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2010年度
指定団体等の指定状況
財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
人口の推移
産業構造
財政比較分析表(2019年度)
財政力
財政力指数の分析欄
基準財政収入額が増となったものの、中核市移行に伴う基準財政需要額の増などにより、前年度と比較すると0.01ポイント悪化した。なお、類似団体内平均値と比較すると、0.03ポイント下回っているが、標準的な行政活動を行う上で、8割方は自己資金等が確保できる状態となっている。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
補助費等及び扶助費、公債費の増に伴う経常経費充当一般財源の増により、前年度と比較すると1.6ポイント悪化した。類似団体内平均値と比較すると、4.9ポイント高く、前年度より差が広がっていることから、経常経費の削減や、市税収納率の向上等により経常一般財源の安定的確保に努め、比率の改善を図っていく。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
定年退職者数の減少により、人件費は前年度を下回ったが、新事業形成費、緑が丘スポーツ公園整備事業における委託料の増などにより物件費が前年度を上回ったことから、全体として、前年度より2,546円高い数値になった。なお、類似団体内平均値と比較すると、20,012円低い数値になっていることから、今後においても内部経費の見直しによる経費削減を行っていく。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
ラスパイレス指数の変動の要因は、採用・退職者数や経験年数階層の増減に伴う職員構成の変動によるものが主なものであり、国に準じた給与制度を運用しているため、類似団体内平均値と比較をしても一定の水準を保っている。今後も他市の動向を踏まえながら、地方自治体として適正な給与水準の維持に努める。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
数次にわたる行政改革を計画的に実施する中で、全国平均値を2.33人、類似団体内平均値を0.62人低くなっている。今後も、定員適正化計画の着実な推進を図っていく。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
学校教育施設等整備事業債の元金償還開始および一部事務組合等への負担金の増などから、前年度より0.2ポイント悪化した。類似団体内平均値と比較すると、1.1ポイント高い状況にあることから、計画的な市債発行により公債費の抑制に努める。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
公営企業債等繰入見込額の減等による将来負担額の減や充当可能基金の増などから前年度より7.6ポイント改善した。類似団体内平均値と比較すると、環境センター焼却施設等の解体に伴う除却事業や公営住宅整備事業等に係る市債が増加したことにより高い水準となっている。今後においても、計画的な市債発行により市債残高の抑制に努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2019年度)
人件費
人件費の分析欄
人件費に係る経常収支比率については、定年退職者の減少による退職手当の減に伴う経常経費充当一般財源の減により前年度から0.6ポイント改善した。なお、本市の給与制度は、国の人事院勧告及び山梨県の人事委員会勧告に準拠している。
物件費
物件費の分析欄
物件費に係る経常収支比率については、財務会計システムなどの新システムの稼働に係る運用業務委託の増による情報システム事業等の増に伴う経常経費充当一般財源の増により前年度から0.4ポイント上昇した。
扶助費
扶助費の分析欄
扶助費に係る経常収支比率については、児童扶養手当の隔月支給に係るひとり親等福祉費及び幼児教育・保育の無償化に係る教育・保育施設等運営給付費の増に伴う経常経費充当一般財源の増により前年度から0.4ポイント上昇した。
その他
その他の分析欄
その他に係る経常収支比率については、国民健康保険事業特別会計等繰出金が増になったものの、数値に大きな変動は無い。
補助費等
補助費等の分析欄
補助費等に係る経常収支比率については、甲府・峡東地域ごみ処理施設事務組合への運営管理等負担金の増や老人保護措置費における軽費老人ホームへの補助金の増に伴う経常経費一般財源の増により前年度から0.8ポイント上昇した。
公債費
公債費の分析欄
公債費に係る経常収支比率については、臨時財政対策債、学校教育施設等整備事業債の元金償還開始に伴う経常経費充当一般財源の増により前年度から0.4ポイント上昇した。
公債費以外
公債費以外の分析欄
公債費以外の経常収支比率については、退職手当の減により人件費は減額となったものの、扶助費等の社会保障関係費の増額などが大きく影響したため、前年度から1.2ポイント上昇した。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)
目的別歳出の分析欄
