岐阜県垂井町の財政状況(2012年度)
収録データの年度
財政比較分析表(2012年度)
財政力
数値的には全国、県平均を上回っているが、平成20年度以降低下傾向にある。法人町民税は特定1企業の業績により税収が左右される状況にあるため、今後の健全財政維持のためには、使用料、手数料の見直し等により自主財源の確保を図る必要がある。
財政構造の弾力性
数値的には、全国平均、県平均を下回っている。毎年の予算査定において経常経費の削減に努めてきたことが要因として考えられる。公共下水道事業特別会計の繰出金、不破消防組合に対する分担金を抑制するなど、経常経費の削減を図る必要がある。
人件費・物件費等の状況
数値的には、全国平均、県平均を下回っている。定員適正化計画と比較し少ない職員数で業務を行っている結果であり、物件費についてはコスト削減の意識が高まってきたことが要因であると考えられる。職員にとっては厳しい状況と思われる。今後、各公共施設の老朽化により改修、修繕等が増加することが予測されるため、適切な修繕・改修計画を設ける必要がある。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数104.8は全国町村平均より高い数値となっている。数値が伸びた要因は、国が国家公務員の職員給を平均7.8%減額したためであり、それが無かった場合の参考値は96.8となり前年を1.5下回っている。引き続き給与水準の適正化を図っていく必要がある。
定員管理の状況
自庁電算の処理を行っており、事務の電算組織化により効率的な業務形態となっていることから定員適正化計画の目標数値より少ない職員数で業務にあたっている。引き続き適正な人事管理を行っていく必要がある。
公債費負担の状況
数値的には減少傾向にあるが、全国、県平均数値には及ばない。平成8年に借り入れたごみ処理施設整備事業の償還が平成23年度で終了したため、今後も引き続き数値は低くなる見込みである。
将来負担の状況
平成23年度において大幅に減少し、平成24年度では9.9まで低下した。これは地方債残高の減少と基準財政需要額の算入見込額の増が大きな要因である。将来の大型整備事業を見据え、今後も財政運営の健全化に努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2012年度)
人件費
全国平均、県平均と比較すると低い数値になっている。定員適正化計画と比較して少ない職員数であることと、指定管理者制度の導入、消防業務を組合で行っていることなどが考えられる。第5次行財政改革への取組を通じて、引き続き人件費の抑制に努める。
物件費
自庁処理を行っている電算経費と単独のごみ処理施設経費が経常経費を押し上げる要因となっている。業務内容の見直しを図るとともに、今後の事業の方向性を検討する必要がある。
扶助費
数値は類似団体平均、県平均を上回り、上昇傾向にある。障害福祉サービス費、給付費、福祉医療費の助成など制度の充実の一方、これらの扶助費により町財政が圧迫され、硬直化の原因にならないよう上昇傾向に歯止めをかけるよう努める。
その他
普通会計を圧迫しているのは、公共下水道事業等の繰出金が主な要因として挙げられる。事業運営にあたっては経費削減と独立採算の原則を常に意識するとともに、事業計画の検証を行う必要がある。
補助費等
衛生関係、消防関係の一部事務組合の負担金について、各組合に対して経費削減を要求していく必要がある。補助金については、算出根拠と事業効果を明確にしていくとともに、団体の育成補助に形態を変更していく必要がある。
公債費
平成20年をピークに減少傾向になっている。平成8年に借り入れたごみ処理施設整備事業の償還終了が主な要因である。今後予測される大型整備事業等により、やむを得ず起債を起こす場合は交付税に算入されるような有利な起債を検討する。
公債費以外
平成24年度については、前年度から4.8ポイント上昇した。今後も扶助費、繰出金、補助費等など普通会計を圧迫する要因については十分注意する必要がある。
実質収支比率等に係る経年分析(2012年度)
分析欄
基金残高及び実質収支額は平均的に推移している。将来の大型整備事業(庁舎、幼保一元化施設、ごみ処理施設、企業誘致等)を見据え、財政状況の厳しい中、状況が許す範囲で基金の積立を行っているのが現状である。今後も後世への負担を少しでも軽減するよう、状況に応じた基金の積立を継続する必要がある。
連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2012年度)
分析欄
一般会計から連結する各特別会計においては、黒字決算で推移している。構成をみると水道事業会計、一般会計が大きな数値を示している。水道事業会計においても大きな事業が進められており、一般会計においても今後、多くの大型事業が見込まれることから、より計画的な財政運営が必要となる。
実質公債費比率(分子)の構造(2012年度)
分析欄
平成24年度の元利償還金は前年度から206ポイント減少した。繰入金については、公共下水道事業繰入金が大部分であることから、事業計画を常に検証し、起債の借入を抑制、独立採算制を意識した事業運営に取り組まなければならない。今後、大規模事業に取り組まざるを得ないが、緊急性、住民ニーズを的確につかみ事業の優先度を厳しく点検しながら起債の新規発行を抑制するよう努める。
将来負担比率(分子)の構造(2012年度)
分析欄
将来負担額は、一般会計に係る地方債の現在高が年々減少しているのは、臨財債以外新規の起債を起こしていないのが主な要因である。充当可能財源等については、これからの大型事業を見据え、基金積立を行っていくことが必要になる。このため当面は将来負担比率が減少傾向となるが、近い将来には将来負担比率が上昇することも考えられる。
よくある質問
このページで何が分かりますか?
岐阜県垂井町の2012年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
関連する地方公営企業も見られますか?
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