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地方財政ダッシュボード

熊本県宇土市の財政状況(2018年度)

熊本県宇土市の財政状況について、2018年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

宇土市水道事業簡易水道事業水道事業末端給水事業下水道事業公共下水道下水道事業漁業集落排水

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2018年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2018年度)

財政力指数の分析欄

財政力指数は,ここ数年,ほぼ横ばいの状況が続いていたが,平成30年度は前年度比で0.01ポイント増加し,全国平均を上回る結果となった。自主財源である地方税が歳入総額に占める割合は22.6%と前年度比で4.0ポイントの増加となったが,繰越金等を含む自主財源全体の割合は34.8%と,歳入全体の3分の1程度となっており,地方交付税等に依存した脆弱な財政基盤といえる。今後も,引き続き,地方税等の収納率向上に努めるとともに,新たな収入源の確保に努め,財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

経常収支比率は前年度比で2.2ポイント減少し,前々年度水準まで改善した。主な要因としては,定年退職者の減少による人件費の減,及び宇城広域連合負担金の減少による補助費の減などが挙げられる。しかしながら,依然として類似団体平均を上回る結果となっている。今後は,宇城クリーンセンターや浄化センターの建替え等により宇城広域連合に対する負担金の増加や,熊本地震に伴う災害復旧事業に係る起債の償還が始まるため,数値は上昇していくと見込まれる。現在の水準を維持できるよう,引き続き義務的経費の削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

人口1人当たりの人件費及び物件費については,前年度比で57,581円減少し,類似団体では最も少ない金額となった。人件費では,定年退職者の減少に伴う退職金の減少による影響額(伸率-43.1%)が,人事院勧告に伴う給与改定及び職員数増加による人件費の増額による影響額(伸率+2.9%)を上回ったことが主な要因として挙げられる。物件費では,熊本地震に伴う家屋解体及び災害廃棄物処理事業の終了に伴い,委託料が大幅に減少(伸率-64.9%)したことが主な要因として挙げられる。今後は,現在の水準を維持できるよう,引き続き職員数の適正化を推し進めるとともに,物件費等の歳出削減を徹底していく。

ラスパイレス指数の分析欄

給与水準を示すラスパイレス指数は,全国平均を下回るものの,前年度比で0.9ポイント増加し,類似団体と同水準となった。ラスパイレス指数の上昇要因としては,国が行う55歳以上の昇給停止を行っておらず,本市では昇給抑制措置を行っている点が挙げられる。また,査定昇給において,制度上「特に良好」,「極めて良好」の昇給号数自体は抑制しているが,「特に良好」の適用となる対象者数が多い点もラスパイレス指数の上昇要因として考えられる。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

職員数については,これまで新規採用抑制,早期退職制度及び民間委託等による職員削減を進めてきたことで,類似団体中1位の水準にある。平成29年3月に定員適正化計画を見直し,職員数の増加を図ったことで,平成30年度は前年度比で0.23人増加した。今後は,これまで取り組んできた早期退職制度や民間委託等を継続していき,最小の経費で最大の効果が出せるよう適切な人員配置を図っていく。

実質公債費比率の分析欄

実質公債費比率については,財政健全化プランによる職員数の削減や公債費の抑制により熊本地震の影響が大きかった平成28年度を除いて,ここ数年減少傾向にある。平成30年度は前年度と同水準となったが,これは3カ年の平均値での比較であり,単年度で比較した場合は0.07ポイント上昇している。今後は平成28年熊本地震に伴う災害復旧事業債等の償還が本格的に始まることから,実質公債費比率は上昇すると見込まれるため,起債事業の見直しや有利な地方債の活用をより一層推し進め,実質公債費比率を悪化させないよう努める。

将来負担比率の分析欄

将来負担比率については,財政健全化プランによる職員数の削減や公債費の抑制により熊本地震の影響が大きかった平成28年度を除いて,ここ数年減少傾向にある。平成30年度は前年度比で7.4ポイント減少したが,主な要因としては,一般職の在籍状況の変化や特別職の在職期間の変更により,退職手当負担見込額が約1億円減少したとことに加え,決算剰余金処分による財政調整基金(4億円)の増額により,充当可能財源が増額となったことが要因として挙げられる。今後は庁舎再建により将来負担比率が悪化すると見込まれるが,有利な地方債等を活用しつつ,財政の健全運営に努めていく。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2018年度)