民生費については、教育・保育施設等運営給付費、介護保険事業特別会計繰出金、ひとり親福祉費の増などにより前年度と比較すると5,604円増加し、173,432円となった。衛生費については、環境センター附属焼却工場事業、一般廃棄物処理事業の増などにより前年度と比較すると4,356円増加し、36,173円となった。商工費については、融資対策事業の減などにより前年度と比較すると134円減少し、3,275円となった。土木費については、公営住宅整備事業の増などにより前年度と比較すると2,696円増加し、54,377円となった。教育費については、史跡武田氏館跡整備事業、小学校給食室整備事業の減などにより前年度と比較すると544円減少し、32,026円となった。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2019年度)
性質別歳出の分析欄
人件費については、退職者の減等により、前年度と比較すると723円減少し、60,641円となった。扶助費については、幼児教育・保育の無償化に伴い、教育・保育施設等運営給付費が増になったことなどにより、前年度と比較すると5,894円増加し、113,800円となった。補助費等については、一般廃棄物処理事業、老人保護措置費の増などにより、前年度と比較すると2,605円増加し、66,880円となった。普通建設事業費については、公営住宅整備事業等の増があるものの、福祉センター建設事業等の減が大きかったため、前年度と比較すると667円減少し、47,710円となった。公債費については、臨時財政対策債、学校施設等整備事業債の元金償還の開始に伴う増などにより、前年度と比較すると1,344円増加し、38,140円となった。
実質収支比率等に係る経年分析(2019年度)
分析欄財政調整基金については、令和元年度では303,504千円取崩しを行い、決算剰余金を350,000千円積み立てたことから、標準財政規模比はほぼ横ばいの、5.83%となった。実質収支は普通会計で569,382千円となり、実質収支比率は、0.31ポイント減少し、1.33%となった。実質単年度収支については、前年度から1.38ポイント減少し、-0.98%となった。
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連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2019年度)
分析欄病院事業会計については、前年度と比較して手術件数の増により医業収益が増加したものの、依然として赤字状態が続いている。今後においては、自治体病院として、地域住民に良質な医療を安定的かつ継続的に提供するためにも、「新市立甲府病院改革プラン」に基づき、持続性のある経営基盤の確立に向けて収益確保と経費削減に取り組んでいく。
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実質公債費比率(分子)の構造(2019年度)
分析欄平成28年度に借り入れた学校教育施設等整備事業債の元金償還開始による増や甲府・峡東地域ごみ処理組合への負担金の増などにより、前年度から0.2ポイント上昇し、6.8%となっている。他の類似団体との比較では、依然高い状況にあることから、今後も引き続き、計画的な市債発行による公債費の抑制に努める。
分析欄:減債基金満期一括償還地方債の償還は無く、減債基金も利用していない。
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将来負担比率(分子)の構造(2019年度)
分析欄下水道事業債残高の減による公営企業債繰入見込額の減や甲府・峡東地区ごみ処理施設事務組合の負担等見込額の減などによる将来負担額の減少、また中道北小学校移転に伴う補償金を公共施設整備事業等基金に積み立てたことによる充当可能基金の増により前年度から7.6%改善した。今後においては、公営企業繰入額が減少していくことにより、将来負担比率は改善に向かう見込み。
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基金残高に係る経年分析(2019年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)令和元年度においては、基金残高が増加した主な理由として、中道北小学校の移転に伴うJRからの補償金を公共施設整備事業等基金に積み立てたことから前年度と比較すると893百万円増加し、7,609百万円となった。(今後の方針)事業精査を行う中で、財政調整基金に頼らない財政運営を行っていく必要がある。また、ふるさと納税などの活用により地域振興基金等への積み立てや取り崩しを行うなど、効果的・効率的に活用していく。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)令和元年度においては、304百万円取崩し、決算剰余金等を351百万円積み立てたことから、年度末残高が2,496百万円となった。(今後の方針)令和元年度末残高は増加したものの、今後においても災害や経済事情の変動などによる著しい財源不足などに対応できるよう、歳入の確保と歳出の削減を図り、実質収支額を確保することで財政調整基金へ計画的に積み立てていく。
減債基金
減債基金
(増減理由)基金の運用益での増額のみである。(今後の方針)今後においても、基金の効果的な運用を進めていくとともに、財政調整基金同様に、減債基金に頼らない財政運営を行っていく必要がある。
