白石町:特定環境保全公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2020年度)

経営の健全性・効率性について

経常収支比率は、100%を超えているが、一般会計からの負担金収入が大きいためである。前年度に比べ営業費用が減少したが、一般会計からの負担金収入も減少したため、前年度比△3.33%となった。流動比率は、100%を超えている。法適用前の減債基金を預金として留保しているためで、類似団体より高くなっている。1年以内の企業債償還金の増加により、前年度比△21.15%となった。企業債残高対事業規模比率が低くなっているのは、一般会計からの出資金等があるためである。経費回収率は、職員給与費の減少等により、前年度比10.91%増加したが100%には届いていない。汚水処理原価について、類似団体より低くなっているのは、供用開始後8年目で維持管理費が少額となっているためである。今後の維持管理費の増加に備える必要がある。施設利用率は、類似団体より高く、前年度より5.57%増加した。今後人口減少等による利用率低下が考えられ、処理能力が過大にならないように注視していく。特定環境保全公共下水道事業は、平成25年度の供用開始後、現在も整備面積を拡大している。引続き早期接続を推進、水洗化率向上に努める。

老朽化の状況について

令和元年度から地方公営企業法の一部適用をしてているため、減価償却累計額が少額で減価償却率も低くなっている。平成25年度に供用開始しているため、老朽化率は0%である。処理施設やマンホールポンプについて、定期的な点検、計画的な修繕をおこない、各年度の財政負担の平準化を図る。また、施設更新や大規模修繕に備え、財源確保に努める。

全体総括

下水道事業を取りまく環境は厳しいが、整備内区域において、接続率向上による使用料収入の増加を図る。整備完了後の料金改定についても検討する必要がある。また、計画的な施設更新及び修繕、経費の削減等により、経営改善、安定した事業運営に努めていく。

類似団体【D3】

函館市 美唄市 森町 標茶町 弟子屈町 佐井村 南部町 二戸市 八幡平市 田野畑村 長井市 金山町 常陸太田市 長野原町 横瀬町 神川町 上里町 檜原村 新島村 珠洲市 揖斐川町 茨木市 市川町 高取町 吉野町 御坊市 大田市 西ノ島町 笠岡市 井原市 新庄村 奈義町 竹原市 世羅町 山口市 徳島市 板野町 つるぎ町 伊方町 土佐町 太宰府市 宮若市 那珂川市 みやき町 玄海町 白石町 西海市 南島原市 和水町 南小国町 益城町 豊後高田市 小林市 大宜味村