収益等の状況について
地方債償還金により、収益的収支比率は他の類似施設より低いものの、売上高GOP比率は高い状況であるため、引き続き、観光バス予約システムの改善等、利用促進を図り、経営改善に取り組んでいく。
資産等の状況について
当駐車場は、旧東京北部集中局跡地に平成22年12月に観光バス18台分駐車場として開設したが、令和2年度までの暫定施設となっている。
利用の状況について
毎年度、高い伸び率で駐車台数が増加しており、稼働率が高まっている。引き続き、観光バス台数の増加が見込まれる中で、平成29年2月に導入した予約システムの活用や駐車場利用状況の提供等を通して、利用促進を図る。新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年2月から観光客数が大幅に減少しており、駐車台数も減少傾向にある。
全体総括
平成29年2月より「観光バス予約システム」を導入し、「観光バスと共生できる環境整備」により観光バスをコントロールし、円滑な交通環境の構築を目指している。当駐車場の稼働率は増加傾向にあり、企業債残高対料金収入比率も改善されている。今後も引き続き、健全な駐車場運営を行うとともに、観光バス予約システムの改善等、利用促進を図っていく。また、令和2年度以降は、新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、運営していく必要がある。