地方財政ダッシュボード

山口県周南市の財政状況(2010年度)

収録データの年度

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共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2010年度)

目的別歳出
性質別歳出
歳入の内訳

財政比較分析表(2010年度)

財政力

類似団体平均を上回っているが、本市の財政構造上、周南コンビナートを形成する大企業の収益動向により税収が大きく左右されるという特徴を有しており、現下の経済情勢の中、企業の業績悪化の影響を受け、平成21年度以降低下傾向にある。定員管理や事務事業の見直しなどによる歳出削減と、自主財源の確保に努め、「歳入に見合った歳出の財政運営」を基本理念に、財政の健全化を推進する。

財政力指数

財政構造の弾力性

経常経費は、扶助費や公債費が増加したものの、退職者補充の抑制による人件費の削減などにより、対前年比0.37%減少した。経常一般財源は、地方税が減少したものの、臨時財政対策債を含めた実質的な地方交付税が増加したことにより、対前年比0.67%増加し、経常収支比率は5.1ポイント改善した。しかし、人件費や繰出金の比率が高いことから、類似団体平均を0.2ポイント下回っている状況であり、今後も引き続き、定員適正化による人件費の削減や事務事業の見直し、公共施設の統廃合などにより、経常経費の抑制に努める。また、合併優遇措置の終了に伴う平成26年度以降の普通交付税の段階的削減に対応するため、歳出構造の見直しを図っていく。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

類似団体平均に比べ高くなっているのは、人件費が8,348円高いことが主な要因である。職員給の目的別で比較すると、消防関係が38.4%高くなっており、比較団体の中に一部事務組合による運営により消防職員を抱えていない団体が含まれていることが影響している。(本市では、熊毛地域を除く市域で一部事務組合によらず直接運営している。)また、合併前の旧市町が整備した類似する公共施設が点在しているうえ、老朽化により施設の維持管理経費が多額となっていることも要因にあげられる。今後も引き続き、定員適正化による人件費の削減を図るとともに、公共施設の統廃合による維持管理経費の削減などにより、経費の抑制に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

平成19年度から給与構造改革に取り組み、給与体系の見直しを行ったところであるが、類似団体と比較すると、2.1ポイントの差があり高い水準にある。しかしながら、参考数値ではあるが、給与水準の調整を図るために支給されている地域手当を加味して算出を行ったラスパイレス指数(地域手当補正後ラスパイレス指数)をみると、平成22年度では99.2となり、類似団体とほぼ同じ数値となる。給与構造改革後も、さらなる給与の見直しを図り、地域手当補正後ラスパイレス指数が類似団体ライスパイレス指数を下回るよう適正化に努めたい。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

平成18年3月に策定した定員適正化計画(計画期間:平成17年4月1日~平成22年4月1日)、また平成22年3月に策定した第2次定員適正化計画(計画期間:平成21年4月1日~平成27年4月1日[平成21年において削減数が1年前倒しで達成したため策定])の遂行により、平成23年4月1日現在、計画当初から295人の削減を行ったところである。当該計画では最終年を平成27年4月1日として、さらに75人の人員を削減し、総計370人の削減を目指しており、今後も着実な遂行に努める。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

地方卸売市場事業特別会計や一部事務組合の地方債の償還が大きく減少したことなどにより、前年度に比べ0.9ポイント改善し、類似団体平均とほぼ同水準で推移している。今後は新市建設計画に掲げた大規模事業実施による一般会計の公債費が増加すると予測されるが、交付税措置のある合併特例債などの有利な地方債の活用や高金利債の繰上償還や借換えの実施により公債費抑制に努めていく。

実質公債費比率

将来負担の状況

昨年度に比べ6.8ポイント改善したものの、類似団体平均を18.4ポイント上回っている。地方債現在高については、合併特例債事業や安心・安全に係る普通建設事業の実施により増加しており、将来的にも増加することが予測されることから、交付税措置される有利な地方債を優先するなど、将来負担への影響を軽減するよう努める。また、基金についても、根幹をなすべき財政調整基金及び減債基金が行政需要の増加や市税収入の減少などにより安定的に積立てることができず将来負担を押し上げる要因となっている。今後は「健全財政推進計画」の推進により、拡大した歳出を抑制し、計画的に積み立てていくことで、数値改善に努める。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)

