経営の健全性・効率性について
累積欠損金及び企業債残高については、類似団体と比べ高い状況であるが、年々減少し令和4年度には黒字化となる見込みである。企業債残高についてもピークを過ぎて年々減少していく。一般会計からの繰入が減少していく中で、さらなる経費の削減により健全経営を目指す。普及率99.9%、水洗化率89.8%となっており、使用料収入の伸びは期待できない。
老朽化の状況について
管更生工法によりHP管の改築更新については、対象箇所の工事は完了した。ストックマネジメントの策定を令和元年度に行い、令和2年度から、マンホール蓋の取替え、マンホールポンプ場の機械・電気設備更新を行う。
全体総括
面整備はほぼ完了し、雨水事業及び更新事業が主な事業となる。人口減少による使用水量の増加が望めない状況で、健全経営をしていく為に、料金の値上げも検討しながら経営戦略(H29策定)に基づき経営の健全化を図る。