減債基金の取崩しを行わなければならないと懸念している。また、庁舎建設等基金については、現在行っている庁舎建設事業の財源として、市有施設整備基金については、今後行う必要がある公共施設の老朽化対策の財源として取崩しを行う方針である。そのため、基金全体としては今後減少していくことが想定される。

財政調整基金

(増減理由)・令和3年度決算に基づく決算剰余金として600百万円の積立等を行ったため、基金残高が610百万円増額となった。(今後の方針)・今後、熊本地震の復旧事業の財源として発行した起債の償還や、扶助費・補助費の伸びによる財源補てん等で財政調整基金の取崩を行わなければならない事態も想定されるため、中長期的にみれば枯渇することが懸念される。

減債基金

(増減理由)・利子以外の積立を行っていないため、前年度からの増減はなかった。(今後の方針)・減債基金は公債費元金の償還に活用する目的で積立を行っている。これまで大きな取崩しは行っていないが、熊本地震災害廃棄物処理基金補助金を原資に積立(令和元年度74百万円積立)を行っているため、当該分については、対象費用(災害廃棄物処理事業に係る借入金の償還金)に充てる財源として活用していく方針。また、令和3年度普通交付税追加交付分のうち臨時財政対策償還基金費により交付された144百万円を基金に積み立てており、当該分について、令和3年度に借り入れた臨時財政対策債の償還が完了する令和23年度までに活用していく方針。

その他特定目的基金

(基金の使途)・庁舎建設等基金:庁舎建設又は改修に要する調査費、設計費及び工事費等の財源に充てるための基金・市有施設整備基金:老朽化した市有施設の更新・整備に要する経費の財源に充てるための基金・地域福祉基金:地域における保健福祉の増進を図るための経費の財源に充てるための基金・平成28年熊本地震復興基金:平成28年熊本地震による災害からの早期の復興を図るための経費の財源に充てるための基金・まちづくり基金:地域住民による公益的なまちづくり活動の促進及び優秀な人材育成のための財源に充てるための基金(増減理由)・庁舎建設等基金については、寄附金の積立を行ったが、庁舎建設事業に充てるため取り崩しを行い67百万円減少した。・市有整備施設整備基金については、財産売払い収入の積立を行ったが、市有施設の更新・整備に充てるため取り崩しを行い115百万円減少した。・地域福祉基金については、寄附金の積立を行い1百万円増加した。・平成28年熊本地震復興基金については、義援金の積立を行ったが、熊本地震からの復旧・復興に係る市町村創意工夫事業の財源に充てるため取崩しを行い58百万円減少した。・まちづくり基金については、地域のまちづくり活動に対する補助金の財源に充てるため、取り崩しを行い4百万円減少した。(今後の方針)・庁舎建設基金については、庁舎建設事業を熊本地震からの災害復旧事業として実施しているが、災害復旧事業債を充当できない経費については、庁舎建設基金を活用していく方針。また、市有施設整備基金については、今後、公共施設等総合管理計画及び個別施設計画等に基づき公共施設の適切な維持管理を行うため、必要に応じ基金を取り崩し、財源として活用していく予定。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産減価償却率は、一般的に施設の老朽化の度合いを示す指標とされています。令和4年度の有形固定資産減価償却率は60.2%で、類似団体よりも低い数値となっていますが、本市においても多くの公共施設やインフラ施設は、高度経済成長期に整備されたものであるため、年数を経過した資産を多く所有し、その減価償却が比較的進んでいる状態です。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、前年度から116.5ポイント上昇し、全国平均より約190ポイント以上高い状況です。しかし、熊本県平均との差は32.1ポイントで、全国平均と熊本県平均は約200ポイント差があることから、平成28年熊本地震の影響を受けていることが推察されます。また、前年度より上昇した主な要因として、熊本地震で被災した庁舎の再建工事が完了したことに伴い、地方債現在高が増加したことが挙げられます。地方債の借入抑制に取り組むとともに、市税、基金等の財源確保に努める必要があります。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

有形固定資産減価償却率は、熊本地震に伴う建替え等の影響により、一時的に類似団体よりも低い数値となっています。しかし、平成28年熊本地震により被害を受けた公共施設やインフラ施設等の復旧工事を行っているものの、年数を経過した資産を多く所有するため、今後も老朽化が進んでいくものと推察されます。このため、老朽化した公共施設等について、公共施設等総合管理計画を基本としながら、適切に更新を行っていく必要があります。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率については、3ヶ年平均は11.1%となり前年度から0.5ポイント増加しました。主な要因としては、平成28年熊本地震に係る地方債の償還開始に伴い、災害復旧事業債元利償還金が増加(前年度比+281百万円)したことが挙げられます。今後も、熊本地震に係る地方債の償還が継続するため、数値の減少は見込まれません。将来負担比率については、前年度同様「-」となりました。主な要因としては、熊本地震に係る地方債の借入が増加したことに伴う基準財政算入額算定見込額の増加(前年度比+1,785百万円)やR3年度決算剰余金処分による財政調整基金の増加等に伴う充当可能基金の増加(前年度比+468百万円)が挙げられます。

施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2022年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2022年度)

財務書類に関する情報②(2022年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

熊本県宇土市の2022年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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