地域の概況
普通会計の構造(2015年度)
総額6,166億円
総額6,166億円
総額6,308億円
総額6,166億円
総額6,166億円
総額6,308億円
景気の低迷による個人・法人関係税収の落ち込みにより、24年度までは下降傾向にあったが、25年度以降は、企業業績の回復による法人関係税収の増や、税率の引上げによる地方消費税の増などにより上昇している。引き続き、県税滞納額の縮減等による歳入確保と事務事業の徹底した見直しによる歳出抑制に取り組み改善に努めていく。
高齢化の進行による社会保障関係経費の増があるものの、職員数の減による人件費の減や、過去の景気対策等に伴い発行した建設地方債の元利償還がピークを越えたことによる公債費の減により、概ね横ばいで推移しているとともに、類似団体の平均を下回っている。なお、25年度は、国家公務員に準じて実施した臨時的給与削減措置による人件費の減のため低下した。今後も県税の滞納整理強化、公債費の適正管理、職員定員の適正化などにより改善に努める。
定員適正化計画に基づく定員削減や、財政健全化基本方針(H23~30)に基づく徹底した事務事業の見直しを行っているが、27年度は、人事委員会勧告に基づく職員給与改定や退職者数の増加による退職手当の増等により増加した。今後も、総人件費の抑制や内部管理経費の削減など徹底した見直しに努める。
本県のラスパイレス指数は98.8と国よりも低くなっており、都道府県平均を1.5下回っている。本県の給与水準は、従来から人事委員会勧告の実施により、地域民間給与との均衡が図られている。また、特殊勤務手当の見直しや技能労務職の給与水準の見直しの他、世代間の給与配分を適正化し職務や勤務実績を給与に反映させるために給与制度の総合的見直しを実施するなど、給与制度全般について適正化に取り組んでおり、今後も引き続き給与水準の適正化等に努めていく。
27年度は前年度までと同様の傾向で、過去の景気対策等に伴い発行した臨時財政対策債を除く地方債の元利償還がピークを過ぎたことや、低利の地方債の割合が上がっていることから、比率は低下してきている。今後も、交付税措置のある地方債の優先活用や公債費の平準化により、公債費負担の軽減に努める。
23年度は、東日本大震災を教訓とした緊急防災・減災対策や学校耐震化に重点的に取り組んだ一方、24年度以降は事業削減による建設地方債残高の減少、職員数の減等に伴う退職手当負担見込額の減少、財政調整基金等の積み増しによる充当可能基金の増加などにより、比率は低下傾向である。今後も、将来負担に配慮しつつ地方債発行を行うなど、引き続き財政運営の適正化に努める。
26年度は臨時的給与削減措置の終了により構成比率は上昇したが、27年度は、職員数の減等により構成比率は低下するなど、低下傾向にある。今後も、職員定員の適正化、行財政改革の取組みを通じて、総人件費の抑制に努める。
財政健全化基本方針等に基づき、徹底した事務事業の見直しに努めた結果、概ね横ばいとなっている。今後も、経常的な経費など内部管理経費の更なる見直しにより節減に努める。
障害者介護給付費等負担金や児童福祉施設入所措置費、障害児入所給付費等負担金に加え、27年度からの子ども子育て支援新制度の実施による社会保障関係経費の増等により、構成比率は上昇傾向にある。
その他の経費を占める主なものは維持補修費であるが、経費の平準化や効率化に努めた結果、概ね横ばいとなっている。
介護給付費や後期高齢者医療関係経費など、高齢化の進行に伴う社会保障関係経費の補助費の増加などにより、構成比率は上昇傾向にある。なお、県単独補助金等については、財政健全化基本方針等に基づき、その必要性や効果等を十分精査し、継続して見直しを行ってきたところである。
過去の景気対策等に伴い発行した臨時財政対策債を除く地方債の元利償還がピークを越え、減少傾向にあるが、23年度以降横ばいで推移している。今後も借入期間や借入方法などの多様化や償還方法の工夫を図り、公債費の抑制・平準化に配慮していく。
高齢化の進行等による社会保障関係経費の増等があるものの、財政健全化基本方針等に基づき歳入歳出両面にわたる徹底した見直しを行った結果、概ね横ばいとなっている。なお、25年度は、国家公務員に準じて実施した臨時的給与削減措置による人件費の減のため構成比率が低下した。
民生費は、住民一人当たり63,620円で、増加傾向にある。これは、高齢化の進行に伴う国民健康保険保険基盤安定事業費や後期高齢者医療公費負担事業費の増に加え、27年度からの子ども子育て支援新制度の実施による増によるものである。衛生費は、住民一人当たり19,925円で、前年度比20%の増となっている。これは、医療介護提供体制改革推進交付金を財源とした地域医療介護総合確保基金の積み増し(4,108百万円)等によるものである。労働費は、住民一人当たり1,957円で、減少傾向にある。これは、緊急雇用創出事業臨時特例交付金を財源として造成した雇用創出事業臨時特例基金の活用事業の減等によるものである。
グループ内順位5位/ 9団体
グループ内順位5位/ 9団体
グループ内順位4位/ 9団体
グループ内順位3位/ 9団体
