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2014年度
2013年度
2012年度
指定団体等の指定状況
財政健全化等財源超過首都近畿中部過疎山振低開発指数表選定
人口の推移
産業構造
財政比較分析表(2020年度)
財政力
財政力指数の分析欄
人口の減少や全国平均を上回る高齢化率(令和3年1月1日現在35.7%)に加え、町内の中心となる産業収入の落ち込みなどにより、自主財源の確保が低調である。類似団体平均を0.05ポイント下回っている状況であり、今後においても事務事業の見直し、投資的経費の抑制等、徹底した歳出の見直しを実施するとともに、引き続き財政基盤の強化に努め、財政の健全化を図る。
財政構造の弾力性
経常収支比率の分析欄
類似団体平均を1.4ポイント上回っている状況であり、今後も人件費や物件費などが増嵩すれば、経常収支比率が増大していくこととなるため、より一層の行財政改革を推進するとともに、義務的経費の削減に努め、経常収支比率の改善を図る。
人件費・物件費等の状況
人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄
人件費、物件費及び維持補修費の合計額の人口1人当たりの金額が類似団体平均を上回っている。これは、ふるさと応援寄附金奨励事業に係る経費が主な要因となっていると考えられる。今後においても、事務事業のコスト低減のみならず、定員適正化計画に基づく行政組織の見直し、計画的な人件費抑制等を図り、財政の健全化に努める。
給与水準(国との比較)
ラスパイレス指数の分析欄
類似団体平均を1.5ポイント上回っており、全国町村平均も0.1ポイント上回っている。定員適正化計画に基づく行政組織の見直しなどにより、人件費の抑制を図り、職員給与の適正化に努める。
定員管理の状況
人口1,000人当たり職員数の分析欄
人口急増期の行政需要の急速な増加に対応するため、職員を大量に採用したことにより、類似団体平均を上回っている。定員適正化計画に基づき、事務事業の見直し、適正な職員配置と行財政運営の合理化、効率化を進めるため、行政組織の見直しと人件費の抑制を今後も図り、簡素で効率的な組織体制確立に努める。
公債費負担の状況
実質公債費比率の分析欄
元利償還額の増加及び公営企業債の元利償還金に対する繰出金の増加により、実質公債費比率は、昨年度よりも1.0ポイント増加した。今後においては緊急度と住民ニーズを的確に把握した事業の選択により、地方債の新規発行抑制に努め、地方債に大きく頼らない財政運営に努める。
将来負担の状況
将来負担比率の分析欄
合併後、社会資本の整備を重点に進めてきたことから、平成23年度までは類似団体平均を上回っていた状況であったが、地方債現在高の減少に加え、公営企業債等繰入見込額の減、充当可能基金の伸長により平成27年度から減少傾向にあり、平成30年度及び令和元年度は0%となった。令和2年度は地方債現在高の増、公営企業債等繰入見込額の増及び繰替運用分の控除により充当可能基金が減少したことに伴い類似団体平均を6.6ポイント上回った。今後は新規地方債の発行抑制と公営企業の経営改善に努める。
経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2020年度)
人件費
人件費の分析欄
職員数が類似団体と比較して多いことから、類似団体平均よりも3.3ポイント高くなっている。今後も定員適正化計画に基づく行政組織の見直しなどにより、人件費の抑制を図り、職員給与の適正化に努める。
物件費
物件費の分析欄
物件費に係る経常収支比率は、類似団体平均よりも3.6ポイント下回っている。継続して行っている事務事業の見直しに伴う経常経費の削減を進め、引き続きコスト削減に努める。
扶助費
扶助費の分析欄
類似団体平均と比較して1.0ポイント下回っているが、高齢化率上昇に伴い福祉関連事業の需要が年々高まっており、これに対応するための財源確保が今後課題となる。
その他
その他の分析欄
その他に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているのは、多病院を抱える病院事業を保有しているため公債費繰出額が多額であることが主な要因であると考えられる。独立採算の原則に立ち、経営の健全化と経営基盤の強化を図り、普通会計の負担を軽減するよう努める。
補助費等
補助費等の分析欄
類似団体平均と比較して1.6ポイント上回っているが、新型コロナウイルス感染症対策による協力金等の支出をしたためである。今後も、補助費等における各種団体への補助金を毎年度見直しを行うなど、経費の節減に努める。
公債費
公債費の分析欄
公債費に係る経常収支比率は、類似団体平均を0.8ポイント下回っている。今後も地方債の新規発行を伴う普通建設事業の抑制に努める。
公債費以外
公債費以外の分析欄
類似団体平均を2.2ポイント上回っており、今後も税収の大幅な増加が見込まれない状況であることから、各費目の歳出削減に努める。
目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)
目的別歳出の分析欄
