地方財政ダッシュボード

秋田県鹿角市の財政状況(2010年度)

収録データの年度

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共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2010年度)

目的別歳出
性質別歳出
歳入の内訳

財政比較分析表(2010年度)

財政力

長引く景気低迷による市税の減収などにより、前年度から0.02ポイント低下し、類似団体平均を下回る0.32となっている。主要産業である農業を中心とした、6次産業化による付加価値の創出を含めた地域産業全体の活性化や、企業誘致による就労機会の拡大を図ることで、市民所得の増加を進めるとともに、市税等の徴収率向上に取り組み、自主財源の確保に努める。

財政力指数

財政構造の弾力性

経常経費充当一般財源等については、人件費や補助費、公債費が減少しているが、児童福祉費などの扶助費や特別会計への繰出金の増加により全体としては増加している。一方、経常一般財源等においては、地方税が減少したものの普通交付税は増加し、全体としては増加している。結果として前年度より5.3ポイント低い86.2%となり、類似団体平均を下回った。今後もさらなる経費節減を進めるとともに市税等の一般財源の確保に努め、財政構造の弾力性確保を図っていく。

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

経済対策の基金事業継続や大雪による除雪費の増加により、物件費等は前年度とほぼ同規模となったが、職員数の減少や期末手当の改正に伴う人件費の削減が進められた結果、119,458円と類似団体平均を下回っている。今後も指定管理者制度の活用など公共施設の適切な管理運営や事務の効率化に努め、物件費等の徹底した削減を行うとともに、人件費についても引き続き定員管理や給与の適正化に取り組み、経費の削減に努めていく。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

給料表の改定等を進めてきたが、近年、定年退職者や早期退職者とそれに伴う若年層の昇格が多い状況が続いたことが影響し、97.7と類似団体平均を上回った。今後も引き続き給与・手当について必要な見直しを図り、給与のより一層の適正化に努めていく。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

「第6次鹿角市行政改革大綱」に基づく計画的な定員削減及び「第7次鹿角市行政改革大綱」に基づく適切な定員管理を進めてきたことにより、6.89人と類似団体平均を大幅に下回っている。今後も事務事業の効率化や民間委託を推進しながら、限られた人的資源の効率的で機動的な人員配置に努め、適切な定員管理を行っていく。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

算入公債費は微減したものの標準財政規模が増加し、元利償還金も減少したため10.8%と昨年度より低い比率となり、類似団体平均を下回っている。今後、大規模な普通建設事業に伴う地方債の元利償還が始まるとともに比率が上昇することが見込まれるが、地方債発行の抑制を図りながら、適正な地方債管理に努めていく。

実質公債費比率

将来負担の状況

小中学校の耐震改修等の実施に伴い地方債現在高が増加したものの、計画的な定員削減による退職手当負担見込額の減少や債務負担行為額の減少などにより将来負担額全体としては減少している。また、普通交付税と臨時財政対策債発行可能額の増額に伴い標準財政規模が大きくなったことも要因となり、前年度を15.5ポイント下回る54.7%となった。現在は類似団体平均を大幅に下回っているが、今後、第6次鹿角市総合計画前期基本計画期間である平成23年度から平成27年度にかけて大規模な普通建設事業が集中するため、市債の償還額と発行額のバランスを注視しながら財政の健全化に努めていく。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)

人件費

勧奨退職や新採用人数の抑制、手当等の見直しなど、平成17年から平成21年度までの「集中改革プラン」及び平成22年度からの「第7次鹿角市行政改革大綱」に掲げた取り組みを計画的に実施した結果、人件費の削減が図られ、17.4%と類似団体平均を下回る比率となっている。今後も定期的に手当等の見直しを行うとともに、定員管理の適正化に努めていく。

経常収支比率(人件費)

物件費

13.2%と前年度より0.4ポイント減少したものの、大雪による除雪経費の影響などにより類似団体平均を上回っている。指定管理制度の導入を進めてきたことも要因となり、物件費としてはほぼ横ばいで推移しているが、人件費が大きく削減されており、全体としては経費削減が図られている。今後も徹底した事務事業の見直しを進め、経費削減に努めていく。

経常収支比率(物件費)

扶助費

保育園の認可化に伴う指定管理料や子ども手当への移行による児童福祉費の増加、障害者等自立支援給付扶助費の増加などにより年々増加してきており、12.1%と類似団体平均を大きく上回っている。必要な支援を確保しながらも、資格審査等の適正化や事業の見直しを進め、上昇傾向に歯止めをかけるよう努めていく。

経常収支比率(扶助費)

その他

類似団体平均並みの12.8%となっているが、療養給付費の増による国民健康保険特別会計への繰出金の増加等により、決算額は増加している。今後においても、高齢化の進行による後期高齢者医療特別会計や介護保険特別会計への繰出金の増加、新規の建設事業が予定されている農業集落排水事業特別会計への繰出金の増加などが予想されることから、特別会計における健康づくりや介護予防事業を進めるとともに、保険料や使用料、負担金の見直しを行うことにより、抑制に努めていく。