人件費の分析欄

人件費については,前年度比で1.3ポイント減少し,類似団体平均値を下回る結果となった。これは,定年退職者の減少に伴う退職金の減少による影響額(伸率-43.1%)が,人事院勧告に伴う給与改定及び職員数増加による人件費の増額による影響額(伸率+2.9%)を上回ったことが主な要因として挙げられる。今後は,定員適正化計画により職員数の増加が見込まれるため,人件費の大幅な縮小は見込めない状況である。

物件費の分析欄

物件費については,これまで非常勤職員で対応していた電話交換業務を業務委託に変更したことや,庁舎の警備委託料の増加等により,前年度比で0.2ポイント上昇したものの,類似団体平均値を下回っている。今後は電算システム更改に伴う導入経費やシステム利用料の増額が見込まれるが,事務経費や旅費等の削減に努め,低コストで質の高い行政サービスを目指す。

扶助費の分析欄

扶助費については,前年度比で0.1ポイント増加し,類似団体・全国・県平均を大きく上回っている。主な要因としては,障害者及び障害児福祉サービス費の伸びが大きく,次いで保育所運営負担経費の増加等が挙げられる。今後も当面の間はサービスの利用量が増加していくと考えられるため,受益者負担等の検討を行いながら,上昇傾向に歯止めをかけるよう努める。

その他の分析欄

その他に係る経常経費比率については,前年度比で0.7ポイント減少した。主な要因としては,国民健康保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計に対する繰出金が減少したためである。今後は,国保会計の運営主体が県へ移行した後の激変緩和措置が段階的に終了することから,再び繰出金の額が増加することが想定されるため,保険税率の見直しも視野に入れ検討を行い,財政健全化に努めていく。

補助費等の分析欄

補助費については,宇城広域連合負担金(宇城クリーンセンター費・宇土清掃センター費)の減額等により,前年度比で0.2ポイント減少した。今後は,浄化センター及び宇城クリーンセンターの大規模改修に加え,北消防署の建設を予定しているため,補助費等の比率は大幅に上昇していくと考えられる。

公債費の分析欄

公債費については,これまで財政健全化プランによる公債費の抑制を行ってきたことで,全国及び県平均を上回っているものの,類似団体内平均値においては下回っている。既発債の償還が順次終了したことで,公債費は前年度比で0.3ポイント減少した。今後,熊本地震からの復旧・復興事業により発行した起債の償還を控えており,被災した庁舎の再建による災害復旧事業債の発行も予定しているため,公債費の比率は大幅に上昇すると見込まれる。

公債費以外の分析欄

公債費を除く経常経費比率は,前年度比で1.9ポイント減少したが,依然として全国及び県平均を上回る水準となっている。今後,職員数の増加に伴う人件費の増加や,宇城広域連合の大規模施設改修等に伴う負担金の増加が予想されるため,引き続き,人事評価制度の活用等による給与の適正化や,民間委託等による業務の効率化を検討し,行政サービスに対する受益者負担も視野に入れながら,財政健全化を図っていく。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2018年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2018年度)

分析欄

財政調整基金残高については,平成29年度決算剰余金を4億円財政調整基金に積み増したことで増額となった。実質収支比率は8.79と前年度比で0.44ポイント悪化したが,これは平成29年度に財政調整基金を取り崩し,一般会計に繰り入れを行ったためであり,この点を除くと実質収支は改善していると考えられる。実質単年度収支は前年度から大幅に改善したが,平成30年度においては財政調整基金の取り崩しを行わなかったことが要因となっている。今後も引き続き,適切な財政調整基金の確保に努め,施策事業の見直し等を図り,実質単年度収支の赤字が膨らまないよう健全な財政運営を行っていく。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2018年度)

