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地方財政ダッシュボード

熊本県宇土市の財政状況(2012年度)

🏠宇土市

地方公営企業の一覧

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収録データの年度

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総括表

人口の推移

財政比較分析表(2012年度)

財政力指数の分析欄

ここ5年間ほぼ横ばいの状況で、0.47となっており、収入の多くを地方交付税に依存している。今後も税収の収納率向上による歳入確保に努める。

経常収支比率の分析欄

起債発行額を公債費元金以下に抑制してきたが、学校施設耐震改修事業等の大規模事業の元金償還の開始等により前年度と比較して1.5%増加している。今後は市税等の財源確保を図り、さらなる事務事業の見直し等経常経費の削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

指定管理制度の導入ほか職員数及び内部経費の削減により類似団体中1位となっている。引き続きコスト低減に努める。

ラスパイレス指数の分析欄

給与水準については、国庫公務員の俸給月額引き下げによる影響もあり,増加傾向にあったが前年度と比較すると0.4ポイント減少した。今後も平成16年度から導入している人事評価制度の充実を図りながら、年功序列主義から能力・実績主義的給与体系への移行を積極的に進めていく。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

過去からの新規採用抑制、勧奨退職制度及び民間委託等による職員削減を進めており、類似団体中では低い水準にある。さらに第4次定員適正化計画においても平成23年度から平成26年度までの4年間で-4.46%の目標を掲げている。

実質公債費比率の分析欄

前年度と比較すると0.3ポイント減少したが、依然類似団体の平均を上回っている。引き続き起債発行の抑制に努める。

将来負担比率の分析欄

財政健全化プランによる職員数の削減や公債費の抑制により、前年度と比較すると17.8ポイント減少した。要因としては、地方債現在高の減少及び債務負担行為に基づく支出予定額の減少が大きく影響しているものである。しかし、宇城広域連合負担金の増額が見込まれており、今後比率が上昇することも考えられる。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2012年度)

人件費の分析欄

人件費に係る経常収支比率は依然類似団体平均を下回っている。継続的に行っている勧奨退職の促進・新規採用の抑制等による職員数の削減、指定管理制度の導入、民間委託等の早期実施等が主な要因と考えられ、引き続き人件費の抑制に努める。

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率は類似団体平均より低い水準で推移している。平成16年度に策定した経常事務経費、旅費の削減など内部管理経費削減への徹底的な取組みが要因としてあげられる。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は上昇傾向にあるが、今年度も13.2%と対前年比で1.1ポイント増加した。類似団体平均を大きく上回っており、高齢化による医療費の増加等が主な要因と考えられる。今後も医療費等については増加することが予想され、資格審査等の適正化を進めていくことで、財政を圧迫する上昇傾向に歯止めをかけるよう努める。

その他の分析欄

特別会計への繰出金は減額したものの、その他に対する経常収支比率は増加傾向にある。今後は、特別会計の更なる財政健全化に努める、一般会計の負担軽減を図る。

補助費等の分析欄

補助費等その他に係る経常収支比率が類似団体を上回っているのは、一部事務組合への負担金が多額となっており、補助費等支出の約71%を占めている。今後は、負担金事業の精査・検証に努め、一部事務組合の効率化を図る。

公債費の分析欄

公債費に係る経常収支比率は、類似団体平均と比較しても1.6ポイント下回っている。主な要因としては、新規発行債の抑制に努めていること等があげられる。今後も投資的事業の精査、見直しにより公債費の抑制に努める。

公債費以外の分析欄

公債費以外に係る経常収支比率は,類似団体平均と比較しても依然上回っている状況である。要因の1つとしては、一部事務組合への負担金が多額になっていることがあげられる。今後、より一層経常的な経費の抑制に努める。

実質収支比率等に係る経年分析(2012年度)

分析欄

平成24年度末における財政調整基金の額は23億1,434万8千円、前年度比で5億49万円の増額となり、標準財政規模比で28.2%となった。今後も、財政健全化プランを踏襲する形の財政運営を継続していくことで、標準財政規模比20%以上の基金残高を維持するよう努める。一方で、実質単年度収支ではマイナスとなっており、さらなる支出の抑制を図る。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2012年度)

分析欄

全会計赤字はないが、一般会計の黒字額が前年度と比較して減少している。要因としては,税収や交付税等の減少など、一般財源の確保は大変厳しい状況である。また、国保特別会計においては、基準外繰出を行っており、特別会計の財政基盤の強化に努める必要がある。

実質公債費比率(分子)の構造(2012年度)

分析欄

平成24年度については、前年度と比較して分子は減少し,減少傾向にある。今後、学校施設耐震改修事業等の大規模事業の元金償還の開始等により公債費負担の増が見込まれるものの、過去の大型事業に伴う公債費は減少していく。

将来負担比率(分子)の構造(2012年度)

分析欄

過去の大型建設事業による起債償還が終了したことや、起債発行額の元金償還額以下への抑制対策等により、起債現在高及び将来負担比率の分子は減少した。今後、学校施設耐震改修事業等の大規模事業の元金償還の開始等により公債費負担の増が見込まれるものの、過去の大型事業に伴う公債費は減少していく。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,