グループ内順位5位/ 9団体
グループ内順位5位/ 9団体
グループ内順位1位/ 9団体
グループ内順位3位/ 9団体
グループ内順位2位/ 9団体
グループ内順位8位/ 9団体
グループ内順位3位/ 9団体
グループ内順位5位/ 9団体
グループ内順位7位/ 9団体
人件費は、住民一人当たり119,779円で、増加傾向にある。これは、人事委員会勧告に基づく職員給与改定、退職者数の増加による退職手当の増等によるものである。扶助費は、住民一人当たり15,853円で、増加傾向にある。これは、障害者介護給付費等負担金や児童福祉施設入所措置費、障害児入所給付費等負担金に加え、27年度からの子ども・子育て支援新制度の実施による増等によるものである。補助費等は、住民一人当たり91,648円で、前年度比12%増となっている。これは、地方消費税率引上げの影響の平年度化による地方消費税交付金の増(11,304百万円)や、地域商品券発行支援事業費補助金の増(1,428百万円)等によるものである。普通建設事業費は、住民一人当たり68,939円で、24年度以降増加している。これは、南海トラフ地震等に備えた防災減災対策に重点的に取り組んでいることや、国の補正予算対応事業によるものである。公債費は、住民一人当たり64,634円で、概ね横ばい傾向にある。これは、過去の景気対策に伴い発行した建設地方債等の元利償還金は減少傾向にある一方、臨時財政対策債の元利償還金が増加していることによるものである。
グループ内順位4位/ 9団体
グループ内順位8位/ 9団体
グループ内順位8位/ 9団体
グループ内順位7位/ 9団体
グループ内順位6位/ 9団体
グループ内順位5位/ 9団体
グループ内順位1位/ 9団体
グループ内順位1位/ 9団体
グループ内順位8位/ 9団体
グループ内順位7位/ 9団体
グループ内順位6位/ 9団体
グループ内順位9位/ 9団体
グループ内順位4位/ 9団体
グループ内順位1位/ 9団体
グループ内順位1位/ 9団体
歳出面では、社会保障関係経費や人件費の増があるものの、歳入面では、税率引上げ後の税収の平年度化による地方消費税などの県税収入の増があることから、実質収支は前年度より増加した。また、財政健全化基本方針(H23~30)に基づき、定員の適正化による人件費の抑制や事務事業の見直し、自主財源の確保など歳入歳出両面にわたる徹底した見直しを行った結果、財政調整基金の残高は27年度決算に向けた目標の420億円を上回る457億円を確保した。
県有林経営事業特別会計は、木材価格の低迷により木材販売収入が育林コストを下回り赤字が続いている。現在、11年度に策定した経営改善計画を26年度に見直し、新たな改善策等を盛り込んだ変更計画に基づいて財政の健全化等に取り組んでいるところである。一方、病院事業会計は、赤字決算の続いていた県立三島病院を平成21年度末をもって民間移譲したことや22年度からの7対1看護体制整備など第3次財政健全化計画に基づく各種施策に取り組んだ結果、現金収支が改善し、その他の会計とともに健全な財政状況となっている。また、港湾施設整備事業特別会計において、公共用地整備事業特別会計への償還費用の計上等により、資金剰余額が減少となった。
過去の景気対策等に伴い発行した臨時財政対策債を除く地方債の元利償還がピークを越えたことや、長期金利が低水準で推移し、低利の地方債の割合が上がっていることから、元利償還金は減少傾向にあったが、近年は概ね横ばい傾向となっている。27年度は、26年度と同様に、過去に借り入れた銀行等引受債の元金償還開始などにより増加した。今後も、交付税措置のある地方債の優先活用や公債費の平準化により、公債費負担の軽減に努める。
一般会計等に係る地方債の現在高は、交付税措置のある臨時財政対策債の残高増加により増加しているものの、事業削減により建設地方債等の残高は減少している。このほか、職員数の減等により、退職手当負担見込額が減少している。また、財政健全化基本方針等に基づく取組みを徹底し、財政調整基金等の積み増しにより、充当可能基金が増加した。今後も、将来負担に配慮した地方債発行を行うなど、引き続き財政運営の適正化に努める。
類似団体と比較して、実質公債費比率、将来負担比率ともに低い水準にある。実質公債費比率は、過去の景気対策等に伴い発行した臨時財政対策債を除く地方債の元利償還がピークを過ぎたことや、低利の地方債の割合が上がっていることから、比率は低下してきており、今後も、交付税措置のある地方債の優先活用や公債費の平準化により、公債費負担の軽減に努める。また、将来負担比率は事業削減による建設地方債残高の減少、職員数の減等に伴う退職手当負担見込額の減少、財政調整基金等の積み増しによる充当可能基金の増加などにより、比率は低下傾向であり、今後も、将来負担に配慮しつつ地方債発行を行うなど、引き続き財政運営の適正化に努める。
愛媛県の2015年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
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