人件費

類似団体平均と比較すると2.1ポイントの差があるが、この主な要因は、類似団体と比較して職員数が多いことや嘱託職員等が増加傾向にあることなどがあげられる。一方、平成21年度から平成22年度にかけての経常収支比率の下落幅は、類似団体が1.7%であるのに対して、本市は2.7%となっており、これは、定員適正化計画における職員削減数が1年前倒しで達成できたことや、臨時・嘱託職員等、業務のニーズにあわせた多様な雇用形態を取り入れることによる人件費抑制効果であると思われる。今後も、臨時・嘱託職員等の利活用や民間へのアウトソーシング等の人件費抑制の効果的な手法を取り入れるとともに、正規職員の給料や諸手当等の見直しを図り、さらなる抑制に努めたい。

経常収支比率(人件費)

物件費

事務事業の見直しによる内部管理経費の抑制などにより、前年度と比較し0.4ポイント改善している。しかし、合併前の旧市町が整備した類似する公共施設が点在しており、施設管理経費の抑制は大きな課題となっている。公共施設の統廃合による施設管理経費の削減や事務事業の見直しなどによりに経費の抑制に努めていく。

経常収支比率(物件費)

扶助費

生活保護費の増加や子ども手当制度の創設により、前年度と比較して0.2ポイント悪化している。類似団体平均を1.8ポイント下回っているが、今後も高齢化などによる社会福祉費の増加が予想されることから、国の制度改正に対応するとともに、市単独事業の見直しを行い給付の適正化に努めていく。

経常収支比率(扶助費)

その他

特別会計に対する繰出金が多額なことなどから、類似団体平均を2.2ポイント上回っている。下水道事業への繰出金が大きな割合を占め、病院事業に対する繰出金を要することも影響している。各会計において、独立採算の原則のもと、経費削減や経営の効率化、受益者負担の適正化を図り、普通会計の負担を減らしていくよう努める。

経常収支比率(その他)

補助費等

市税等過誤納払戻金や一部事務組合負担金の減少により、前年度と比較して1.4ポイント改善したが、類似団体平均を0.4ポイント上回っている。主な要因として、一部事務組合負担金が多額であることがあげられる。各種団体への補助金については、効果的、効率的に運用するとともに、必要性や効果を検証し、一層の適正化を図っていく。

経常収支比率(補助費等)

公債費

前年と比較して0.3ポイント改善し、類似団体平均を2.4ポイント下回っている。しかし、今後は合併特例債や臨時財政対策債の元金償還が本格化することから、公債費は増加が見込まれる。交付税措置のある有利な地方債を有効に活用するとともに、公的資金補償金免除繰上償還の実施などにより公債費の抑制に努める。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

類似団体平均を2.6ポイント上回っている主な要因は、人件費及び繰出金が多額なことがあげられる。定員管理や事務事業の見直しなどにより、経費の抑制に努める。

経常収支比率(公債費以外)

実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)

分析欄

実質収支は、近年、15~16億円程度の黒字で推移していたが、平成22年度においては、約22億円の黒字と大幅に増加した。これは、予算を上回る歳入があったことや、国の経済対策にかかる交付金事業に不執行がでたことなどが主な要因である。財政調整基金については、平成21年度末では、急激な法人市民税の減収と大雨災害への対応のため、約10億円まで落ち込んだが、平成22年度において、約13億円積み増すことができた。今後も、国の合併支援措置の終了に伴う平成26年度からの普通交付税の段階的縮減を考慮し、基金積立額の増嵩を図る必要がある。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)

分析欄

平成19年度に介護老人保健施設事業会計において、赤字となっているのは当初想定していた利用者数を下回ったことによる料金収入の減である。それ以降赤字となっていないが、今後とも企業会計の経営健全化を進める。平成19年度のその他会計(赤字)については、老人保健特別会計及び地方卸売市場事業特別会計である。平成20年度のその他会計(赤字)については、地方卸売市場事業特別会計である。平成21年度のその他会計(赤字)については、老人保健特別会計である。老人保健特別会計の赤字については、制度上の問題によるものである。また、平成22年度で閉鎖される会計である。地方卸売市場の赤字については、多額の使用料滞納による資金不足は解消されたが、今後とも、使用料の滞納整理を行い、特別会計の経営健全化を進める。一般会計や水道事業会計、病院事業会計の黒字額が大きく、今後も連結実質赤字比率が赤字となることはないと推測される。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

元利償還金が増加傾向であるものの、準元利償還金(元利償還金等のうち、元利償還金を除いたもの)は減少傾向である上に、交付税に算入される算入公債費等は増加傾向であるため、実質公債費比率の分子は減少傾向である。今後も同じ傾向となることが予測される。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

一般会計等に係る地方債の残高は増加傾向であるが、交付税算入される起債を優先しているため、基準財政需要額算入見込額が増加傾向であり、将来負担比率の分子は減少傾向である。今後も同じ傾向となることが予測される。

将来負担比率

よくある質問

このページで何が分かりますか?

山口県周南市の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

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