収益等の状況について
①単年度収支は黒字となっているが、②、③については、新型コロナウイルス感染症の影響により普通会計からの繰入金等が多くなっている。④、⑤のグラフにおいても、観光バス来訪台数が激減したことにより、数値がマイナスとなっている。
資産等の状況について
当駐車場は、区有地である旧東京北部小包集中局跡地に平成22年12月に観光バス18台分駐車場として開設した暫定施設である。
利用の状況について
平成29年2月に導入した予約システムの活用や駐車場利用状況の提供等を通して、利用促進を図ったことにより、令和元年度までは、高い伸び率で駐車台数が増加してきた。一方、新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年2月から観光客数が大幅に減少しており、駐車台数も減少した。そのため、令和2年9月1日から令和3年2月28日まで営業を休止した。
全体総括
平成29年2月より「観光バス予約システム」を導入し、「観光バスと共生できる環境整備」により観光バスをコントロールし、円滑な交通環境の構築を目指している。令和元年度までは高い稼働率を保ち、健全な駐車場運営を行ってきた。一方、新型コロナウイルス感染症の影響により大きく駐車台数が減少し、収入が激減した。今後は新型コロナウイルス感染症の動向を踏まえ、適切な駐車場運営を行っていく。