歳出決算総額は、住民一人当たり1,349,206円となっている。総務費は住民一人当たり372,210円となっており、前年度と比較し増加しており、類似団体と比較しても高い水準にある。これはふるさと応援寄附金奨励事業に係る経費が主な要因である。また、衛生費は住民一人当たり148,605円となっており、類似団体と比較して高い水準にあるのは、病院事業会計に対する繰出金が多額であることが影響していると考えられる。ついては、病院事業会計においては、普通会計からの基準外繰出を必要としない健全な財政運営を目指すよう引き続き努力していく必要がある。農林水産業費は住民一人当たり269,470円となっており、昨年度と比較し大幅な増加となっているのは、研修牧場施設整備事業などの普通建設事業に係る経費が主な要因である。教育費は住民一人当たり104,496円となっており、昨年度と比較して減額となっているが類似団体と比較して高い水準にあるのは、学校給食センター改築事業及び落部小学校大規模改修事業などの普通建設事業に係る経費が主な要因である。普通建設事業については、公共施設等総合管理計画に基づきながら、事業費の抑制に努める。
性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2020年度)
性質別歳出の分析欄
歳出決算総額は、住民一人当たり1,349,206円となっている。中でも、主な構成項目である物件費については、住民一人当たり142,073円となっており、類似団体と比較して高い水準にある。これについては、主にふるさと応援寄附金奨励事業に係る事業費が考えられる。また、普通建設事業費についても高い水準にあり、令和2年度の主な事業として、研修牧場施設整備事業やHACCP等対応施設整備緊急対策事業、町営住宅建替事業事業などが挙げられる。今後、既存施設の老朽化が進み、普通建設事業費の増嵩が見込まれるが、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の在り方を見極めながら事業費の抑制に努める必要がある。
実質収支比率等に係る経年分析(2020年度)
分析欄令和2年度の地方交付税は昨年度より増収(微増)となったが、普通建設事業や病院事業への繰出金などの増加による財源不足を補うため財政調整基金等を取り崩しての財政運営となり、実質単年度収支は引き続きマイナスとなっている。今後においても、人件費抑制や事務事業の見直しによる歳出削減により財政の健全化を図っていくこととするが、財政調整基金をはじめとする各種基金の運用による財政運営が求められるため、実質単年度収支の黒字確保が厳しい状況が続くことが考えられる。
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連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2020年度)
分析欄赤字額が生じなかったものの、病院事業会計への資金不足解消対策等、一般会計から各会計への繰出しが多額であり、負担が大きい。今後においては、普通会計からの基準外繰出を可能な限り行わないよう、各会計が健全な財政運営を行うとともに、普通会計においても普通交付税を含めた一般財源の確保が厳しい見込みであり、財政調整基金をはじめとする各種基金の運用による財政運営が求められるため、注視していく必要がある。
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実質公債費比率(分子)の構造(2020年度)
分析欄実質公債費比率は11.4%であり、昨年度と比較し1.0ポイント悪化している。その要因は元利償還金や一部事務組合等の起債に充てたと認められる負担金が増加しているためであり、また、実質公債費率は3箇年の平均から算出され、昨年算出において使用した平成29年度決算数値は単年度では低率であり、令和2決算数値では除外されたためである。臨時財政対策債や過疎対策事業債等の算入公債費により、財政運営に有利な地方債の発行に限定する状況であり、実質公債費比率の分子となる額は前年度と比較し減少している。今後も起債抑制策により、低水準の維持に努める。
分析欄:減債基金満期一括償還地方債の償還の財源として積み立てていない。今後の地方債償還の増大を見込み、基金積立も検討していく必要がある。
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将来負担比率(分子)の構造(2020年度)
分析欄将来負担比率の分子となる額については、退職手当負担見込額が減少となったものの、一般会計等に係る地方債の現在高や公営企業債等繰入見込額の増、充当可能基金の減により増加となった。今後も地方債の抑制や基金の運用の適正化に努め、比率増加を抑制するよう財政運営に努める
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基金残高に係る経年分析(2020年度)
基金残高合計
基金全体
(増減理由)財政調整基金については、一般財源確保のため減少。減債基金については、令和2年度に実施した大型事業及び今後予定している大型事業の元金償還を見据え増加。ふるさと応援基金の増加により、基金全体として増加基調にある。(今後の方針)人口減少による税収減、主幹産業である一次産業の不調や、各公共施設の老朽化に伴う改修・改築事業費の発生、維持補修費の増嵩等、基金繰り入れを通じた財源確保の必要性が増していくものと想定される。今後も町財政の状況に応じた繰り入れ・積み立てを検討し、適切な運営を行っていく。
