収益等の状況について
当施設は、指定管理委託料をもとに運営を行っている。稼働率は約13%。年間を通して毎月100人程度の利用者の施設。連休の有無や近くの馬曲温泉の景色が良い季節であることの影響が大きい。収益的収支比率は平均より大幅に高いが、料金体系上、変動が激しいことが想定される。(1部屋に大人数で泊まると単価が下がる)他会計補助金比率について、H30年度分から算出方法を変更したため。利用料金等を計算式に追加したため昨年までの結果と大きく変わった。売上高は、29年度からほぼ変更なしだが、人員の配置の見直しにより売上高人件比率が下がった。
資産等の状況について
施設は村で所有しており、指定管理者制度を導入している。管理運営を指定管理者に委託し、施設の修繕について重大なものについては村で行っている。
利用の状況について
当施設内には、風呂はなく入浴については、馬曲温泉での入浴が必要になる。また、食事についても調理場と調理器具があるので自炊をするか、どこか(馬曲温泉内の食堂など)で食べてくる必要がある。お盆の8月、紅葉が見ごろな10月、スキーシーズンで雪景色の見られる12月~3月辺りに利用する客が多い。
全体総括
馬曲温泉付近で唯一の宿泊施設であること・安価で宿泊できるよう施設であることなどから一定数の需要はあると考える。今後の利用者の要望等から、より利用者のニーズに合わせた変化も必要だと考える。