伊賀市:市営伊賀上野駅駐車場
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伊賀市:市営伊賀上野駅駐車場
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経営比較分析表(2021年度)
収益等の状況について
収益的収支比率について、赤字であり料金収入のみでの維持管理が難しい状況である。例年、駐車場事業特別会計の全体収益で赤字分を補填しているが、令和2年度から新型コロナウイルス感染症の影響で使用料収入が激減して特別会計全体で赤字となったため、一般会計からの繰入金で補填している。売上高GOP比率やEBITDAについても、少子化や市全体の人口減少もあり低水準にあるが、それに加えて新型コロナウイルス感染症の影響で大きく悪化している。
資産等の状況について
企業債残高対料金収入比率について、例年0%である理由として、広場式の駐車場で料金収納のための機械設置もなく、維持管理は軽微な補修のみであり設備投資額が小さい。そのため、企業債を活用した大規模な更新投資を行う必要がない。
利用の状況について
通勤に鉄道を利用するための駐車が主であるが、新型コロナウイルス感染症の影響で通勤利用者が減ったことなどの影響で稼働率は低下している。また、長時間利用しても1回500円(乗用車)等としているため、恒常的に稼働率は類似施設の平均値より低い数値が出ている。立地条件も市の中心から距離があり、利用者の大多数を占めるJR伊賀上野駅利用者の需要が減少している状況であると考えられるため、経営改善に向けた取組が必要である。
全体総括
新型コロナウイルス感染症の影響で収益性が大幅に低下している。感染症の影響がない状況でも駐車場事業特別会計の全体収益で補填しているため、経営改善に向けた取組が必要である。しかし、近くに民間の駐車場があり、満車になることがないことからも、当駐車場を閉鎖することも一つの選択肢と考える。
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