財政調整基金
財政調整基金
(増減理由)ふるさと応援寄附金奨励事業や病院事業会計繰出金等の事業費伸長に伴う一般財源確保のため繰入を実施したことから残高が減少(今後の方針)人口減少による税収減、主幹産業である一次産業の不調などにより、一般財源の確保が必要となることから、今後も繰り入れの実施により基金残高は減少基調となることが想定される。
減債基金
減債基金
(増減理由)令和2年度に実施した大型事業及び今後予定している大型事業の元金償還を見据え増加。(今後の方針)今後も町財政の状況に応じた繰り入れ・積み立てを検討し、適切な運営を行っていく。
その他特定目的基金
その他特定目的基金
(基金の使途)・ふるさと応援基金:八雲町を愛し、応援しようとする人々から広く寄附金を募り、指定された事業を行うことによって当該寄附者の思いを実現化し、多様な人々の参画による個性豊かな活気あふれるまちづくりに資する。・公共施設整備基金:公共施設の整備のための財源。・地域振興基金:八雲町民の連帯の強化及び地域振興に資する事業。・まちづくり振興基金:個性的、魅力的な地域づくり事業。・ふるさと振興基金:創造的かつ戦略的な地域振興事業。(増減理由)・ふるさと応援基金は、ふるさと応援寄附金の全国的な伸長により、当町への寄附額も平成27年度から伸長している。受領した寄附金は寄附時に指定された事業に充当するために一旦積み立てるため、基金残高が増加した。・公共施設整備基金は、将来の公共施設整備のため、土地売払収入や立木売払収入を財源として積み立てを実施したため、基金残高が増加した。(今後の方針)・ふるさと応援基金については、寄附者指定の各種事業に充当し活気あふれるまちづくりに資することができるよう、ふるさと応援寄付金の奨励事業を推進し自主財源の確保に努めるとともに、町財政の状況に応じた繰り入れ・積み立てを検討し、適切な運営を行っていく。・公共施設整備基金は、公共施設の老朽化にともない、改修・改築等事業費の増嵩が見込まれるため、中長期的には減少基調となることが想定される。
公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2020年度)
有形固定資産減価償却率
有形固定資産減価償却率の分析欄
令和2年度の有形固定資産減価償却率は60.1%であり、類似団体平均と比較して1.0%下回っているものの、昨年度比較で1.4%上昇している。今後も公共施設の老朽化に伴い比率の上昇が予想されるため、長期的な視点による公共施設の更新・統廃合・長寿命化の計画的な実施により、財政負担の軽減・平準化に努める。
(参考)債務償還比率
債務償還比率の分析欄
令和2年度の債務償還比率は610.2%であり、類似団体平均と比較して93.8%上回っており、昨年度比較で88.7%増加している。多額の地方債の新規借入があり、地方債現在高の増加が要因と考える。今後は地方債の抑制や歳出の削減、基金の運用の適正化を進め、債務償還比率の減となるような財政運営に努める。
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析
令和2年度の将来負担比率については16.8%であり、前年度と比較し16.8%悪化している。また、類似団体内平均と比較しても6.6%上回っている。令和2年度は、新規発行した地方債や公営企業債等繰入見込額の増加のほか、会計年度を超える基金繰替運用を充当可能基金より除いて算定したことが主な要因である。有形固定資産減価償却率は類似団体平均と比較して1.0%下回っているものの、昨年度比較で1.4%上昇している。今後も公共施設の老朽化に伴い比率の上昇が予想されるため、公共施設の更新・統廃合・長寿命化の計画的な実施、地方債の抑制や歳出の削減、基金運用の適正化に努める。
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析
令和2年度の将来負担比率については16.8%であり、前年度と比較し16.8%悪化している。また、類似団体内平均と比較しても6.6%上回っている。令和2年度は、新規発行した地方債や公営企業債等繰入見込額の増加のほか、会計年度を超える基金繰替運用を充当可能基金より除いて算定したことが主な要因である。実質公債費比率については11.4%であり前年度と比較して1.0%悪化している。元利償還金や一部事務組合等の起債に充てられたと認められる負担金が増加したことが主な要因である。今後も地方債の抑制や基金の運用の適正化を進め、比率増加を抑制するような財政運営に努める。
施設類型別ストック情報分析表①(2020年度)
施設情報の分析欄
橋りょう・トンネル、公営住宅、学校施設、保育所、児童館については、有形固定資産減価償却率が類似団体平均を下回っているところであるが、道路については有形固定資産減価償却率が類似団体平均を上回っており、公民館においては有形固定資産減価償却率が類似団体平均を大きく上回っており、有形固定資産減価償却率が100%に到達し、償却が終了している。保育所以外の施設も有形固定資産減価償却率が50%を超えており、全体的に施設の老朽化が進行しているといえる。児童館は令和2年度に大規模改修を実施したため、有形固定資産減価償却率が大幅に減少している。各公共施設の老朽化の進行及び維持管理費の増嵩を抑制するため、公共施設の更新・統廃合・長寿命化の計画的な実施に努める。