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)「公共施設整備事業等基金」については、緑が丘スポーツ公園整備事業、動物園整備事業など公共施設の整備に係る事業に基金を使用した。「地域振興基金」については、こうふ開府500年記念事業、東京オリンピック・パラリンピック事前合宿等推進事業など、「地域の振興に資する」事業に基金を使用した。(増減理由)基金残高が増加した主な理由として、中道北小学校の移転に伴うJRからの補償金を公共施設整備事業等基金に積み立てたことから、前年度と比較すると845百万円増加し、5,078百万円となった。(今後の方針)特定目的基金については、計画的な積み立てや、ふるさと納税などの活用により地域振興基金等への積み立てや取り崩しを行うなど、効果的・効率的に活用していく。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2019年度)
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
本市では公共施設等総合管理計画において、平成28年度から30年間で公共施設等の延べ床面積を31%削減するという目標を掲げており、今後、老朽化した施設の計画的な修繕・更新や集約化・複合化、除却を進めていく。有形固定資産減価償却率は類似団体とほぼ同じ水準にあるが、前年以前と比較して上昇傾向にあることから、今後においても、公共施設等総合管理計画に基づき策定する個別施設計画で各施設等の分析を進め、老朽化状況の把握に努めていく。
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
前年度と比較して比率は下がったものの、環境センター中間処理施設の解体に伴う除却事業及び北新団地C棟建設事業等の借入による市債残高の増加から、実質債務が多額になっており、類似団体、全国平均及び県平均を上回っている状態にある。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
将来負担比率については、下水道事業債残高の減に伴う公営企業等繰入見込額の減や、公共施設整備事業等基金などの充当可能基金の増などにより、対前年度比で7.6ポイント改善した。有形固定資産減価償却率については、類似団体と同水準であるが、今後においては、公共施設等総合管理計画に基づき策定する個別施設計画で各施設等の分析を進め、老朽化状況の把握に努めていく中で、計画的な整備や修繕、更新等を行っていく。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
将来負担比率については、下水道事業債残高の減に伴う公営企業等繰入見込額の減や、公共施設整備事業等基金などの充当可能基金の増などにより、対前年度比で7.6ポイント改善した。実質公債費比率については、H28年度に借り入れた小・中学校老朽化リニューアル等に係る学校教育施設等整備事業債の元金償還開始などにより、対前年度比で0.2ポイント悪化した。今後においては、環境センター中間処理施設等除却事業債などの元金償還開始に伴い、実質公債費比率は上昇するものの、地方債残高は減少傾向になることから、将来負担比率は改善していく見込みである。
施設類型別ストック情報分析表①(2019年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して有形固定資産減価償却率が特に低くなっている施設として、「認定こども園・幼稚園・保育所」については、平成25年度に中央保育所を建替えしたことによるものであり、「公営住宅」については令和元年度に北新団地C棟を建替えしたことによる。また、人口一人当たりの面積では、公営住宅が高く、逆に認定こども園・幼稚園・保育所では低い数値を示している。
施設類型別ストック情報分析表②(2019年度)
施設情報の分析欄
類似団体と比較して有形固定資産減価償却率が特に高くなっている施設は、「体育館・プール」、「一般廃棄物処理施設」及び「消防施設」であり、特に低くなっている施設は、「庁舎」である。「体育館・プール」については、平成元年に取得した体育館が1施設あり、有形固定資産減価償却率が高くなっている。「一般廃棄物処理施設」については、平成29年度より一部事務組合のごみ処理施設が稼動となり、旧ごみ処理施設を解体したことから、今後は低下することが想定される。「消防施設」については、平成元年に取得した消防団施設があり、有形固定資産減価償却率が高くなる要因となっている。「庁舎」については、老朽化していた本庁舎を平成25年度に建て直したため、有形固定資産減価償却率が低くなっている。
財務書類に関する情報①(2019年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等においては、資産総額が令和元年度末現在で193,864百万円となり、前年度期末と比較して285百万円減少した。これは、主に公共施設の建設・改修等による資産形成の額が減価償却費を下回ったためである。投資その他の資産は14,853百万円で、特定の目的のために積み立てる特定目的基金などを7,047百万円、また納期限が到来してから1年以上回収できていない地方税等の長期延滞債権を将来回収することにより現金化可能な資産として4,956百万円などを資産計上している。流動資産は3,631百万円で、現金、必要に応じてすぐに使える流動性の高い基金、地方税等の未収金(現年度調定分)を計上している。内訳は、財政調整基金が2,496百万円、現金・預金が786百万円、未収金が458百万円である。一方、負債総額は92,006百万円で、前年度期末と比較して225百万円増加した。これは、主に地方債の新規借入れの増加によるものである。負債のうち返済や支払いが長期にわたる固定負債は85,914百万円で、その内訳は資産形成等に伴う地方債が73,902百万円、全職員が普通退職した場合の退職手当の総額である退職手当引当金12,000百万円となっている。なお、流動負債は6,092百万円で前年度期末と比較して51百万円減少した。
