経営の健全性・効率性について
高浜市の公共下水道事業は、整備途中であることから類似団体平均と比較すると経費回収率など「経営の効率性」が若干下回っておりますが、これは、今後の整備に伴う水洗化人口の増等により、安定した収益が得られるようになれば、徐々に解消されるものです。しかしながら、今後も管渠整備拡大に伴う投資は必要であり、企業債借入は増加することが見込まれますので、より一層、水洗化率の向上を目指し、安定した収益を得られる様、経営改善に努めてまいります。
老朽化の状況について
現在、法定耐用年数を経過した管渠はありませんが、今後、老朽化に伴い、管渠の更新計画を進めてまいります。
全体総括
現在の普及率は、市全域の56.75%であり、今後も整備を進め、市民の皆様に下水道を使用していただけるよう事業を進めるとともに、水洗化の普及に努め、安定した収益を確保し、「経営の健全性及び効率性」を目指します。