経常収支比率
収益的収支比率
累積欠損金比率
流動比率
経費回収率
汚水処理原価
水洗化率
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経営の健全性・効率性について令和2年4月1日に公営企業会計を適用し、過去3か年分との比較を表示しています。①経常収支比率は100%となっていますが、類似団体平均値や全国平均は下回っている状況です。⑤経費回収率は98.14%と類似団体平均値よりも高い水準ですが、④企業債残高対事業規模比率については、類似団体平均値及び全国平均を上回る高い割合となっています。公共下水道の概成を迎えるまで整備事業が継続し、今後も企業債残高の増加が見込まれるため、計画的な償還が必要であるとともに、下水道使用料収入が増加する取組みが必要と思われます。その一環として、⑧水洗化率が類似団体平均値を下回っていることから、下水道未接続世帯に対する戸別訪問の範囲を拡大するなど、接続促進の取組みを強化していきます。
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有形固定資産減価償却率
管渠老朽化率
管渠改善率
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老朽化の状況について平成2年度より公共下水道工事に着手し、現状では、耐用年数に達する管渠等はなく、②管渠老朽化率や③管渠改善率は0%となっています。今後も、ストックマネジメント計画の策定などにより、将来の更新需要の把握に努めます。
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全体総括公共下水道が概成を迎えるまで、企業債残高の増加が見込まれます。また、経費回収率が100%に近い状況にあるなか、ストックマネジメント計画や今後改定を予定している経営戦略を踏まえ、経営の状況の動向を注視するとともに、下水道使用料改定検討について、前回検討から3年目となる令和7年度には、改めて改定検討を行い、健全な運営に努めます。
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