収益等の状況について
「収益的収支比率」は、直近5か年は100%以上を維持しており、健全な経営状態を保っています。「他会計補助金比率」はR2年度において前年度以前と比較すると新型コロナウイルス蔓延による影響を受け大きくなっているが、いずれにしても平均値を下回っており、一般会計からの依存度は低い状態です。「売上高GOP比率」「EBITDA」は、前年度以前と比較すると低い数値となっているが、平均値と近い数値となっており、高い収益性を持つ施設であると考えられます。
資産等の状況について
「企業債残高対料金収入比率」は企業債残高がないことから0となっており、必要な更新投資については町営駐車場全体の設備状況を考慮しつつ、時期を計りながら実施しています。
利用の状況について
当施設の「稼働率」は、約50%であり、通年の施設需要は少なくなっています。しかし、R1年度は新型コロナウイルス蔓延による影響が大きく、通年稼働率の低さは閑散期の稼働率の低さに起因しております。実際繁忙期にあたる8月~11月上旬では稼働率100%を超える日も多々あることから閑散期を除いては一定以上の需要を得られていると考えられます。
全体総括
当施設は、類似施設との比較では経常収支比率が約1/10の数値であるものの直近の5か年は100%の割合を維持しており、R2年度は一般会計からの繰入を行ったものの、基本的には、一般会計からの補助金及び企業債に依存しない独立採算制のもとに安定した経営を維持しています。また、今後も毛越寺での各種行事における利用が見込まれることから、繁忙期における施設需要は高いと考えられます。しかし、新型コロナウイルス蔓延等不測の事態が収益に影響を及ぼすほか、今後施設の老朽化など、周辺の環境変化を考慮し、駐車料金の見直しなどの改善策の検討に努めます。