収益等の状況について
「収益的収支比率」は、今年度は100%を下回っています。新型コロナウイルス蔓延により、当町営駐車場の入込台数減少による減収が原因と考えられます。また、同原因により、「他会計補助金比率」が増加しでいるが、一般会計からの依存度は低く、健全な経営状態を維持しています。また「EBITDA」のR2年度は新型コロナウイルスの影響により、前年度に比べ大幅に下げているが、収束に向かえば、問題なく収益性が保たれた施設であると考えられます。
資産等の状況について
「企業債残高対料金収入比率」は企業債残高がないことから0となっており、必要な更新投資については町営駐車場全体の設備状況を考慮しつつ、時期を計りながら実施しています。
利用の状況について
当施設の「稼働率」は約3%となっており、新型コロナウイルス蔓延による影響を受け、前年度以前と比較すると低い数値になっています。このことから、通年の施設需要は少ないが、当施設は近隣の町営第1駐車場が満車となった際に渋滞を避けるための予備駐車場としての役割が強く、繁忙期における一定の需要は得られています。
全体総括
当施設は新型コロナウイルス蔓延の影響をを受けており、R2年度においては「収益的収支比率」「売上高GOP」「EBITDA」の3項目でマイナスになっているが、繁忙期が長期に渡る際には収益性が高く見込まれる施設です。収益的収支比率は100%の割合を下回っているが、例年通りとなれば、一般会計からの補助金及び企業債に依存しない独立採算制のもとに安定した経営を維持しています。また、今後も中尊寺へハイシーズンにおける参拝客や各種行事における利用が見込めることや町営中尊寺第1駐車場が満車となった際の予備施設の役割を持つことから、繁忙期における施設需要は高いと言えます。しかしながら、繁忙期以外の低い収益性は課題であり、改善するために営業日の精査及び駐車料金の見直しを検討していく必要性があります。