経常収支比率(その他)

補助費等

基金の活用により広域行政組合への負担金が減少したことなどを受けて、前年度を2.2ポイント下回る15.7%となったものの、主要産業である農業に対し手厚い支援を行うための各種補助金や児童・高齢者・障害者といった要援護者への支援を目的とした補助金等が増加傾向にあり、未だ類似団体平均を大きく上回っている。補助団体等の自立を促しながら、明確な基準のもと定期的な補助金の見直しを行い、補助額の縮小や廃止を進め、比率の上昇を抑制していく。

経常収支比率(補助費等)

公債費

償還額と地方債発行額のバランス等を考慮し地方債の発行を進めてきた結果、15.0%と類似団体平均を下回っているが、第6次鹿角市総合計画前期基本計画期間である平成23年度から平成27年度にかけて大規模な普通建設事業が集中することから、今後の上昇が見込まれる。比率の上昇を最小限に抑えるため、事業内容や事業費の精査に努め、適正な地方債管理を行っていく。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

人件費や補助費等の減少を受けて71.2%と前年度を3.8ポイント下回ったものの、扶助費や特別会計への繰出金などが増加傾向にあり、類似団体平均を上回っている。今後も事務事業の見直しを継続するとともに、各特別会計においては保険料、負担金等の見直しにより歳入確保を図るなどして繰出金の抑制に努め、経費削減を進めていく。

経常収支比率(公債費以外)

実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)

分析欄

現在の経済状況下では市税収入の大幅な増加も見込めず、普通交付税等に頼らざるを得ない状況である。普通交付税も減少していくものと見込んでおり、これまでは計画的に基金を積立て、財政調整基金残高は増えてきた。平成23年度から始まる第6次総合計画の実施のため、今後は基金の取崩しが予定されており、残高は減少する見込みである。しかしながら、財政調整基金については、ある程度の残高の維持が必要であるため、歳入歳出の個々の改善に向けた取組を継続しながら、基金残高の維持に努めていく。なお、実質収支比率については、望ましいとされている標準財政規模の3%~5%の範囲内となっている。

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)

分析欄

○上水道事業会計水道使用料収入等の決算における営業収益を預金として留保し、年々流動資産が増えているため、資金不足はきたしていない。今後は施設の更新など長期的な計画を見据えた健全経営の維持を続けていく。○一般会計普通建設事業費の不用額等により、余剰金を生じ黒字決算となっている。○国民健康保険事業特別会計平成19年度以降すべて黒字会計となっているが、平成21年度末で財政調整基金がなくなっているため、保険税の税率改正等を検討し、自主財源の確保に努めていく。○介護保険事業特別会計(保険事業勘定)○介護保険事業特別会計(介護サービス事業勘定)平成19年度以降すべて黒字会計となっている。○下水道事業特別会計○簡易水道事業特別会計○農業集落排水事業特別会計平成19年度以降すべて黒字会計となっているが、繰出基準以外の繰入を行なっているため、使用料の改正等を検討し、自主財源の確保に努めていく。○後期高齢者医療事業特別会計特別会計が新設された平成20年度以降、すべて黒字会計となっている。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

元利償還金は、平成20年度はS58、59年度借入の庁舎建設事業債等の償還終了により減額となり、平成21年度は臨時財政対策債等により増額となっている。また、平成22年度においては、S60年度借入の庁舎建設事業債やH4年度借入の総合運動公園整備事業債等の償還終了等により減額となった。公営企業債の元利償還金に対する繰入金については、平成21年度は補償金免除繰上償還を行なったことにより準元利償還額が下がったが、平成22年度には簡易水道事業と下水道事業の繰入基準額の増加等により増加している。債務負担行為に基づく支出額は、平成21年度に北鹿地域畜産基地建設事業費負担金償還対策事業費補助金や精神薄弱者更生施設鹿角苑建設事業費借入金償還補助金が終了したことにより減額となった。算入公債費等については、臨時財政対策債や過疎対策事業債の償還額算入が増加している。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

地方債残高については、平成20年度に合ノ野保育園改築事業や養護老人ホーム和光園改築支援事業などを行い、償還額を上回る発行をした結果、5億8千万円ほど増加し、債務負担行為に基づく支出予定額については、鹿角組合総合病院改築事業補助金として4年間で9億3千万円ほどの債務負担行為を設定したことにより増加した。なお、このうち年間2億3千万円ほどが地方債の現在高に計上されている。第6次総合計画実施のため、まちづくり基金や教育施設整備基金へ、また、財源不足に備え財政調整基金への積み増しを行なった結果、充当可能基金は増加してきている。平成21年度以降は地方債の発行を抑制するとともに、基金への積立を行なったため、将来負担比率の分子については、減少してきているが、今後の第6次総合計画実施においては、地方債の発行や基金の取崩しの増加が計画されており、分子が増加する見通しである。計画的な事業実施を行いながら、中長期的な目線で比率等を分析し、財政の健全性の維持に努めていく。

将来負担比率

よくある質問

このページで何が分かりますか?

秋田県鹿角市の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

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