秋田県横手市：ゆとりおん大雄の経営状況（2020年度）

収益的収支比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（％）				103.94474034620508	102.28064952898586	95.6	102.8	99.9	99.9

他会計補助金比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（％）				11.469322954010035	26.463823850997247	27.2	36.1	39.839108286100746	54.2

定員稼働率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（％）				2.292718096611392	3.485425893500876	4.5	5.1	4.2	1.6

売上高人件費比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（％）				29.829915307622315	44.43903291872721	52.3	52.7	51.7831121793187	89.9

売上高ＧＯＰ比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（％）				-9.335759781619654	-30.047704680553476	-46.8	-50.8	-67.19919508563966	-119.8

収益等の状況について

新型コロナウイルス感染症の影響もあり利用者数が伸びず、前年度比で他会計補助金にさらに依存する結果となった。定員稼働率やGOP比率、EBITDAの減少傾向や、人件費率の増加傾向は前年度同様に続いており、収益性が低い状況となっている。

施設の資産価値

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（千円）						259462.0	240852.0	225320.0	224261.0

設備投資見込額

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（千円）						30715.0	107531.0	178319.0	86000.0

企業債残高対料金収入比率

年度	2012	2013	2014	2015	2016	2017	2018	2019	2020
当該団体値（％）				0.0	0.0	0.0	0.0	0.0	0.0

資産等の状況について

施設の資産価値224,261千円に対し、設備投資見込額は86,000千円となっている。施設の老朽化が進んでいることから、今後更新のための設備投資が見込まれる。

利用の状況について

新型コロナウイルスの影響もあり、宿泊者数が減少している。サービス内容や料金体系の見直し等を図り、宿泊需要の取り込みを図る必要がある。

全体総括

現在の収益性の低さと、人件費比率の高い状況に加え、新型コロナウイルスの影響による外出控え、施設老朽化に対する設備投資など、収入減と経費かかり増しの要因が多くあるため、単年度収支の悪化の恐れがある。他会計補助金の負担を増やさないためには、利用者数増のための新しいサービスの提供や人件費等の経費節減などにより、効率的な運営体制の構築を図るほか、民営化も手段の一つとして検討する。