秋田県横手市:末端給水事業の経営状況(2019年度)
秋田県横手市が所管する水道事業「末端給水事業」について、2019年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2019年度)
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は昨年度よりも悪化し、98.28%となり全国平均値との差も昨年度比較4.7ポイント広がっている。令和元年度は、既存施設の解体や配水池の補修工事など昨年度と比較して経費が嵩んだことが影響している。また、令和元年度は暖冬となったこともあり給水収益は減少に転じている。いずれにせよ収益の減少傾向は続いており経営状況は予断を許さないため引き続き健全な経営に努める。②累積欠損金比率について、36,684千円の純損失となったものの、利益積立金を取り崩し欠損金を解消している。③流動比率は178.51%となっており若干低下しているものの、短期的な支払能力(資金繰り)に支障はない。④企業債残高対給水収益比率は746.90%であり、昨年度より低下しているものの、類似団体と比較して依然高い水準にある。内部留保資金を一定の水準で維持し、企業債残高の適正管理をしながら計画的な投資を実施する必要がある。⑤料金回収率は91.23%と悪化している。これは、供給単価が昨年度とほぼ同額の212.87円だったが、給水原価が219.87円から233.33円と増加したことによる。この率が100%を割り込み、また全国平均を下回っている現状を考慮すると、将来的な料金改定は避けられない状況にある。⑥給水原価は233.33円であり、昨年度と比較して13.46円増加した。令和元年度については解体工事や補修工事が嵩んだことが要因であるがそれを除いても依然として類似団体と比較して高い状況にある。経費削減に努めることは当然であるが、施設の統廃合等によりコストダウンを図り、給水原価の圧縮を行っていかなければならない。⑦⑧施設利用率は類似団体と比較して良い数字で適正な施設規模と言えるが、有収率は74.93%であり給水量が直接収益につながっていない状態である。漏水調査に基いた計画的な管路更新の実施による有収率向上が喫緊の課題である。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は42.68%となっており、全国や類似団体平均と比較すると若干良い数値となっているが、昨年度と比較して数値が増えており資産の老朽化が進んでいることが指標からも読み取れる。②管路経年化率は11.45%であり、全国や類似団体平均と比較すると若干良い数値となっているが、このまま推移すると加速度的に増える状況にある。このため、管路評価基準及び更新計画により、更新重要度の評価が高い管路から順次更新事業を実施していく計画である。③管路更新率は1.00%であり、全国や類似団体平均を上回っている。昨年度より若干改善しているものの、有形固定資産減価償却率や管路経年化率が増加傾向にあることからも、満足できる更新率(投資額)ではない。施設の更新と管路更新の費用のバランスを取りながら、計画的な投資額の確保と事業推進が必要である。
全体総括
経常収支比率が悪化し、98.28%と100%を割り込みんでいることや、料金回収率が91.23%で100%を下回っており原価割れの状況が続いている。この回収率の悪化は大沢第二浄水場の供用開始による減価償却等の費用の増加や単年度の補修工事や解体工事費が大きく影響しているが、今後も管路資産を中心として更新費用等が嵩み、資本費はさらに悪化していくと考えられる。このため、一定水準の内部留保資金の確保を図るためには、料金改定は避けられない状況にある。平成30年度において経営戦略の改訂を行ったところであるが中長期的な視点で将来を見極め持続可能な経営となるように注視していく必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
末端給水事業の2019年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の横手市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。