宇部市：公共下水道【地方財政ダッシュボード】

経営の健全性・効率性について

水洗化率は100％であるが、処理人口が計画より減少したため有収水量が減少し、施設利用率も低くなっている。このため汚水処理原価は高く、使用料は本市の公共下水道使用料に単価を合せているため、汚水処理原価と乖離している。また、営業収益が少ないため類似団体及び全国平均に比べて企業債残高対事業規模比率は高く、経費回収率は低くなっている。

老朽化の状況について

本市の特定地域生活排水施設は、平成１７年度から平成２１年度にかけ設置し、事業は完了している。処理施設は適正に維持管理を行ってきたが、ブロワや浄化槽内の機器の修繕がみられる。

全体総括

本市と山陽小野田市の水道水源である小野湖の水質保全も目的としている。人口減少による使用料収入の減少が見込まれるが、経営の健全性を考慮し維持管理費の縮減に今後も努力していく。

宇部市：公共下水道

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経営比較分析表（2014年度）

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