分析欄

全会計赤字はなく,良好な運営を行っているといえる。【一般会計】歳入においては,市税の徴収強化や自主財源の確保に努めるとともに,歳出予算の抑制を行うことで,健全な財政運営に努めている。【公共下水道事業会計】公営企業会計に移行しているため,独立採算を行っているが,公債費に対する部分の一部に一般会計からの補助を支出している。【水道事業会計】公営企業会計に移行しており,独立採算を行っている。一般会計からの補助はなく,良好な運営を行っている。【介護保険事業】高齢者人口の増加により,給付費等が増加している状況であり,一般会計からの繰出金は増加傾向にある。収支は黒字だが厳しい財政状況である。【国民健康保険特別会計】一般会計から赤字補てんとしての基準外繰出金を支出しており,毎年予算編成は厳しい状況にある。【漁業集落排水施設整備事業特別会計】使用料収入では運営が難しいため,一般会計からの繰出金により収支を保っており,運営は厳しい状況となっている。【後期高齢者医療特別会計】広域連合に対する負担金等に対し一般会計からの繰出金を支出しているが,健全な運営を行っている。【簡易水道事業】公債費に対する部分の一部に一般会計から繰出金を支出しているが,収支は黒字であり,健全な運営に努めている。

実質公債費比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

地方債の発行に伴う元利償還金はここ数年減少傾向にあったが,平成30年度は,前年度と同水準となった。組合等が起こした地方債の元利償還金については,宇城広域連合の施設改修費や災害復旧費が増加したことで若干増加している。今後は,平成28年熊本地震による災害廃棄物処理に係る災害対策債や公共施設等の復旧に係る災害復旧事業債の償還の開始に伴い,元利償還金の額は増加していくが,算入公債費等も増加すると想定されるため,全体として増加はするものの,大きな増加とはならないと見込まれる。引き続き,有利な財源の活用に努め,比率を悪化させないよう注意する。

将来負担比率(分子)の構造(2018年度)

分析欄

将来負担額のうち,地方債残高については,新規発行額を元金返済額より抑制することで減少傾向にあったが,平成28年度以降,熊本地震の影響による災害対策債や災害復旧事業債等を多額に発行したことで,増加に転じ,今後も被災した庁舎の再建等により増加する見込みである。また,退職手当に係る負担見込額については,定年退職者数の減少により,将来負担額が減少している。充当可能財源のうち,基金については,決算剰余金処分により財政調整基金の積み増しを行ったことで前年度から増加となった。また,基準財政需要額算入見込額については,熊本地震に係る災害廃棄物処理事業や災害復旧事業の影響により,平成28年度以降増加傾向にある。熊本地震関連事業については,交付税算入率が高いため,将来負担比率が急激に悪化することはないが,一部市の負担が発生するため,長期的には数値に影響が出てくると思われる。

基金残高に係る経年分析(2018年度)

基金全体

(増減理由)・基金全体としては,前年度から317百万円増加した。主な要因として,平成29年度の決算剰余金として400百万円を財政調整基金に積み立てたことと,特定目的基金では,庁舎建設事業や熊本地震関連事業の財源に充てるため,庁舎建設基金から47百万円を,平成28年熊本地震復興基金から34百万円をそれぞれ取り崩したことが挙げられる。(今後の方針)・今後は,熊本地震の復旧事業として発行した起債の償還が始まることや扶助費,補助費の伸びが見込まれ,財政調整基金や減債基金の取り崩しを行わなければならないと懸念している。また,庁舎の再建や公共施設の老朽化対策も実施していく予定であり,その財源として庁舎建設基金や市有施設整備基金も取り崩しを行うこととなるため,基金全体としては今後減少していくと考えられる。

財政調整基金

(増減理由)・基金の使途明確化を図るため,平成29年度に市有施設整備基金を創設する際に,財政調整基金の取り崩しを行ったことで基金残高が減少したが,平成29年度決算に基づく決算剰余金として400千円を積み立てたため,基金残高が401百万円増額となった。(今後の方針)・今後熊本地震の復旧事業として発行した起債の償還や扶助費,補助費の伸びによる財源補てん等で財政調整基金の取り崩しを行わなければならない事態も想定されるため,中長期的にみれば枯渇することが懸念される。