2.行政コストの状況
一般会計等においては、経常収益から経常費用(経常行政コスト)を差し引いた純経常行政コストは63,490百万円となった。また、行政活動に要した経常費用は67,229百万円で、行政サービス利用の対価である各種施設の使用料や証明書の発行手数料などの経常収益は3,739百万円となった。経常費用のうち業務費用は28,155百万円で、人件費は11,471百万円となっており、この中には毎年必要な額を給付するものとして考える賞与等引当金繰入額等が含まれている。物件費等は、維持補修費や公共施設の減価償却費等で15,804百万円である。移転費用は39,074百万円で、主なものは民間保育所の運営に対する支援をはじめとした補助金等が12,856百万円、児童手当などの社会保障給付15,425百万円、特別会計や企業会計への繰出金10,788百万円である。経常費用は、物件費等の増による業務費用の増加や、補助金等の増による移転費用の増加により、前年度期末と比較して2,653百万円の増加となった。経常収益は、中道北小学校移転に係るJRからの補償金の増加などにより、前年度期末と比較して1,889百万円の増加となった。また、公共施設の取壊し等により発生した資産除売却損や、土地の売却により発生した資産売却益などの臨時損益を含めた純行政コストは63,474百万円となった。
3.純資産変動の状況
一般会計等においては、令和元年度の財源の調達は63,617百万円となっており、行政コスト計算書により算出された純行政コスト(△)を税収等や国や県からの補助金などにより賄ったことによる本年度差額は143百万円のプラスとなった。なお、純資産変動計算書上、財源に地方債は含まれていない。また、本年度差額に現物寄附による資産の減少分などである無償所管換等652百万円を除した本年度純資産変動額は510百万円のマイナスとなった。この結果、令和元年度期末の本年度末純資産残高は101,858百万円となった。
4.資金収支の状況
資金収支は業務活動収支、投資活動収支及び財務活動収支に分かれており、このうち業務活動収支については、一般会計等において人件費や物件費等の日常的な行政サービス提供のための支出61,432百万円に対して、市民税や固定資産税をはじめとした税収等の収入が64,511百万円あり、3,078百万円のプラスとなった。投資活動収支については、公共施設の改修等による資産形成のための支出等7,723百万円に対して、その財源である国県等補助金収入や基金取崩収入が4,149百万円あり、3,574百万円のマイナスとなった。財務活動収支については、地方債の償還金等支出7,198百万円に対して、地方債の借入れによる収入が7,428百万円あり、230百万円のプラスとなった。全体として、令和元年度期末の本年度資金収支額は266百万円のマイナスとなり、これは、公債費等の返済や資産形成にあてた支出が税収等を上回っていることを示している。なお、令和元年度期末の本年度末現金預金残高は786百万円となった。
財務書類に関する情報②(2019年度)
1.資産の状況
住民一人当たり資産額が類似団体平均を大きく下回っているが、本市では、道路や河川の敷地のうち、取得価格が不明なため備忘価額1円で評価しているものが大半を占めているためである。また、歳入額対資産比率が類似団体平均を大きく下回っていることも、前述の理由により歳入に対する資産の割合が低いことによるものである。
2.資産と負債の比率
純資産比率が類似団体平均を大きく下回っているが、これも、道路や河川の敷地のうち、取得価格が不明なため備忘価額1円で評価していることにより、資産額が小さくなっていることによるものである。なお、将来世代負担比率が類似団体平均を上回っているのは、小・中学校の耐震改修や新庁舎建設等の施設整備の実施に伴い、合併特例債を発行したことにより、地方債残高が大きくなっていることによるものである。
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは類似団体平均を上回っている状況である。令和元年度の行政活動に要した経常費用は67,229百万円で、行政サービス利用の対価である各種施設の使用料や証明書の発行手数料などの経常収益は3,739百万円となっした。経常費用のうち業務費用は28,155百万円で、人件費は11,471百万円(17.1%)、物件費等は15,804百万円(23.5%)である。移転費用は39,074百万円で、民間保育所運営への支援をはじめとした補助金等は12,856百万円(19.1%)、児童手当等は15,425百万円(22.9%)、特別会計や企業会計への繰出金は10,788百万円(16.0%)となっており、全体の58.1%を占める。
4.負債の状況
住民一人当たり負債額が類似団体平均を上回っているのは、小・中学校の耐震改修や新庁舎建設等の施設整備の実施に伴い合併特例債を発行したこと、また、平成26年度以降、上限である発行可能額で臨時財政対策債を借入れている状況にあることにより、地方債が増加したことによるものである。
5.受益者負担の状況
経常行政コストがどの程度受益者の負担で賄われているかを表す受益者負担比率は5.6%となり、類似団体平均を上回った。要因としては、中道北小学校移転に係るJRからの補償金の増加などにより、経常収益が前年度期末と比較して1,889百万円の増加となったことによる。
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