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財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
財政力指数については県内平均を上回っているが、他の類似団体と比較すると財政基盤が強い方とはいえない。長引く景気の低迷による個人・法人住民税の減収などから、ここ3年間で0.01ポイントずつ減少している状況である。今後も事務事業の見直しに積極的に取り組み、不要不急の歳出を削減し、自主財源(主に税収入)の確保(収納率95%以上を目標とする)に努める施策の展開が必要である。
平成20年度をピークに年々減少しているが、依然として県内平均を上回っている状況である。内訳を見ると人件費が最も高い割合を占めているが、その数値は徐々に改善されてきている。今後も経常的経費の削減を図るため、当面の間、当初予算編成時においては経常的経費の枠配分を実施することで、経常的経費を対前年度3%~5%程度圧縮するよう取り組む。
前年度と比して物件費が2.4%増加しているが、人件費、維持管理費ともに減少している。また、人口においても569人増加した結果、人口1人当たりの人件費・物件費等決算額は、前年比で1.3%減少している。類似団体平均及び県内平均のいずれと比較しても下回っており、おおむね適正といえるが、今後も施設の維持管理経費等の縮減を図り、引き続き現在の水準の維持に努める。
人口増加により行政需要が伸びる中、「浦添市行財政集中改革プラン」(平成17~平成21)及び「同プラン継続取組分」(平成22~平成24)に則り、指定管理者制度の導入、民間への業務委託の推進、さらに現業職員の退職不補充を実施し、定員の削減に努めてきた。その結果、平成17年から平成22年においては、当初の職員定数削減目標55人(6.4%)を上回る59人(6.84%)の削減を達成した。普通会計のみに限ると63人(8.17%)の削減を達成している。今後も継続して簡素で効率的な行政運営を目指し、事務事業及び組織の見直しや保育所民営化等の推進により定員適正化に努める。
類似団体平均を4.5ポイント、全国平均を0.5ポイント上回っている。普通建設事業費に係る起債の償還等に伴い上昇している。今後も普通建設事業の緊急性・必要性を精査し、各事業の取捨選択又は見直し等を図り市債発行額を抑制し、起債に大きく頼ることのない財政運営に努める。
類似団体平均を66.9ポイント、全国平均を19.7ポイント上回っている。これまで順次行ってきた小中学校関連改築事業並びに幼稚園園舎改築事業、公園整備事業や道路整備事業等により地方債の残高が増大した。今後、沖縄都市モノレール事業等により地方債が更に増加する傾向にある事を踏まえ、普通建設事業の緊急性・必要性を精査し市債発行額を抑制する。また、各事業の取捨選択を図り事業の見直し等の行財政改革を推し進め将来負担の軽減に努める。
人件費の経常収支比率については25.7%と高い割合を占めているが、その数値は好転している。これは平成17年度から平成21年度の間において実施した行政集中改革プランの取組効果が表れているものであるが、今後も行政サービスを低下させることなく、引き続き行政改革プラン(継続取組分)に取り組む。
物件費については、県内平均値を大きく上回っているものの、類似団体と比較すると、やや平均値を上回る状況となっている。多様な行政ニーズが高まる中、人件費を圧縮することで物件費が増加することはやむを得ない状況であるが、今後も事務事業を見直し、経費の削減に努める必要がある。また、充当財源の確保についても受益者負担の原則を踏まえ、適正に見なおす必要がある。
本市においては他市町村と比較して扶助費に充当する一般財源の割合が高くなっている。福祉ニーズの高揚に伴いそれに係る経費も経常収支比率も年々増加している状況であり、このような状況は今後も続くものと見込まれる。今後は事業を推進する際に財源の内訳を把握し、類似事業の統合整理を積極的に行い、優先順位をもって取り組む必要がある。
平成21年度と比較すると0.2ポイント増加している状況である。内訳は維持補修費が1.2%、繰出金が11.2%の比率となっているが、高齢化に伴い、国保・介護・後期高齢者医療保険事業に係る繰出が増加している。この傾向は今後も続くものと見込まれることから、歳出内容の精査を行うことが重要である。維持補修費についても、バブル時期に建設した公共施設の修繕が必要となってくる時期であることから、修繕事業が計画的・安定的に実施できるよう充当財源の確保に努める必要がある。
全国平均を7.7ポイント、更に類似団体平均を6.3ポイント下回り、当団体内では最も低い値である。これまでの法人等各種団体への補助金を精査し、見直しや廃止を実施してきた結果であるが、今後、条例の統一化を図り、各種補助団体への更なる見直し等を行っていく。
公債費分の経常収支比率については前年度と比較して1.0ポイント減少しているが、県平均や類似団体平均と比較すると、起債償還に充当する特定財源の割合が少ないためその比率は高くなっている。今後は普通建設事業の緊急性・必要性を精査し、各事業の見直しや取捨選択を図ることで起債発行額抑制に努め、充当財源の拡充を図る必要がある。
公債費以外の経費については、全体的に減少しているところであるが、扶助費及び繰出金が増加している。この傾向は今後も続くことが見込まれるため、より一層の経費節減に努めるべきである。しかし、経費節減にも限界があることから、自主財源の確保に積極的に取り組む必要がある。
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