減債基金

(増減理由)・増減なし。(今後の方針)・現在は公債費元金の繰上償還に活用する予定で積み立てているが,これまで大きな取り崩しはしていない。市の方針として,毎年度元金償還額以上の起債の発行はしないようにしており,これまで安定して元金が減少してきたが,今後は熊本地震の復旧・復興事業の起債の償還が始まるため,基金の取り崩しも視野に入れている。

その他特定目的基金

(基金の使途)・庁舎建設基金:庁舎建設又は改修に要する調査費,設計費及び工事費等の財源に充てるための基金・市有施設整備基金:老朽化した市有施設の更新・整備に要する経費の財源に充てるための基金・平成28年熊本地震復興基金:平成28年熊本地震による災害からの早期の復興を図るための経費の財源に充てるたの基金・地域福祉基金:地域における保健福祉の増進を図るための経費の財源に充てるための基金・まちづくり基金:地域住民による公益的なまちづくり活動の促進及び優秀な人材育成のための財源に充てるための基金(増減理由)・庁舎建設基金については,庁舎建設事業の財源に充てるため,取り崩しを行い45百万円減少した。・市有整備施設整備基金については,寄付金及び利子積立を行い8.6百万円増加した。・平成28年熊本地震復興基金については,熊本地震からの復旧・復興に係る市町村創意工夫事業の財源に充てるため取り崩しを行い33.7百万円減少した。・地域福祉基金については,温泉施設(あじさいの湯)整備の財源に充てるため,取り崩しを行い8.1百万円減少した。・まちづくり基金については,地域のまちづくり活動に対する補助金の財源に充てるため,取り崩しを行い6.2百万円減少した。(今後の方針)・庁舎建設基金については,熊本地震からの災害復旧事業として実施しているが,災害復旧事業債を充当できないものについては,庁舎建設基金を活用していく方針。また,市有施設整備基金については,今後,公共施設等総合管理計画及び個別施設計画等に基づき,公共施設の適切な維持管理を行うため,必要に応じ基金を取り崩し,財源として活用していく予定。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2018年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

有形固定資産原価償却率は,一般的に施設の老朽化の度合いを示す指標とされています。H30年度の有形固定資産原価償却率は60.2%で,類似団体平均並みですが,本市においても多くの公共施設やインフラ施設は,高度経済成長期に整備されたものであるため,年数を経過した資産を多く所有し,その減価償却が比較的進んでいる状態です。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は昨年度から減少していますが,全国平均を上回っており,熊本県平均とほぼ同水準にあります。今後は,平成28年熊本地震の影響から,地方債残高の増加等による将来負担額の増加が見込まれるため,経常経費の削減に取り組むとともに,充当可能な基金の確保に努めていく必要があります。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

有形固定資産原価償却率は,類似団体と比べやや高い比率となっていますが,平成28年熊本地震により被害を受けた公共施設やインフラ施設等の復旧工事を行っているものの,年数を経過した資産を多く所有するため,有形固定資産原価償却率の大きな変化はありません。今後は,熊本地震に伴う建替等の影響により,一時減少すると見込まれます。今後,庁舎復旧などの大規模建設工事が控えていますが,公共施設等総合管理計画を基本としながら,適切に更新を行っていく必要があります。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

実質公債費比率は類似団体の平均より高いものの,将来負担比率は低くなっています。これは,財政健全化プランにより新規の地方債の発行額を,当該年度の償還額以内に抑制してきたためです。将来負担比率について,庁舎建設事業の実施に伴い借入額(借入残高)が大きく増加するため,借入のタイミングで数値が増加する見込みです。しかし,地方債の新規発行の抑制は今後も継続する予定ですので,一時的な増加のあとは減少傾向で推移することが見込まれます。実質公債費比率について,短期間で数値が大きく上昇することはないと見込んでいます。理由としては,今後,熊本地震からの復旧事業で借入れた起債の償還が本格的に始まるため,地方債元利償還金(特に災害復旧事業債)の増加が見込まれますが,災害復旧債の元利償還金は基準財政需要額へ算入されること,事業を実施する際に充当可能な財源の確保に努めていること等があります。

施設類型別ストック情報分析表①(2018年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2018年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2018年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2018年度)

財務書類に関する情報②(2018年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

熊本県宇土市の2018年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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