施設類型別ストック情報分析表②(2020年度)
施設情報の分析欄
図書館、体育館・プール、消防施設、一般廃棄物処理施設の有形固定資産減価償却率は類似団体平均を下回っているが、庁舎については17.4%、保健センター・保健所については6.4%、福祉施設については5.5%上回っており建物の老朽化が進んでいる。各公共施設の老朽化の進行及び維持管理費の増嵩を抑制するため、公共施設の更新・統廃合・長寿命化の計画的な実施に努める。
財務書類に関する情報①(2020年度)
1.資産・負債の状況
一般会計等財務書類としては、主に減債基金及びふるさと応援基金の残高が伸長したが減価償却による減少により資産全体としては前年度比1.4%の減となった。負債については、地方債の残高が増加したことにより7.9%の増となった。各事業特別会計、企業会計を加えた全体財務書類、さらに一部事務組合等を加えた連結財務書類としては、減価償却による減少により資産は1.4%の減となった。負債については、地方債の残高が増加したことにより、全体財務書類で1.2%の増、連結財務書類で1.9%の増となった。
2.行政コストの状況
一般会計等財務書類としては、新型コロナウイルス感染症対策に係る各種協力金・応援金ほか、商品券発行事業に係る経費等の増大により純経常行政コストが40.6%の増となっている。純行政コスト全体としては37.1%の増となっている。全体財務書類及び連結財務書類については、一般会計等財務書類と同様の理由により、全体財務書類の純行政コストは28.0%の増、連結財務書類の純行政コストは25.1%の増となっている。今後も、行財政改革への取組を通じて行政コストの削減に努めていく。
3.純資産変動の状況
一般会計等財務書類としては、減債基金及びふるさと応援基金の残高が伸長したものの、減価償却による資産減少と負債になる地方債残高の伸長により、純資産残高は2,464百万円の減となった。全体財務書類及び連結財務書類についても、減価償却による資産減少により、全体財務書類の純資産残高は2,025百万円の減、連結財務書類の純資産残高は1,578百万円の減となった。今後も、行財政改革への取組を通じて行政コストの削減及び税収等自主財源の増加に努めていく。
4.資金収支の状況
一般会計等財務書類としては、業務活動収支において新型コロナウイルス感染症対策に係る各種協力金・応援金ほか、商品券発行事業に係る経費等の増大により、収支が1,310百万円の赤字となり176.3%の減となった。投資活動収支は施設整備等に係る補助金収入の増大などにより、収支が198百万円、109.10%の増となっている。財務活動収支は、地方債発行収入が地方債の償還額を上回ったことから、収支が1,180百万円となっており、本年度末資金残高は期首時点から68百万円増加し、192百万円となった。全体財務書類及び連結財務書類は一般会計等財務書類と同様の推移となり、全体財務書類の本年度末資金残高は期首時点から267万円増加し1,995百万円に、連結財務書類の本年度末資金残高は期首時点から593万円増加し2,399百万円になった。
財務書類に関する情報②(2020年度)
1.資産の状況
住民一人当たり資産額(歳入額対資産比率)は、合併前に旧市町毎に整備した公共施設があるため、類似団体平均を上回っている。有形固定資産減価償却率は類似団体平均をやや下回るものの、増加傾向を示している。将来の公共施設等の修繕や更新等に係る財政負担を軽減するため、平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設等の集約化・複合化・長寿命化を進めるなどにより、修繕経費・更新経費の削減に努めていく。
2.資産と負債の比率
純資産比率は、類似団体平均をやや上回っているものの、減価償却による資産減少により、純資産残高は微減傾向にある。純資産の減少は、将来世代が利用可能な資源を過去及び現世代が費消して便益を享受することを意味するため、純資産減少の要因となる行政コストについて、行財政改革への取組を通じて削減に努めていく。
3.行政コストの状況
住民一人当たり行政コストは類似団体平均を上回っている。新型コロナウイルス感染症対策に係る各種協力金・応援金ほか、商品券発行事業に係る経費等の増大により、行政コストは大きく伸長している状態である。今後も行財政改革への取組を通じて行政コストの削減を行うとともに税収等自主財源の確保に努めていく。
4.負債の状況
住民一人当たり負債額は類似団体平均を上回っている。負債の大半を建設事業に係る地方債が占めているため、今後においても建設事業の緊急度と住民ニーズを的確に把握し、地方債に大きく頼ることのない財政運営に努める。
5.受益者負担の状況
受益者負担比率は、主に新型コロナウイルス感染症対策に係る各種協力金・応援金ほか、商品券発行事業に係る経費等の増大により、0.7ポイントの減となり、類似団体平均値を下回った。今後も行財政改革への取組を通じて経常費用の削減を行うとともに税収等自主財源の確保に努めていく。
類似団体【Ⅳ-0】
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