御所市:公共下水道

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収集されたデータの年度

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経営比較分析表(2014年度)

経営の健全性・効率性について

人口減少に伴い、料金収入が思うように伸びていない。ただ、公債費の償還ピーク(第1回目)が過ぎたことから、収支の改善が図られてきている。流域下水道の上流端であることから、公共下水道の整備開始が他市町村より遅れたため、建設単価が高くなってから整備を開始したので、企業債残高対事業規模比率が高い。経費回収率が低いのは、水洗化率が低いためであるが、水洗化率の微増に伴い改善している。汚水処理原価については、水洗化率が低いことに加え、マンション等高層の住居が少なく、大口の事業所が少ないこと等から有収水量が伸びないことで高くなっていると考えられる。住民の経済的理由や高齢化により水洗化率が低い現状がある。

老朽化の状況について

建設開始が昭和58年度、供用開始は平成4年度であることから現在、築30年以上経過する管渠は全体の3.2%であり、管渠の閉塞・陥没等の事例は無い。

全体総括

現在の経営状況を改善させるためには、料金改定及び加入促進の強化の必要性を感じている。今後、近隣市の動向や住民理解を考慮した上で使用料改定を考えていきたい。類似団体に比べると、料金水準の適切性・費用の効率性・水洗化率が低い事を踏まえ、更なる加入促進の強化を行いたい。今後の老朽化対策については、調査を重ね計画を策定し、老朽管渠の更新を行っていく。

類似団体【Cb2】

野木町 羽生市 宮代町 杉戸町 富里市 三浦市 葉山町 大磯町 二宮町 開成町 湯河原町 三条市 内灘町 島田市 裾野市 函南町 長泉町 高浜市 阿久比町 阪南市 忠岡町 田尻町 太子町 御所市 高取町 上牧町 王寺町 尾道市 海田町 伊予市 南国市 四万十市 須恵町 新宮町 水巻町 時津町 益城町 南風原町