経営の健全性・効率性について
下水道使用料と同額の料金体系となっているため、一般会計繰入金で不足分を補填している。生活環境等の向上には浄化槽設置は欠かせないと考えており、住民の関心も高い。しかし、水洗化率は年々増加しているものの維持管理費が高く収益性が伸びない状況である。
老朽化の状況について
平成１３年より合併浄化槽の設置、維持管理費を町費で行っているが、今後、高齢化に伴う浄化槽の廃止や休止に対する対策が必要と考えている。
全体総括
下水道使用料と同様に料金見直しが必要である。近隣町村等の動向も踏まえながら、適時検討する必要がある。また、起債償還金は減少していくため、経営状況は改善していくと考えているが、浄化槽維持コストが高いため、維持管理費の削減が必要である。今後も浄化槽設置を推進し、水洗化率の向上を図る。
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2021年度